金融教育が次世代に必要な理由|「稼ぐ」より「使い方・増やし方」

お金の授業を受けずに大人になる日本。 その結果、多くの人が「働く=お金を得る」で止まってしまっています。 しかし本来、お金は「使い方」「増やし方」「守り方」を学ぶものです。


① 学校で教わらない現実

義務教育では金融リテラシーを学ぶ機会がほとんどありません。 そのため、多くの社会人が「貯金しか知らない」状態で社会に出ます。


② 金融教育は“生きる力”

家計管理・投資・税金・保険——これらは生涯にわたって必要な知識。 知っているかどうかで、人生の自由度がまるで違います。


③ 子ども世代に伝えるには

まず親が実践して見せること。 お金を「怖いもの」「汚いもの」ではなく、 人生を豊かにするツールとして教えることが大切です。


まとめ

  • お金の教育=生き方の教育
  • 大人が学び、子どもに伝える
  • 金融リテラシーは未来を変える

「知ること」からすべてが始まります。 次世代に、自分で未来を切り開く力を伝えていきましょう。


📘 教育FP講座案内 → 公式サイト
🪙 実践コラム → note

株式投資の未来から学ぶ『長期視点』|200年のデータが示す揺るぎない真実

投資をしていると、どうしても気になるのが「今の株価」。 上がった、下がったで一喜一憂してしまうのは自然なことです。 でも本当に大切なのは、“長期で見た時にどうなるか”です。

その真実を数字で教えてくれるのが、 ジェレミー・シーゲル教授の名著『株式投資の未来』。 私はこの本を読んでから、株価の上下に動じなくなりました。


200年のデータが教えてくれること

シーゲル教授は、アメリカの株式・債券・金・現金の200年分のデータを比較しました。 その結果、最も高いリターンを生んだのは圧倒的に株式。 インフレを加味しても、年平均6〜7%で資産が成長していたのです。

つまり、長期的に見れば「株式は最もリスクが低く、リターンが高い資産」。 このデータは、投資家にとって揺るぎない安心感を与えてくれます。


短期の不安を消すのは“知識”

投資をしていると、下落相場は必ず訪れます。 しかし、シーゲル教授の研究を知っていると、 「これは歴史の一部だ」と冷静に受け止められるようになります。

200年の歴史の中で、リーマンショックや戦争、パンデミックがあっても、 市場は必ず回復してきました。 だから私は、下がった時こそ淡々と買い続けます。


時間こそ最大の味方

短期の値動きは運。でも、時間は裏切らない。 毎月コツコツ積み立てることで、複利が働き、雪だるまのように資産が増えていきます。

この考え方は、ボーグルやマルキール、エリスの思想とも共通しています。 「予測せず、信じて続ける」。 それが投資で結果を出す唯一の方法なのです。


“売らない”という選択が未来を変える

私は投資を始めてから10年以上、 一度もインデックスファンドを売ったことがありません。 それは「シーゲル理論を信じているから」。

投資とは、短期で儲けることではなく、 時間を味方につけて未来を買う行為です。


まとめ

  • 200年のデータで見ても株式が最強の資産
  • 短期の上下はノイズ、長期で見れば成長
  • 信じて続ける人だけが複利の恩恵を受けられる

焦らず、惑わされず、手を動かさず。 それが“株式投資の未来”が教えてくれた、私の投資スタイルです。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 実体験と思想を読みたい方 → note

投資初心者がやりがちな5つの誤り|正しい行動を続けるための基礎知識

投資で失敗する原因の多くは、「知識不足」ではありません。 本当の原因は“間違った行動”にあります。

私自身、インデックス投資を12年以上続けてきましたが、 最初の数年はニュースやSNSに振り回され、何度も“やってはいけない行動”をしてきました。 今振り返ると、投資で成功する人と失敗する人の違いは、知識量ではなく習慣と姿勢です。

この記事では、初心者がやりがちな5つの誤りと、 そこから抜け出すための正しい考え方を紹介します。


① タイミング投資を狙う

「今が底だから買おう」「もうすぐ暴落が来るかも」── こうした“予想ベース”の投資をしてしまう人はとても多いです。 でも、マーケットの未来を読める人は、プロでもほぼいません。

ウォーレン・バフェットもこう言っています。

「タイミングを計ろうとする者は、永遠に投資のタイミングを逃す。」

私の結論は明確です。 「いつ買うか」ではなく、「どれだけ長く持つか」がすべて。 投資は“今”始める人が最も強いのです。


② 分散しすぎ・集中しすぎ

10本以上のファンドを買って「なんとなく安心」という人がいます。 でも、それはただの“見せかけの分散”です。 内容が似たようなファンドをいくつも持っても意味はありません。

一方で、「米国一本で勝負!」と全資産を1ファンドに集中するのも危険。 理想は2〜3本の低コストインデックスファンドに絞ることです。

  • ・全世界株式(オルカン)
  • ・S&P500(米国中心)
  • ・場合によっては先進国 or 新興国株式を追加

この組み合わせで、世界経済の成長を丸ごと取り込めます。 シンプルこそ、最強の分散です。


③ 感情で売買する

株価が下がると「怖い」、上がると「もっと買わなきゃ」。 これが、初心者が最も陥りやすい罠です。 でも、マーケットは感情で動かすものではなく、仕組みで付き合うものです。

私が学んだ教訓は、「見る時間を減らすほど成功する」。 積立設定をしたら、あとは口座を見ない。 感情を切り離せば、複利の力が最大化します。


④ 高コスト商品を選ぶ

「〇〇保険型ファンド」「テーマ株式」「毎月分配」── 初心者が惹かれやすい商品ほど、手数料が高く、長期では負けやすい構造です。

ジョン・ボーグル(Vanguard創業者)はこう言いました。

「投資家の最大の敵は市場ではなく、コストである。」

信託報酬が1%高いだけで、20年後のリターンは数百万円も変わります。 買っていい投資信託は全体の1%程度。 残り99%は、売り手のための商品です。


⑤ 継続できない・途中でやめる

一番多い失敗は、途中でやめてしまうこと。 下落相場になると「やっぱり怖い」「今やめた方がいいかも」と止めてしまう。

でも、投資は“途中でやめた瞬間に負け”です。 積立を自動化して、感情から距離を取ることが何より大事。

私は、どんな暴落時でも一度も売りませんでした。 なぜなら、投資とは「短期で勝つこと」ではなく、「市場に居続けること」だから。


まとめ|正しい行動を“続ける”人が勝つ

  • ① タイミングは狙わない。始めた人が勝つ。
  • ② 分散は2〜3本のインデックスで十分。
  • ③ 感情を排除し、自動化する。
  • ④ 手数料の安い商品を選ぶ。
  • ⑤ 売らずに、続ける。

結論はシンプルです。 「早く始めて、長く続け、売らない。」 それだけで、10年後・20年後にはまったく違う景色が見えます。

投資は一部の天才が勝つゲームではなく、誰でも再現できる習慣のゲームです。


📘 投資初心者のためのガイド → 公式サイト(WordPress)
🪙 実践ノウハウ・体験記 → note

複利の力を最大化する3原則|“時間”と“継続”が生む奇跡

投資の世界で最も偉大な力、それが複利です。 アインシュタインが「人類最大の発明」と称したように、複利とは時間を味方につける仕組みです。

複利とは、利益が新たな利益を生む循環のこと。 短期で結果を求める人ほど、この力を十分に使いこなせません。 しかし、地道に続ける人だけが、やがて「何もしなくても増える」段階に到達します。

私はインデックス投資を12年以上続けていますが、最初の数年は本当に成果を感じませんでした。 しかし10年を過ぎた頃、ようやく“雪だるまが転がり始める瞬間”を実感しました。


① 種銭を貯める|元本を増やすほど複利は加速する

複利を最大化するために、最初に大切なのは種銭を作る力です。 元本が大きいほど、増えるスピードは加速します。

例えば、年利4%で運用した場合:

  • 元本100万円 → 20年後 約219万円
  • 元本500万円 → 20年後 約1,096万円
  • 元本1,000万円 → 20年後 約2,191万円

複利の効果は「額の大小」で大きく差が出ます。 つまり、早く・多く・長く始めるほど有利。

私自身、社会人になって最初の5年間は投資よりも“貯蓄体質の形成”に集中しました。 生活費を抑え、ボーナスの半分を投資資金に回す。 この積み重ねが後の加速を生みました。


② 早く始める|時間は最大の味方

複利の最大の武器は「時間」です。 どんなに優れた投資商品でも、時間をかけなければ大きく育ちません。

仮に同じ年利4%で30年間運用する場合:

  • 25歳スタート → 55歳で約3.2倍
  • 35歳スタート → 65歳で約2.2倍

10年の差が「1.5倍以上の資産差」を生みます。 つまり、早く始めること自体が最強の投資戦略です。

インデックス投資の世界では「時間を味方につける者が最終的に勝つ」と言われます。 これは、ボーグルやエリス、マルキールの著書すべてに共通する真理です。


③ 継続する・売らない|途中でやめた人は複利を失う

複利は「続ける人」にしか働きません。 市場が下がったときに売ってしまうと、そこまで積み上げた複利が一瞬で止まります。

たとえば、リーマンショックやコロナショックのときに手放した人は、 その後の回復で得られた複利の恩恵を失いました。

インデックス投資の本質は「勝つこと」ではなく「離脱しないこと」。 チャールズ・エリスが『敗者のゲーム』で述べたように、 市場に居続ける人が最終的な勝者です。

私はどんな下落相場でも、一度も売ったことがありません。 積立設定を変えず、口座を見ない。 “退屈な投資こそ、最も確実な投資”です。


④ 手数料を下げる|コストは複利の敵

信託報酬がわずか0.5%違うだけで、20年後には数百万円の差になります。 低コストのインデックスファンドを選ぶことが、複利の最大化には不可欠です。

ボーグルは「投資家の最大の敵は市場ではなくコストだ」と言いました。 毎年1%の手数料を削ることは、年1%の運用益を上げるよりずっと価値があります。


⑤ 再投資を続ける|利益を使わず、雪だるまを大きくする

配当や分配金を受け取って使うのではなく、再投資に回す。 この「利益が利益を生む」状態が本当の複利です。

私は再投資型のインデックスファンドを中心に運用しています。 受け取らずに再投資を続けることで、 資産の増え方が年々“加速”していくのを実感しています。


まとめ|複利の力は「早く・続けて・売らない」

  • ① 種銭を作り、元本を増やす
  • ② 早く始め、時間を味方につける
  • ③ 下落時も売らずに継続する
  • ④ 手数料を抑え、利益を再投資

複利の力は、あなたの味方です。 焦らず、コツコツ積み上げていけば、 10年後・20年後には“何もしなくても増える仕組み”が完成します。


📘 複利シミュレーター → 公式サイト(WordPress)
🪙 複利実践とインデックス投資思想 → note

共働き夫婦の最大の強み|2つの安定収入で“再現性のある資産形成”を実現する

共働きという働き方は、今や当たり前になりつつあります。 でも、多くの家庭では「忙しい」「時間がない」「投資まで手が回らない」と悩む人も少なくありません。

実は、共働き夫婦こそが最も再現性の高い資産形成モデルを作ることができます。 私自身、夫婦共働きで世帯年収約1,400万円。 2つの安定収入を土台にインデックス投資+不動産投資を組み合わせ、 堅実に資産を増やしてきました。


2つの収入源が生む「圧倒的な安定感」

まず、共働きの最大のメリットは収入の安定性。 どちらかが転職・休職・育休に入っても、生活は大きく揺らぎません。

生活費はあくまで1人の収入でまかなう設計にして、 もう1人の収入をそのまま投資・貯蓄へ回す。 これだけで年間400万円以上の投資余力を作ることが可能です。

例えば我が家の場合:

  • 夫:手取り70万円 → 生活費・家計のベース
  • 妻:手取り60万円 → 投資・貯蓄・教育資金

生活費を24万円に固定し、残りは全額「未来の資産」に振り分けています。 この仕組みを作るだけで、資産は自動的に増え続けるようになります。


お金を「話し合う」より「仕組み化する」

夫婦で家計を管理するうえで、最も大切なのは“話し合い”ではなくルール化。 お金の使い方を毎月議論していては、エネルギーを消耗してしまいます。

我が家のルールはシンプルです。

  • ・給与日翌日に自動で投資信託を積立
  • ・iDeCo・NISAを夫婦で最大活用
  • ・生活費は固定、余剰金は全て投資へ

つまり、「使う前に貯まる仕組み」を作っておけば、 自然と投資が継続でき、夫婦で喧嘩になることもありません。


不動産でキャッシュフローを積み上げる

さらに、私たちは不動産投資も行っています。 現在、総額2億円の物件を運用中。 年間家賃収入は約700万円、手残りは150万円ほど。

給与収入に加え、この「第三の収入=家賃CF」が生まれることで、 日々の安心感がまったく違ってきます。 仮にどちらかの収入が減っても、家賃収入が支えになってくれます。

共働きでローン審査も通りやすく、資金調達の面でも大きなアドバンテージがあります。


夫婦2人で「攻め」と「守り」のバランスを

私が考える理想の共働きモデルは、 夫が「攻め」(投資・収入拡大)、妻が「守り」(家計管理・資産防衛)という分担。 お互いの得意分野を活かして役割を分ければ、家庭全体が強くなります。

どちらかが感情的に投資判断をしても、もう一方がブレーキをかけられる。 夫婦2人で一つのポートフォリオを持つことが、最大のリスク分散です。


まとめ|共働きは「最も再現性の高い資産形成スタイル」

  • 2つの収入源が「リスク分散」と「安定投資」を両立
  • 自動積立と固定費管理で「話し合わなくても貯まる」
  • 不動産CFで「生活の安心」を確保

夫婦が協力し、仕組みで資産を増やす。 それが、共働きという最大の強みを活かす生き方です。


📘 共働き家計の最適設計を学ぶ → 公式サイト(WordPress)
🪙 実践ストーリーと体験談 → note

副業しなくても資産が増える仕組み|お金を“働かせる”3段階の自動成長モデル

副業で疲れていませんか? 仕事終わりに転売やアフィリエイトに時間を使っても、なかなか続かない── それは、労働でお金を増やすには限界があるからです。

私もかつては同じように考えていました。 でも、ある時気づいたんです。 「自分が働かなくても、資産が勝手に働いてくれたら?」 そこから、“仕組みでお金を増やす”方法に切り替えました。


私の収入は3層構造

現在の収入源は次の3つです。

  • ① 給与収入(本業)・・・年収約1,100万円
  • ② 家賃収入(不動産)・・・年間約300万円
  • ③ 投資収入(インデックス)・・・年利3〜5%

この「3層構造」を作ることで、仮に仕事を休んでも、 資産が自動的に成長する仕組みが完成しました。


副業の代わりに“仕組み化”する

副業は「時間をお金に換える」働き方です。 一方、資産形成は「お金が時間を生み出す」仕組み。 根本的な考え方がまったく違います。

私の仕組みはすべて自動化しています。

  • ・給与→自動積立(NISA・iDeCo・定期積立)
  • ・家賃→自動入金→ローン自動返済
  • ・投資→毎月自動購入

これで、手動で動く部分はゼロ。 仕組みが24時間働いてくれるため、 仕事や家族との時間を大切にできます。


お金を“働かせる”という発想

ボーグルやエリスの名著にも共通していますが、 投資の本質は「感情ではなく、仕組み」です。 インデックス投資も不動産投資も、 一度ルールを作ればあとは継続と放置です。

私は「自分が働く時間」を減らし、 「お金が働く時間」を増やすことを意識しています。

例えば、1日2時間副業して月5万円を稼ぐより、 資産が自動で5万円増える方が圧倒的に効率的です。 そのための仕組みを作ることが、真の“副業”だと思っています。


投資が時間を取り戻してくれる

投資はお金を増やすだけでなく、時間を取り戻す手段でもあります。 家族と過ごす時間、学びの時間、健康の時間。 これらを削ってまで働く必要はありません。

「副業をやめる」のではなく、 「仕組みを作ってお金を働かせる」。 それが私の資産形成の根幹です。


まとめ|副業しなくてもお金は増やせる

  • 収入を3本柱(給与・不動産・投資)で構築
  • すべてを自動化して“放ったらかし”に
  • 自分が働かずに、お金が働く仕組みを作る

「頑張る」より「仕組み化する」。 この発想の転換が、あなたの人生に時間と余裕を取り戻してくれます。


📘 自動化の設計図 → 公式サイト(WordPress)
🪙 放ったらかし投資の実践記 → note

インフレに強い資産形成の実践法|給与・不動産・インデックス投資の3本柱で守りながら増やす

物価が上がり、家計の負担が重くなる今。 「貯金だけで本当に大丈夫?」と感じる人が増えています。 実際、インフレが進むほど現金の価値は下がっていく。 だからこそ、私は“インフレに強い資産形成”を実践しています。

それは、給与・不動産・インデックス投資の3本柱で、 守りながら確実に資産を増やす方法です。


給与:安定した基盤がすべての出発点

私は会社員として年収1,100万円。 給与収入は「生活費+投資原資」を支える最も安定したキャッシュフローです。

インフレが進んでも、給与は少しずつ上がり、 社会的信用を保ちながら安定した基盤を維持できます。 これが、投資や不動産に挑戦する“安心の土台”です。


不動産:インフレに連動する現金収入

不動産はインフレ時に家賃が上がりやすい特性があります。 私は1億円の物件を自己資金1,000万円で購入し、 年間700万円の家賃収入から150万円の手残りを得ています。

借入金は名目固定なので、インフレが進むほど「実質的な負債」が減っていきます。 つまり、インフレが味方になる仕組みなんです。


インデックス投資:世界経済の成長を取り込む

ボーグル、エリス、マルキールが説いた「長期・分散・低コスト」。 私はこの考え方に基づき、S&P500とオルカン(全世界株式)を自動積立しています。

相場の上下に惑わされず、時間を味方にする。 10年以上積み立てることで、着実に複利の力が働き、資産が増えていきます。


3本柱が生む“揺るがない構造”

給与=安定、不動産=インフレ耐性、投資=成長エンジン。 この3本柱をバランスよく持つことで、 どんな経済状況でも資産を「守りながら増やす」ことができます。

現金だけに頼らない。 それがインフレの時代を生き抜くための、最強の防衛策です。


まとめ|インフレを恐れず、味方にする

  • 給与:安定した生活の土台
  • 不動産:インフレに連動する現金流
  • 投資:世界経済の成長を享受する手段

この3本柱を持てば、どんな時代でも揺るがない資産形成ができます。 私が実践してきたのは、「守りながら増やす」という考え方。 インフレを恐れず、味方にしていきましょう。


📘 実践モデル・不動産CF公開 → 公式サイト(WordPress)
🪙 投資・資産形成の思想を読む → note

資産形成の黄金比|世帯年収1500万円の家庭が実践する“お金の流れ”

資産形成において最も大切なのは「お金の流れ方」です。 どれだけ稼いでも、流れが整っていなければお金は貯まりません。

今回は、私自身が実践している“資産形成の黄金比”を紹介します。 これは世帯年収1,500万円(手取り約1,100万円)の家庭で実践している 再現性の高い家計設計です。


資産形成の黄金比は「4:4:2」

手取り収入を次の3つに分けています:

  • 生活費:40%(約440万円)
  • 投資:40%(約440万円)
  • 貯蓄:20%(約220万円)

このバランスが崩れなければ、 誰でも自然に資産が増え続けます。 ポイントは、「投資と貯蓄で60%」を固定すること。 これにより、毎年必ず純資産が増えていく構造を作れます。


生活費を“最適化”する

我慢ではなく、仕組みで生活費を40%に抑えます。 家族4人の生活費は月約24万円。 住居費・食費・通信費・教育費などを最適化し、 「生活レベルを上げない」ことを徹底しています。

昇給しても生活費は上げない。 これが、黒字家計を続ける最大のコツです。


投資でお金を“働かせる”

投資の目的は「お金を働かせて収入を増やすこと」。 私はこの40%のうち、以下のように配分しています。

  • ・新NISA(つみたて・成長枠):年間360万円
  • ・iDeCo:年間27.6万円
  • ・不動産投資:年間100万円(CF積み上げ)

ボーグルやエリスが説くように、 「低コスト・分散・長期」のインデックス投資が基本。 これを続けるだけで、資産は時間とともに増え続けます。


貯蓄で“安全資産”を確保する

貯蓄20%は「守りの資産」。 主に定期預金・普通預金・教育資金として確保しています。 暴落時や出費が重なっても投資を止めずに済むよう、 この安全資産を維持しています。

生活防衛費=半年分の生活費+教育資金が基本。 それ以上は投資に回すことでバランスを保ちます。


“黄金比”が生む長期の安心

この4:4:2の比率を維持することで、 生活は安定し、投資が増え、資産が自動的に積み上がります。 毎年の収入増がそのまま資産増に直結する仕組みです。

結果、10年後には純資産が数千万円単位で増え、 「働かなくても資産が収入を生む」構造が完成します。


まとめ|黄金比を守る=未来の安心を買う

  • 生活費は4割に固定し、投資・貯蓄で6割を確保
  • 昇給しても支出を増やさない
  • 投資は“お金を働かせる仕組み”と捉える

資産形成はセンスではなく、習慣です。 あなたの家計にも“黄金比”を設定し、 仕組みでお金が増える流れを作りましょう。


📘 家計設計と資産形成テンプレート → 公式サイト(WordPress)
🪙 実体験と思想を読みたい方 → note

昇給・ボーナスを“自動で資産化”する仕組み|生活を変えずに資産だけ増やす方法

昇給やボーナスが入ると、つい嬉しくなって使いたくなりますよね。 でも、その「ちょっとした気の緩み」が、資産形成の差を生みます。

私自身、年収が上がるたびに意識してきたのは、 「生活水準を変えないこと」。 そして、その増えた分を自動で投資や貯蓄に回す仕組みを作ることでした。


昇給分は“気づかないうちに”資産に変える

たとえば月給が3万円上がったとします。 多くの人は「少し良い外食」や「便利なサブスク」を増やしてしまう。 けれど、私は昇給した翌月から、その3万円をまるごと 投資信託の自動積立に設定します。

結果、手取りは変わらない。 でも、数年後には“その分がまるごと資産”になります。


ボーナスは「先取り投資」に使う

ボーナスは、最初に「使う」よりも「仕組み化」するのがポイント。 私は次の3つに自動で分けています。

  • 50% → 投資信託(新NISA・特定口座)
  • 30% → 定期積立・教育資金
  • 20% → 家族旅行・一時支出

この“先取り投資”によって、使いすぎを防げます。 しかも「残ったお金を投資する」のではなく、 「投資して残った分を使う」という考え方に変わります。


家計を“黒字体質”にする3つの仕組み

  • ① 固定費は定期的に見直し(通信・保険・住宅)
  • ② 給料日に自動で積立設定(投資口座・貯金口座へ)
  • ③ ボーナス分も事前にルール化

こうしておくと、毎月「意志の力」に頼らずに資産が増え続けます。 資産形成は“努力”ではなく“設計”です。


収入が増えても生活を変えない

インデックス投資の世界では、「入金力」が重要です。 でも、入金力を増やす一番の方法は「収入を増やすこと」ではなく、 支出を増やさないことです。

年収1,100万円でも、支出が多ければ資産は増えません。 逆に、年収700万円でも支出を抑えれば、 着実に資産は増えていきます。


お金が“仕組みで増える状態”をつくる

私が目指してきたのは、 「働かなくても資産が収入を生む」仕組みをつくること。 それは、昇給やボーナスを“そのまま生活に流さない”という 小さな選択から始まりました。

昇給=生活レベルを上げる合図ではなく、 資産形成を加速させるチャンス。 この考え方を持つだけで、将来の資産は劇的に変わります。


まとめ

  • 昇給分は自動で投資へ回す(設定で完結)
  • ボーナスは先取り投資をルール化
  • 生活水準を変えず、仕組みでお金を増やす

「貯金できる人」ではなく「仕組みで貯まる人」へ。 それが、サラリーマンが最も再現性高く資産家になる方法です。


📘 資産形成の仕組みづくりを学ぶ → 公式サイト(WordPress)
🪙 実践と体験談を読む → note

暴落時にやるべきこと|“止めない・売らない・続ける”投資家の思考法

株式市場が暴落したとき、あなたはどう感じますか? 「怖い」「逃げたい」「一度やめようかな」—— そう思うのは自然なことです。

しかし、私は10年以上のインデックス投資を通して、 暴落こそが最大のチャンスであると確信しています。


暴落は「想定外」ではなく「想定内」

投資を始めた頃、私は暴落が来るたびに不安になっていました。 でも、ボーグルやエリス、マルキールの著書を読み、 市場とは「上がったり下がったりしながら成長するもの」だと理解してから、 不安はほとんどなくなりました。

暴落は年に1度、調整(10〜20%下落)は数年に1度。 それが“普通”の市場なのです。 だから、暴落が起きても慌てる必要はありません。 むしろ、「いつか来ると思っていたことが起きた」だけ。


私が暴落時に実際にやっていること

暴落が起きても、私は次の3つを徹底します。

  • ① 積立設定を一切変えない → iDeCoもNISAも、設定したら触りません。
  • ② 相場を見ない・ニュースを見ない → 感情がブレる最大の原因は「情報」です。
  • ③ 余剰資金があれば、静かに追加投資 → 「バーゲンセール」と捉える感覚です。

この3つをやるだけで、暴落時の不安は驚くほど減ります。 特に③は心理的に難しいですが、 「株価=企業の未来価値」と考えると、 一時的な下落はむしろ“チャンス”に見えてきます。


暴落時にやってはいけないこと

  • ✔ SNSやニュースを見て不安を増幅させる
  • ✔ 一時的に積立を止めて様子を見る
  • ✔ 「売って正解だった」と思ってしまう

一度止めると、再開のタイミングを失います。 そして、暴落を完全に避けようとする人ほど、 「安く買えるチャンス」を逃します。


私が信じる投資家の本質

ジョン・ボーグルはこう言いました。

「市場を信じなさい。長期的には、世界経済は必ず成長する。」

投資とは、経済の成長を信じる行為。 そして、自分の行動を信じる行為でもあります。 暴落に動じない人だけが、複利の恩恵を最大限に受けられるのです。


まとめ|暴落は“恐れる”のではなく“迎える”もの

  • 暴落は想定内。市場の一部として受け入れる
  • 積立を止めず、感情ではなく仕組みで動く
  • 暴落時こそ、真の投資家に変わるチャンス

私は、暴落を「市場が投資家を試すテスト」だと考えています。 合格する方法はただ一つ。 止めない・売らない・続ける。 それだけです。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 思想と実体験を読みたい方 → note