佐久間晃子（ピアノ）のブログ -4ページ目

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06Dec
- 角川武蔵野ミュージアムでゴッホ♪
  娘たちの幼稚園の振替休日。天気は悪いし、寒いし…ということで、以前から気になっていた角川武蔵野ミュージアムへ。（東京郊外の我が家からはかなり近い🙌）隈研吾氏設計でインパクト大！の外観です。母校の新しいホールも隈氏の設計。残念ながら私は何の恩恵にもあずかっていない世代ですが…😂目的は「ファン・ゴッホ　ー僕には世界がこう見えるー」という体感型デジタルアート、会期延長のおかげで見ることができました！壁と床にまで360度映された絵画は大迫力で、筆致が印象的なゴッホにこのプレゼンテーションはぴったりだなと✨音楽も素晴らしく、しばし非現実的なゴッホの世界に浸りました。床でゴロゴロしたり、ハンモックに座ったりと楽しみ方は自由。娘たちも思いの外楽しんでくれた様子😊本棚劇場でも本好きな娘たちはその場からなかなか離れようとせず…図書館で購入はできませんので注意です😅角川食堂でスパイスの効いた美味しいランチもいただき、大満足。半日ほどのちょっとしたお出かけにお勧めのスポットです♪
26Nov
- 新旧ピアノを弾き比べてみました
  これまで公私混同していたインスタのアカウントですが、今回ピアノメインの別アカウントを作りました👀初投稿は新旧ピアノ弾き比べ、曲はJ.S.バッハ/ペトリ編：羊は安らかに草を食みです。なぜこの選曲かといいますと、フランスの義母の好きな曲で、弾き比べが聴きたい！と言ってくれたから。私の結婚後の名字はフランスでは珍しいものではなく、「羊飼い」という意味。また義母は牧場育ちということもあり、題名に親近感を覚えるのだとか🐑🐑🐑
21Nov
- PMF2022 (4) 写真で振り返り
  この夏7回目の参加をさせていただきました、パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌（PMF音楽祭）。PMF2023に向けてオーディション動画の募集が始まっているようです♪締切は2023年1月18日まで‼️オーディション詳細はこちらから。PMF2023 オーディション要項 | オーディション | PMF国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌（PMF）で実施する若手音楽家育成プログラム「PMFアカデミー」の参加者募集オーディションについてご案内します。www.pmf.or.jpさて、PMF公式サイトのフォトギャラリーにアップされていた写真をお借りして、今年の様子を振り返ってみます！3年振りに行われたレセプション。私も日本では決して小さい方ではないのですが（164センチ）、皆さん大きい…😆札幌市立小学校7校の6年生が授業で学んできた音楽をオーケストラの生演奏で聴いたり、一緒に奏でたりするPMFリンクアップ・コンサート。ニューヨークのカーネギーホールの小学生向け音楽教育プログラムがもとになっているそうです。リハーサル風景。裏では映像チームの方々が曲に合わせて流れる映像の切り替えのタイミングを入念にチェックされていました。当日は入場無料で未就学児も入場可。娘たちが小さい頃から好きだったストラヴィンスキーの「火の鳥」（教育アニメの影響です😅）に、私もピアノパートで参加出来たことが今回嬉しかった出来事の一つでした！娘たちも生の迫力に興奮していたそう。こんな参加型の演奏会が東京でももっとあったらなぁ✨なんて思ってしまいます！↓残念ながら廃盤になっている模様💦💦リトル・アインシュタイン/ひのとりをたすけよう [DVD]Amazon（アマゾン）574〜7,090円リトル・アインシュタイン DVDセットAmazon（アマゾン）2,423〜9,306円オラフ・オット氏と。『PMF2022 (1) ベルリンフィルの皆さんとのコンサート！』PMF2022、私にとって最初の演奏会はPMFベルリンコンサートでした！ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の主席奏者による室内楽やソロを聴くことが出来るレアで…ameblo.jpハインツ・コル氏との2公演。『PMF2022 (3) ウィーンフィルの皆さんからのお言葉』今回は、間が空いてしまいましたが夏のPMF音楽祭でのお話を。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の主席ヴィオラ奏者を35年以上にわたってつとめられ、ソリストとし…ameblo.jpアカデミー生たちとの2公演。『PMF2022 (2) 今年のPMFオリジナルTシャツとホルントリオ♪』毎年楽しみにしているPMFオリジナルTシャツ、今年も素敵でした😊早々に売り切れる人気ぶり。しかも描かれているのはヴァイオリン、ホルン、ピアノ。アカデミー生…ameblo.jpデニス・ブリアコフさん（フルート）、金子亜未さん（オーボエ）とはダマーズのトリオを。フランスのエスプリたっぷりの大好きな曲でした🇫🇷金子亜未さん（オーボエ）、林七奈さん（ヴァイオリン）、向井航さん（チェロ）とはマルティヌーのオーボエ四重奏曲を。演奏機会の少ない曲のようで、私はもちろん、経験豊富な共演者の皆さんも初でした！実はこの数ヶ月前にも私は別のマルティヌー作品を演奏したのですが、独特な彼の世界観はちょっとクセになります（笑）マーク J. イノウエさん（トランペット）、ティモシー・ヒギンズさん（トロンボーン）とは華々しいクーツィールのトランペットとトロンボーンのための協奏曲を。今回はピクニックコンサートでの出番はなく、完全に観客として楽しませていただきました。小曽根真さんのプロコフィエフ、素晴らしかったです！！オーディションを勝ち抜いた皆さんはそれはそれは濃い夏を過ごし、口を揃えて「一生の思い出になる」と言いながら帰っていきます。国際色豊かで、最高の環境と講師陣、スタッフが揃った音楽祭✨対象年齢の音楽家の皆さんに自信を持ってお勧めできる一夏の過ごし方、気になっている方がいらしたら是非チャレンジしてみて欲しいです😌💕
19Nov
- ブルグミュラーコンクール予選優秀賞おめでとう！
  今年は教室から一人の生徒さんがブルグミュラーコンクールに挑戦しています。初めてのコンクール！でしたが、小学2年生の生徒さん、予選にて優秀賞をいただき、東京ファイナルへ進めることに✨おめでとうございます👏彼女らしい無理のなく綺麗な音、自然なフレージングがとても心地良かったです😊伸びの良い音のイメージを掴んでもらうため、レッスンではボール投げをしたりも。「そんなに力んじゃ飛ばないよ！」「もっと力抜いて！」「今、無理なく飛んだね」コロナ禍の今、マスク生活と黙食を強いられ、飛沫を気にする毎日。子ども達が子ども達らしく思いっきり何かをする機会が極端に減っていますよね。ボール投げ一つをとってもなんだか遠慮がち。（もちろん、レッスン室が狭いからというのもあるのですが😅）側から見たら何のレッスンなのだか？な光景でしたが、体感することは大切だと思っています！初めてのコンクール、緊張するかな…と勝手に想像していたのですが、弾き終わった彼女の口から出た一言目は「楽しかった！✨✨」で、私もホッ。ファイナルも伸び伸び弾けますように❣️同じく初コンクールの年中次女もなんとかなんとか！？幼児部門優秀賞の予選通過でした。いつもケンカばかり😫の年子姉妹なのですが、出場しなかった長女が何やらレッスンをしていました🤣
14Nov
- ヴァイオリニストの方々との共演
  この1ヶ月は嬉しいことに、ヴァイオリニストとの共演が続きました☺️中村里奈さんとはクローズドコンサートにて、ラヴェルのツィガーヌ（これまでに一番多くの伴奏機会をいただいた曲かもしれません♪）や、フランクのヴァイオリンソナタ（こちらも大好きな曲）、その他小品やフルートとのトリオなどなど、盛り沢山な内容。実力派、努力家、チャーミングな上にサービス精神旺盛な彼女、ファンの方が多いのも納得✨温かいお客様に囲まれた素敵な会でした！配信もされていたそうで、きっと画面の向こうにもお聴きいただいていた方々が沢山いらっしゃったのですよね。実は姉妹で素晴らしいヴァイオリニストで（姉妹を育てる私には色々と信じ難く尊敬の念しかありません🤣）姉妹デュオとしても活動されており、里奈さんは妹さんの方。お姉さんのゆか里さんと私は同時期にパリに留学していました！今回初めてご一緒させていただいたフルーティストの石田彩子さんとも一緒に。また、先日はピティナの音楽総合力UPワークショップにて、水谷晃先生のピアノパートを務めさせていただきました。ベートーヴェンの作風の変化などを初期・中期・後期のヴァイオリンソナタやその他作品を通して紐解きつつ、デュオの演奏をする際のアプローチ方法にも言及する内容で、主にヴァイオリンソナタ10番1楽章を演奏。溢れんばかりの音楽への愛と素晴らしい演奏で2時間があっという間に感じられるセミナーでした。こちらもやはり、実地にお越しいただいていたピアノの先生方の他に大勢の方々が配信でご覧になっていたそうで、便利な世の中になったものですね〜。私自身も、オンラインセミナーにはかなりお世話になっています🙌大学で一つ後輩だった水谷さん。この年にして東京交響楽団のコンサートマスターをされており、いつお会いしてもポジティブなエネルギーに満ちている方です✨ファシリテーターを務めてくださった作曲家の佐々木邦雄先生、そして実方さん、堀内さんをはじめとしたピティナの皆さまもありがとうございました。コロナ禍を経てなおさら、デュオや室内楽に極上の楽しみと喜びを見出している私です🥰
13Nov
- 準本選優秀賞のダイジェスト動画と、小さい生徒さん達
  こんにちは！気持ちの良いお天気が続きますね。ただ、そんな日は私は花粉症の症状がマックス。毎日薬は飲んでいるのですが…🤧🤧パリに住んでいた頃は目の痒みも鼻炎も全く出なくて快適だったなぁなんて、この時期になると懐かしくなります。ご紹介がすっかり遅くなってしまいましたが💦ピティナ・ピアノコンペティション準本選A1級で優秀賞をいただいた生徒さんの動画がダイジェストで公開されています！動画2分あたりになります。あらためておめでとうございます✨さて、かわいい未就学の生徒さん達のご紹介です。ドリル大好き、教室最年少の3歳生徒ちゃん。「2歳」のチョキが置ける「黒2つ」にドは隠れているよ〜！と、ドの場所探しから始めているところです。この生徒ちゃんは一番上の鍵盤ドがお気に入り。理由はお母様曰く、「黒2つ」を探さなくても簡単に見つけられるドだから。腕を目一杯伸ばし、事あるごとにド〜〜〜♪と弾いて見せてくれる姿が可愛いくて😍また、とある年少さんの生徒ちゃんは、「3度」の音程がお気に入り。レッスンで必ず何回かは色々な3度を弾き味わう「3度タイム」があります🤣音程や調和の概念を学ぶ前に自分の感覚で音楽の「綺麗」「気持ち良い」を感じること…教材をどんどん進めることなどよりずっと大切だと思っています。この頃の本能で弾いている感じ、たまりません😊この感覚をいつまでもどこかに持っていてね♪の気持ちで生徒さん達にレッスンしています。一方うちの年長娘は、私の練習中…寝ているのかと思いきや目はしっかり覚めていて、「ママのピアノを聴いていたの」。確かに、ある意味特等席です😂思い思いの音楽の楽しみ方をする姿が嬉しいですね💕
26Oct
- ついに✨✨
  ご縁があり新しいピアノを迎えました🎹素敵な子に来てもらったなぁと弾くたびに幸せを噛み締めています。先代は28年間一緒にさまざまなことを乗り越え頑張ってきた家族のようだったピアノ。まだまだよそよそしいこの子にも少しずつ心を開いてもらうことを楽しみに。これからよろしくね。私と同じ干支で一回り年下、ニューヨーク出身のかわい子ちゃんです😍探し求めはや数年、試弾にも何度も足を運びようやく…逃してはならないと思える出会いがありました！ピアノへの思いや迎えることになった経緯はまたじっくり語らせてください♪
01Oct
- 即興大好き中学生の生徒さんの気付き
  中学1年生になった生徒さん。私が都心の音楽教室で教えていた頃にピアノを始められた生徒さんはちょうどこのくらいの年になるのですが、出産を機に教室は離れ、今の場所で再スタートしているのでこの子は貴重な中学生の生徒さんのうちの一人です♪柔らかな物腰の中でも意思は強く、物事の好き嫌いが良い意味でハッキリしていて、「好きに弾いていいよ」と言われると逆に尻込みしてしまう人も多いと思いますが、彼女は小さい頃から楽譜は読みたくない、とにかく好きに弾きたい‼️という生徒さんでした😆小さなのだめちゃん？せっかく音楽は好きという気持ちはあるので、ここで無理矢理楽譜と睨めっこさせるのも違うなぁ…と思い最初は長調、短調を耳で覚えてもらうことから始め、じゃあ長調ばかりじゃつまらないから短調でも弾いてみる？4拍子は飽きた？今度は3拍子で弾いてみようかこの音の組み合わせで弾くと○○メージャーになるよこのリズム入れてみようか。どういう気分になる？これは□□というコードだよ...などと、少しずつ知識を散りばめるようにしつつ（笑）適当に伴奏を付けながらの即興ゲームは彼女のお気に入りの遊びでした。また、音楽の問いと答えゲームもよくやりました。私がフレーズを弾き始め、生徒さんが締める。生徒さんが弾き始めたものに対して、私が答える。例えば、ドミソ→ソミドドレミファソ→ソミファレド最初はこんなシンプルなものから。これは以前ポーランドのブロニスワヴァ・カヴァラ先生の通訳をさせていただいた時にレッスンでされていたものです。そんな感じで、それはそれは年単位で、彼女の即興ゲーム期は続きました。とは言え細々と易しいテキストも続けてきたので、楽譜も読めない訳ではありません。そんな彼女が小学校高学年になった頃、「（いわゆる）クラシックも弾いてみたいな〜」と言ってきたのです😳お勉強も忙しくしているのでゆっくりペースではあるけれど、音がそんなに多くなく、彼女の自然で抑揚のある歌心と綺麗な音を活かせる、少し大人っぽい曲を弾くことに。「ここはこの音の方が良いのにな〜」「このクレッシェンド無視しちゃ駄目かな？」などと言ってくることもありましたが😅これこれこういう理由で、こうしたんじゃないかな？と一つずつ説明。そしてある日、今日なら伝わりそうというタイミングがあったので伝えてみました。「あなたみたいにこだわりがたっぷりな人がね、もっと色々なことを勉強した上で考えて一生懸命作った曲なの。それを好き勝手に弾かれたら、そこは違うのになぁ、そうじゃないのになぁ、って思うんじゃないかな？」すると「……ああ。すごく納得。」腑に落ちた表情を見せてくれました。なぜ楽譜通りに弾かなければいけないのか？「こうしたい、これが好き」がハッキリしている生徒さんだからこそ、強く実感してくれたのだと思います。即興だってもちろん楽しく素晴らしいです。けれど、これからは枠組みがあるからこそ得られる自由も楽しんでもらえたら✨長い時間かかるかもしれないけれど、こちらがブレることなく伝えたいことを伝え続け、肥料をあげ続けるといつか気付いてくれる日が来ることこの生徒さんから教わりました💖教育は、いつだって途中経過です。お子さまにも、教える側の私にも、すぐに結果を求めず、信じて続けさせてくださった親御さまにも感謝ですね。今日から10月とは！ワサワサと茂っていた庭のバジルの季節も終わり。この夏はお気に入りのジェノヴェーゼのレシピが見つかり、よく作りました♪バジル消費には子どもたちも大好きなガパオライスも。テーブルにはいつの間にか娘による秋色ディスプレイが😆
27Sep
- ピティナ準本選優秀賞・奨励賞おめでとう！
  この夏初めてピティナコンペティションに挑戦し本選への切符を手にしていたものの、出場を断念した二人の生徒さん。春から頑張っていた姿を思い起こし、ああ残念…😢と思っていたところに「準本選に申し込もうと思うのですが…」すぐに気持ちを切り替えられ、新たな目標を模索されたお母さまからご連絡が✨準本選はピティナの録画審査コンクール。締切も迫っていたのですが、「いいですね！是非挑戦してみましょう！」撮り直しのきく録画審査なりの難しさがある中、当日は二人とも1発目にしっかり集中力を合わせてきて👏念のため数回撮影しつつも最初の演奏を提出することに。結果はA1級の生徒さん　優秀賞✨A2級の生徒さん　奨励賞✨をいただきました！最後まで本当によく頑張り、動画審査という形で完走できて良かった〜。おめでとうございます✨✨入賞のご褒美はもちろん嬉しいですが、このコンクールを通して取り組んできた各々の課題点を講評ではしっかりと評価していただいており、きちんと伝わる演奏が出来たことが何よりだと思っています！予選の優秀賞を見せてくれた時の二人♪今回生徒さんは、予選での他の出場者の皆さんのレベルの高い演奏に触発され、本選に向けてますますエンジンがかかった🔥のだそう。そうなんです、同世代の人の演奏と頑張りを目の当たりにすること…これは私自身もそうでしたが、コンクールを受けることの大きな意義の一つに感じています。自分より演奏技術や経験値が当然高い先生の演奏とはまた違った響き方をするんですよね😌自分とさほど年も変わらないのになんて素敵なんだろう！自分はこうは弾かないけれど、こういう解釈もあるんだなぁ…色々な方向から感嘆を覚えたり、相手が準備に費やした時間と情熱を想像し心の中で（あるいは直接）讃えたり。これは余談になりますが、私は学生時代コンクールでよく一緒になった人達は勝手に同士のように感じていますし（笑）、国際コンクールを受けた時に仲良くなった友人らとは未だにやり取りがあります。中には仕事で日本に来た時は必ず会う友人も🙌コンクールはあくまでも水ものですから、プラスに繋がる学びや経験をピックアップして自分の糧にしていくことがお得（？）ですよね！
25Sep
- 現在の空き状況と、誕生日♪
  秋晴れの気持ちの良い日曜日美味しいもの、綺麗なもの、いろいろ…大好きな季節です🍠🌰🌾🍁9月は3歳さんから小学校高学年まで、今までで一番多くの生徒さんにご入会いただきました。ピアノのある生活が楽しく豊かなものとなりますように！平日夕方枠・土曜日は全て埋まり、現在は順番待ちとなりますことご了承ください。ステップアップのため不定期レッスンを受けたい❣️（普段師いていらっしゃる先生にご相談くださいね）コンクールや演奏会前に一度アドバイスを受けたい❣️というお子さんや学生さん、そして不定期でいらしていただく大人の生徒さん❣️は引き続きお受けしていますのでお問い合わせフォームよりご連絡ください♪お問い合わせお問い合わせ - ピアノ教室・レッスンに関するお問い合わせ、演奏のご依頼、その他お問い合わせがございましたらお気軽に下記フォームよりご連絡ください。メール、お電話でも受け付けています。www.akikosakuma.comそれにしても、一年経つのがなんと早いことか…クイシん坊の日に、また一つ歳をとりました。健康にはますます気をつけなければと痛感する日々ですが、年を重ねることには何の抵抗もなく、むしろ楽しみな私♪なんせ、私の周りには素敵な40代、50代、60代〜の先輩女性が沢山いらっしゃるので🥰誕生日の週は私にしてはアクティブな1週間を過ごしました！週末は、図鑑を通して恐竜に興味を持ち始めた娘たちと上野へ「化石ハンター展」を見に。大迫力〜！！この時のためかのような恐竜リュックは、昨年急逝された指揮者の穏岐徹先生から打ち上げ後のノリで娘達にと買っていただいたもの。図らずも先生との最後の思い出の品となってしまいました。娘たちもこのシュールな見た目がお気に入りで大切にしています。考える人に見下ろされる娘たち。オリジナルの考える人のあるパリのロダン美術館は、私の好きな美術館の一つ。ロダンがアトリエとして使っていた立派な館がそのまま美術館になっています。いつか一緒に行きたいね！上野公園は気持ちいいですね〜。そして、また別の日。今度は夫と二人で久しぶり過ぎるお出かけ。まず朝一の上映で、以前から気になっていた沖田修一監督「さかなのこ」を鑑賞🐟登場人物が皆優しく温かい気持ちになる、とても素敵な映画でした。かと言ってただのほっこり映画には絶妙なバランスでなっておらず、受け取り手の想像の余地が残された演出も素晴らしく！映画も小説もなのですが、説明過多のストーリーにはあまり魅力を感じないのです…好きなことを貫くがテーマということもあり母親の立場、そして子ども達の才能を伸ばしていく仕事をしている立場からも、色々と考えさせられました。派手なシーンがある訳ではないけれど涙涙でした🥲その後は代官山へ移動し、フレンチレストランrecteさんでお誕生日ランチを。火入れに拘りがあるという、席数が限られた隠れ家レストラン♪食材を最高の状態で出したいという気合いと愛の感じられる美しいお料理の数々に、大好きなワイン🍷本当に美味しかったです💕子育てに加えコロナでこういう時間を作れていなかったけれど、心の栄養大事だなぁと改めて。「ママの好きなコスモスを入れてもらったよ！」娘たちのリクエストで作っていただいたという花束。統一感のないチョイスに二人の個性が出ていて嬉しい😆なんだか次女の誕生日みたいになっていますが（笑）そして、仲良くさせていただいているお友達からはこんな素敵なアイシングクッキーを💕思い入れのあるアップライトピアノ、愛犬ちょこ、娘たち、大好きなミッフィーちゃん、フランスらしいモチーフ…もはやアート！美しくて食べられなーい！と言いたいところですが、こちらのクッキーはお味も美味しいので目で楽しんだ後は美味しくいただいています。ありがとうございます！
20Sep
- PMF2022 (3) ウィーンフィルの皆さんからのお言葉
  今回は、間が空いてしまいましたが夏のPMF音楽祭でのお話を。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の主席ヴィオラ奏者を35年以上にわたってつとめられ、ソリストとしても活躍されてきたハインツ・コル氏との共演は、お話をいただいた時から楽しみで仕方がありませんでした！ヴュータン作曲「ヴィオラとピアノのための悲歌」を、江別と札幌市庁舎での市民コンサートで弾かせていただきました。音楽の持つ生き物のようなうねり、ウィーンフィル特有の何とも説明し難い独特のアゴーギク（緩急法）を間近で聴かせていただき、合わせの時から圧倒される私…今回一緒に弾かせていただいた経験（聴くだけとは学びが全く違う！）は何よりの宝物です。そしてもう一つ、とても気さくなコル氏とのふとした会話の中穏やかな目でにっこりされながらもズバリと核心をついた、今の私に必要だった一言をくださったことは一生忘れません。音楽上ではなく人生上の、シンプルだけれど深みのあるアドバイス…😭氏にとってはポロっと出た一言に過ぎなかったと思いますが、まさに私が今悩んでいたことへの答えだったのでなぜそれが！！と、心に刺さったのでした。その人の音楽はその人の生き方そのものいろいろ、見透かされてしまうんですね〜…人生も音楽も大大大先輩✨✨の氏からいただいた言葉大切にしていきたいです。演奏後にコル氏と♪また、ウィーンフィルのコンサートマスターを35年間務められたライナー・キュッヒル氏（私達にとっては伝説級の方…！）がアカデミー生へのコーチング（レッスン）の時おっしゃった言葉も忘れられません。贅沢にも色々と実際に弾いてご指導くださるのですが、アカデミー生が一生懸命彼の指元を見ていると、「指遣いを見て欲しい訳ではないんだ。僕はそんなもの状況によってしょっちゅう変えるのだから全く参考にならないよ。僕の心を聴いてほしくて弾いているんだ。」当日の会場の響きや気分？で本番中でも指遣いを変えて弾かれるのだとか！！また、少しでも妥協が見えると「安全圏に自分を置かないで。常にボーダーラインを越えようとしないと。」お年とキャリアを重ねられてもなお、常に、ボーダーラインを越えようと努力されているキュッヒル氏。頭が上がりませんし、私もそうありたい✨2018年共演時のキュッヒルさんとの写真。初合わせをした日、「楽しかった〜！！」とハグしてくださったのは忘れられない思い出です🥹また、現役ウィーンフィルヴァイオリン奏者のダニエル・フロシャウアー氏から数年前にいただいた激励も私の中では特別な言葉。2016年（！）のレセプションにて。右から安楽真理子さん、フロシャウアーさん、私。真理子さんはニューヨークのメトロポリタン歌劇場管弦楽団のハープ奏者で、子育てとお仕事の両立のお話なども気さくにしてくださる憧れの方💕長女は生後2ヶ月で音楽祭へ、そして次女が生まれたばかりの年は生後3ヶ月の次女、2歳になったばかりの長女を連れて音楽祭に出演していました。家族を巻き込んでまで自分の好きなことをさせてもらっていて良いのだろうか、などとワークライフバランスに悩んでいた頃でしたが、ホテルの朝食でたまたまお会いした時に、フロシャウアーさんが突然おっしゃってくださったのです。「君のしていることは間違っていないし、君の子ども達も、みんなも、君のことを見ているよ」と。その時は随分張り詰めていたので思わず涙が溢れてきてしまいました🥲とても紳士で優しく、それが音楽に表れていて…尊敬する方です。何気なく発された言葉でも、その人の人生や考え方を変える力がありますよね。私を作ってきたのはこれまで出会い関わってくださった全ての人からの言葉だったり経験。感謝せずにはいられません❤️
29Aug
- 英国王立音楽検定 ABRSM グレード7 合格おめでとう！
  中学2年生の生徒さん、去年合格したグレード6に続いてABRSM 英国王立音楽検定実技グレード7合格しました✨合格の中でも、🥉Pass 合格点には至っている🥈Merit 曲を理解ししっかり演奏できている🥇Distinction 曲への理解が深く、表情豊かで自然な演奏（英サイトよりざっくりと翻訳）の三段階に分かれますが、今回も最高評価のDistinctionをいただきました👏おめでとう！！欧米では、ABRSMのグレードを持っていることで勉強だけでなく芸術にも力を入れてきたと見なされ、一般大学受験の際にも取得グレードや点数に応じて加点があります。教養の一つとしての音楽の位置付けは日本と欧米ではやはり大きく違うなぁという印象です。一方、検定社会への賛否両論もあるようですが、この生徒さんは受検を通して大きく成長し自信をつけてきたように思いますから、本人の向き合い方と周りの導き方次第ですよね。実は、今回は結果が出るまで内心ドキドキでした…といいますのも、時代・性格の異なる4曲を続けて動画に撮影し提出するのですが（10分程度になるのでなかなか大変）、何回も撮り直したうち、全体的に安定感のあるテイク1が間違いないだろうとの意見で一致していたお母さまと私。けれど生徒さんは「思い入れのある曲が一番良く弾けたテイク3を提出したい」とボソリ。確かにその曲に関してはテイク3がベストだったけれど…うーん💦小さい頃から穏やかでポーカーフェイスの彼、こちらから質問しないとずっと黙っているような生徒さんですが😆、彼の静かな意志の強さは私も長年の付き合いから分かっているつもり。人生を左右するような場面であったら説得することも考えたかもしれませんが、今回は彼の意見を尊重しましょう❗️とお母さまにお伝えしました。というわけで結局テイク3を提出したのですが、返ってきた講評を見てびっくり。彼の思い入れのあった曲はお褒めの言葉と共に30点満点中の29点をいただき✨、生徒さんも大喜び！全体としても良い評価でした。苦手意識があった本番も少しずつ楽しめるようになってきたようで、さらに最近は室内楽にも興味が出始めてきたとのこと…これからの音楽人生がますます楽しみですね！それにしても、ABRSMはグレード8（英国の音楽大学の入試にも匹敵する上級レベル）までなので、グレード7も相当の難易度。グレード8以上は専門的なレベルのディプロマとなります。この生徒さんが凄いなぁと思うのは、始めた頃は決して、ピアノが得意♪どんどん進んでしまう♪という様子ではなかったということ。けれどとにかく毎日練習し（小さい頃は泣きながら練習することもあったようです）、私の想像を遥かに超えて成長してくれました✨✨これは断言できますが、毎日良質な練習を続ける生徒さん達は皆、こちらの想像を超えてきます。練習は質がポイントですね。ダラダラ意味のない練習はしない！これは日頃からレッスンでもお伝えしていることです。練習はピアノの前に座るまでが億劫ですし、私だってピアノは好きでも練習は好きではありませんでしたし🤣、いかに短い練習で弾けるようになるかばかり考えていましたし（笑）、今では自分の娘達に毎日練習させることにも苦労していますが…練習は成長できる唯一の方法なんです。そして、上手になったと実感できると楽しくなってくる。楽しくなってくると、ますます練習し上手になる。この年齢だから…今このくらいだから…などと限界を設定しない。生徒さん達の成長を信じる。上達に繋がる練習が出来ているかどうかをチェックする。これらのことは常々心がけています。なんて言いつつも、生徒さん達から多くのことを学ばせてもらっているのは私の方なんですけれどね〜😌例の彼はときどき音楽の面白Tシャツを着ている😆難しい「Time 拍子」と（今は）難しい「Time 時代」だよね　をかけたジョーク。
24Aug
- 秋川渓谷へお出かけ
  時折吹く風には秋を感じるようになりつつも、まだまだ暑い日が続きますね。この日は娘たちの幼稚園は午前保育の登園日だったし曇っていたけれど、もう今日しかない！と思い立ち、園のお迎えから一旦帰宅、着替えとおにぎりを持ち車に乗り込み…秋川渓谷へ行ってきました🚗💨💨私の札幌での仕事が重なり長女の園の川遊びを休ませてしまった罪悪感（少し悲しんだ後はケロっとしてくれていたけれど…）からのお出かけだったのでした。中間反抗期というものなのか...？毎日のように私とプチバトルを繰り広げている長女も、バシャバシャと躊躇なく水の中に入って行ったり、ひたすら石を拾ったり、葉っぱの船を流したりと大興奮。大自然を前に私もすっかり童心に帰り、自分も長女と同じ頃、訳も分からず心がトゲトゲ🦔していた時期があったなぁなどと思い出したりもして...川のせせらぎを聴きながらの天然水のかき氷も最高で、良い半日旅でした✨曇り空から一転、お天気も味方してくれ、強行突破して良かった！何を隠そう私は昔から晴れ女なのです🌞名前に日光入っているし...？映えるね！！と言いながら撮ったかき氷...こんな感じで合っていますか？😆味もロケーションも最高でした🍧黒茶屋（くろちゃや）｜東京都あきる野市、旬食材を使った炭火焼・山菜料理黒茶屋（くろちゃや）では東京都あきる野市にて旬食材を使った炭火焼・山菜料理をご提供しています。ご家族やご友人、カップルなど大切なひとときの場として、是非ご利用ください。www.kurochaya.com帰りにはキッコーゴ醤油さんに立ち寄り工場に併設されたお店なのでお醤油の芳ばしい香りが外にまで〜お土産ゲット。いかにも美味しそう✨しょうゆチョコレートはもちろん娘達の選んだものですが（笑）、考えてみたら塩キャラメルのようなものですかね？リフレッシュして新学期を迎えられそうです！
17Aug
- PMF2022 (2) 今年のPMFオリジナルTシャツとホルントリオ♪
  毎年楽しみにしているPMFオリジナルTシャツ、今年も素敵でした😊早々に売り切れる人気ぶり。しかも描かれているのはヴァイオリン、ホルン、ピアノ。アカデミー生のお二人と演奏したブラームス作曲ホルントリオの編成と偶然にも同じ組み合わせで♪©︎nao「PMF Tシャツトリオ」と命名🙌素晴らしい音響の奈井江コンチェルトホール、そして札幌市時計台ホールの2か所で演奏させていただきました！©︎nao歴史ある時計台での演奏は初めて✨コンサートのプログラムは、一時間おきに鳴る鐘が休憩中に当たるように組まれるんですよ😁ホルンを演奏するアカデミー生、ローレンはアメリカ出身。PMFヨーロッパの教授陣のお一人、サラ・ウィリス氏から新しいテクニックを伝授していただいたそうで…「今まで教えてもらったことのない唇の使い方、本当に繊細で難しいんだけど、音色が全く変わるから絶対に習得したいわ！」と試行錯誤していました✨まろやかで含みのある音が好まれるヨーロッパとダイナミックな音が好まれるアメリカとでは、金管楽器に求められる音色が全く違うんですね。PMF音楽祭では前半がヨーロッパ、後半がアメリカからの教授陣と入れ替え制なのでどちらにも触れ学べる、若い音楽家達にとってはまたとないチャンス。PMF参加をきっかけに、自分に合った留学先や就職先を決める人も多いようです。PMFベルリン演奏会の後、タマーシュさん、サラさんと♪サラさんはベルリンフィル金管セクション初の女性奏者で、まさにパイオニア的存在の方。品のある美しい音、そしてその場がパッと明るくなるお人柄と気配りが細やかなところ…音楽家としてだけでなく女性としても尊敬しています🥰
07Aug
- PMF2022 (1) ベルリンフィルの皆さんとのコンサート！
  PMF2022、私にとって最初の演奏会はPMFベルリンコンサートでした！ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の主席奏者による室内楽やソロを聴くことが出来るレアで贅沢な演奏会です。満席の温かいお客様の中、私が参加させていただいたのは3曲。ほぼ毎回ご一緒させていただいているトランペット奏者のタマーシュ・ヴェレンツェイ氏とはテレマン作曲、英雄的音楽。アイコンタクトを大事にしてくださるタマーシュさん、演奏時はいつもピアノと対面スタイルです😆（客席は写真右側になります。）©︎PMF組織委員会公式ホームページよりお借りしました。写真は今年ではなく2016年のもの、懐かしい！合わせ中もいつも意見を聞いてくださったり、「ひゃー、ピッコロトランペット難しい！」などと仰りながらも安定の美音だったり（笑）今回は普通のトランペットより二回りほど小さい、可愛らしいピッコロトランペットでの演奏でした！謙虚で優しい、タマーシュさんのお人柄と音色のファンです💕日本で指導されていた時期もあり大の日本贔屓なのだとか♪今回初めて共演させていただいたトロンボーン奏者のオラフ・オット氏とはサン=サーンス作曲、カヴァティーナを。レパートリーが非常に限られているトロンボーン。別の楽器のために書かれた曲を演奏することも少なくありません。曲数に関しては、ピアニストを前にするとしばしば自虐的になるトロンボーン奏者たち（笑）「誰もが知っている作曲家が書いてくれた曲は貴重なんだよ〜」とオラフさん。サン=サーンスがトロンボーンとピアノのために曲を書いていたこと、私は初めて知りました💦オラフさんはドイツの方ですが、私がフランス語も話すことが分かると、それ以降会話は英語からフランス語に。「なぜフランス語も流暢に話されるんですか！？」「毎年のようにね〜家族とバカンスで大好きな南仏に訪れているうちに覚えたんだよ〜」凄すぎます😂ちなみに先ほどからオラフさんの発言は語尾伸ばしめで翻訳していますが（笑）、日本語に直すとしたらこんな感じの、リラックスした方なんです。凄い方ほど気さくなんですよね✨そしてお二人のソロの伴奏の後は、アメリカの近代作曲家ボウルズ作曲、道化芝居のための音楽。クラリネット、トランペット、ドラムス、ピアノという面白い編成です。前述のタマーシュさんに加え、クラリネットのアレクサンダー・バーダー氏、パーカッションのフランツ・シンドルベック氏とのアンサンブル。タイトル通り、遊び心や冗談が随所に散りばめられ、弾いていてとても楽しい曲でした！曲中には、パーカッションの一つとして「牛乳瓶」が登場します😆練習中、横たわる瓶を写真に撮り始めるメンバー達に便乗して私も。太鼓の上にバサっとかけてあるのはパーカッション奏者フランツさんのボーダーTシャツ。この部屋では響き過ぎる太鼓に、ミュートとして使っていました🤣臨機応変！例の牛乳瓶、本番ではステマネさんが工夫してくださりこのようになりました♪トライアングル同様に吊るされシュールな図に。演奏者の「困った」「こうしたら演奏し易くなる」をなんでも解決してくださるステマネさん達、演奏会の隠れヒーローだと思っています。PMF公式インスタグラム担当のnaoさん、お写真ありがとうございます♪左から、トロンボーンのオラフ・オット氏、私、パーカッションのフランツ・シンドルベック氏。3年ぶりに憧れのスーパープレイヤー達とご一緒させていただき、この上ない幸せでした！2019年のPMFベルリンコンサートの記事はこちら♪『PMF2019 ベルリン演奏会』木・金曜日にPMFベルリン演奏会、土曜日ピクニックコンサート、日曜日はガラコンサート、そして月曜日の今日はPMFオーケストラ苫小牧公演と、演奏会が続き充実した…ameblo.jp
05Aug
- 生徒さん達の頑張り！ピティナ本選進出おめでとう♪
  国際教育音楽祭、PMF2022が閉幕しました！私も予定していた日程を全て終え、東京に戻ってきています。関わってくださった皆さまと、感染状況が日に日に厳しくなる中無事に音楽をお届けできた幸運とにただただ感謝です。レポートをするなどと書いておいて結局現地では出来ず...（いつものパターン）もう少しリアルタイムで色々お伝え出来たらといつも思ってはいるのですが…💧自分のためにも追々記事にしていきます。さて、今回の記事は音楽祭から一旦離れて夏のコンクールと生徒さん達の成長のお話です！今年は教室から初めてピティナ・ピアノコンペティションに挑戦した生徒さんが数名。私が札幌に行っている間も頑張ってくれていました✨こちらは私も聴きに行くことが出来た予選で、演奏後の生徒さんと♪まだまだ無邪気な部分と、そんな音も出せちゃうの！？というお姉さんになった部分と。その年頃相応の演奏を大切にしたいですね☺️堂々とした音楽的な演奏、本番の度に成長を感じます。演奏前、これまでになく緊張し顔も強張っていた生徒さん。それだけ真剣に向き合ってきた証拠と、彼女の心の成長をお母さまも私も静かに見守りました。私もとても緊張するタイプなので、彼女の気持ちが分かりすぎて胸が痛くなるほど...それでも本番では、生徒さんの心が伝わる音楽を聴かせてくれ、演奏中、実はちょっと涙目になった私🥹素敵な演奏をありがとう！「自分はこう弾きたい✨」という意志のある、その人らしい演奏をしてもらえるよう、普段から指導しています。写真にない生徒さん達も含め、本番では皆ベストを尽くし精一杯弾いてくれた様子。それが何よりです！全員予選1回のチャレンジという中（ピティナは予選2会場まで受けられます）A2級1名A1級2名の生徒さんが本選に進みました👏また、アドバイスレッスンをさせていただいた他教室のC級の生徒さんからも、無事に1度目で予選突破されたと嬉しいご報告いただきました。おめでとうございます✨✨本選でも、精一杯の演奏をしてくれた生徒さん、出場を泣く泣く断念した生徒さん、それぞれにドラマがありました。最後まで頑張り抜いたみんなを誇りに思います！結果がついてこなかったからとひどく落胆するでもなく結果が出たから良し！とするでもなく焦るわけでも驕るわけでもなく生徒さん達には自分のペースで自分の高みを目指して欲しいです✨少し前になりますが、コンクールに向けてレッスンを重ねる中で、あるお母さまからこんなメッセージをいただきました。「レッスンから帰って、なぜか〇〇が去年の発表会のCDを流しはじめ…あらためて聴くと、コンクールの練習のおかげもあって随分と成長しているのが分かりました✨」お母さまにもお返事したのですが、この生徒さん、初めのうちは音色などの話をした時「ちゃんと弾けているのになんで❓」という顔をしていたのを思い出します😌譜読みが速く、曲もすぐに形にしてしまう生徒さん。こちらが驚くほどのペースを毎週崩さず（コンクール準備中も）教材を進めてきてくれるだけに、これだけじっくり曲と向き合ったのは初めてでした。細かい音色の変化や抑揚、時代ごとの弾き分けに言及するうちに、最近では自ら自分の音を聴くように。以前であれば「弾けている」と判断していたであろう状態でも、もっと良くなるはず、あーでもない、こうでもないと色々な音を出し試す姿に大きな成長を感じます✨即効性を求められるこの時代に見事に逆行した、根気が必要な音楽のお稽古ですが😂真摯に日々の課題に取り組むことで、いつの間にか力がついているものですよね。ピアノでそれが出来るようになれば、他でも出来ると信じ、私はレッスンを通して生徒さん達の今後の人生を応援しているつもりです。ちょっと熱くなってしまいましたが…同じ思いを共有できていること、教室の親御さまの方からも伝わり、いつも嬉しく思っています💕
24Jul
- PMF2022 出演情報！
  残り一週間のこのタイミングで今さらですが…😅PMF2022での私の出演日と曲目を私自身の備忘録としてリストアップしてみます✍️7月18日(月) PMFベルリン演奏会　終了◆テレマン：英雄的音楽から　荘重、静けさ、幸福、愛、勇気［トランペット、ピアノ］◆サン=サーンス：カヴァティーナ［トロンボーン、ピアノ]◆ボウルズ：道化芝居のための音楽［クラリネット、トランペット、ドラムス、ピアノ］7月19日(火) PMFリンクアップ・コンサート　終了◆ストラヴィンスキー：火の鳥より抜粋［オケ中ピアノ］7月21日(木) PMFアンサンブル江別公演　終了◆ヴュータン：ヴィオラとピアノのための悲歌作品30［ヴィオラ、ピアノ］7月22日(金)第488回市民ロビーコンサート　終了◆ヴュータン：ヴィオラとピアノのための悲歌作品30［ヴィオラ、ピアノ］7月23日(土) PMFアンサンブル奈井江公演　終了◆ブラームス：ホルン三重奏曲変ホ長調作品40［ホルン、ヴァイオリン、ピアノ］7月24日(日) PMF時計台コンサート　終了◆ブラームス：ホルン三重奏曲変ホ長調作品40［ホルン、ヴァイオリン、ピアノ］7月28日(木) PMFアンサンブル演奏会◆ダマーズ：フルート、オーボエとピアノのための三重奏曲［フルート、オーボエ、ピアノ］◆マルティヌー：オーボエ四重奏曲H. 315［オーボエ、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ］7月29日(金) PMFアメリカ演奏会◆クーツィール：トランペットとトロンボーンのための協奏曲作品17［トランペット、トロンボーン、ピアノ］以上、PMF全25公演中8公演に出演💪引き続き体調に気をつけ楽しく挑みたいと思います！街中の至るところにPMFフラッグが♪
21Jul
- PMF2022 音楽祭中のとある一日レポート♪
  私にとって7回目の、パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌 PMF2022に来ています！3年ぶりに海外からの教授陣や若いアカデミー生を迎えての開催。ヨーロッパからの教授陣らとの「2019年以来だね！戻ってこれて嬉しいよ〜！」の挨拶が続き、このPMFらしいオープンで国際的な雰囲気が再び戻ってきたことに嬉しくなります。世界各国からの1,000人（！）のオーディションを勝ち抜いた52人のアカデミー生たちは、　「この機会を3年待ったんだよ」「憧れの音楽祭だったからここに来れたのはまさに夢が叶った気持ち」「自分の国から出たことがなかったから、色々な言語に囲まれるこの生活は刺激とカルチャーショックの連続」と話す、20カ国からの学生さんたち。マスク越しでも伝わる、満面の笑顔で準備と演奏会を進めています♪音楽祭の名前になっている「パシフィック」はもちろん太平洋の意味ですが、「平和的」という意味合いも。外交的には必ずしも仲良くない国々の若者たちでも、対話し、歩み寄り、3週間一緒に過ごし音楽を奏でる。この時代に本当に意味のある音楽祭だと思います😌先日はウィーン・フィル主席奏者らによるPMFウィーン演奏会を聴かせていただきました。素晴らしい音楽を生で聴くと身体の細胞が喜ぶのを感じます😭大変な中、日本に来てくれてありがとう！素晴らしい音楽をありがとう！と叫びたくなる気持ちを抑えたのは私だけではないはず。満席のお客さまから惜しみない拍手が続きました。後日、興奮気味にウィーンフィルのメンバーとお話しさせていただいたのですが、ヴィオラのコル氏は「ドヴォルザークの弦楽五重奏曲第2番はね、聴いているとそう聴こえないのが損だけれど、本当に細部まで練習が必要な曲なんだよ〜」と。そういう曲ありますよね（笑）そして、どんな曲でもサラッと弾けてしまう方々の「細部までの練習」が凄く気になったのでした。。さて！今日はPMFでのとある一日をご紹介します。朝、カーテンを開けるとこの景色。中島公園とメイン会場のキタラに「おはよう〜！」キタラは今年25周年だそうで✨私が初めて演奏させていただいたのは23年前の1997年でしたから、まだ出来立てホヤホヤだったのですね。最初の5日間は新聞を読みながら優雅に朝食を…と言うのも今回は初めて子ども達を義理の母、私の父、夫に任せ私だけ早目に来札。家族の協力に感謝です。これまで子ども達とは一晩たりとも離れたことはなかったので、6年振りの一人時間。寂しくなったりするものかと思っていましたがあっという間でしたね🤣🤫朝食を済ませ中島公園を通ってキタラへ向かいます。新しいデザインのPMFフラッグが可愛い♪色々な楽器のバージョンがあります。贅沢な通勤路💕キタラが見えてきました。札幌はちょうどこの時期が紫陽花の季節です✨楽屋口へ向かい…大ホールに顔を出すとマエストロ、教授陣とオーケストラがリハーサルをしていました。ちょっとライブラリー（全ての楽譜の管理や手配をしているところ）に寄り、楽譜を直していただいたりも。余談ですがオケのライブラリーのお仕事を初めて知ったのは漫画のだめカンタービレでした！見開きに出来るようお願いしたのですが、さりげなくホチキスのところにマスキングテープを貼ってくださったり、折り込んでも重ならないようA4用紙の左右を微妙に切り落としていただいていたりと細やかな心遣いが。こうしたライブラリーの方々をはじめ、PMF組織委員会、舞台設置のステージマネージャー、オーケストラマネージャー、アーティスト達のアテンドチーム、映像チーム…それぞれの分野でのプロフェッショナルに支えられ、気持ち良くお仕事させていただいているのです🙏一つの演奏会に関わっているスタッフさんの数は、皆さんが想像しているよりも多いのでは！私はピアノの部屋で個人練習をしたり、ウィーンフィル、ベルリンフィルの教授陣やアカデミー生達とリハーサルをしたり…散歩したり。外出は控えめにしていますが、ちゃんと（？）美味しいものも食べています！！私は8公演中2つの演奏会を終え、今夜は江別での演奏会です。また色々レポートしますね👋😊
22Jun
- フランスの音楽の日
  昨日は夏至でしたね🌞「今日は一年で一番夜が短い日だよ！」娘たちが幼稚園で覚えてきたことを披露していると、仏人夫は、「おっ、今日フランスではフェット・ド・ラ・ミュジーク（音楽の日）だ！」と。音楽（の）Fête「祭」（フェット）音楽（を）Faites「してください」（フェット）同音異義語のこれら二つの言葉をかけたFête de la Musiqueという、全国民を巻き込んだ音楽祭、調べてみるとフランスで1982年から始まったのだそうです。プロアマ問わず、二人に一人は何かしらの楽器を嗜むと言われるフランス人。プロの音楽家の活動の場の広さは世界屈指ですが、アマチュアの人の公での演奏機会が少ないことを危惧した当時のフランスの文化相。音楽を全ての人のものに✨✨という考えのもと、夏至である6月21日、「一年で一番日の長い日に、みんなで音楽を奏で楽しもう！」と政府が呼びかけたところ、バーや公園、道端に音楽が溢れ、大成功。それ以来続いているイベントで、今年は40周年の記念の年に当たるそう。この日ばかりは、夜中まで窓を開けっ放しで楽器を弾いても、大音量で音楽を流しても、路上で演奏をしても突然大声で歌い出しても（パリには元々そういう人は多めですが🤣）許される日。あらゆるジャンルの音楽が街中を飛び交います。基本パリピ（死語？）なフランス人たちにとっては公式にお祭り騒ぎが許される日ということもあり、真夜中まで騒がしい一日です（笑）しかも、この日催される演奏会は無料にしなければいけないという決まりがあり、一流の音楽家のものも例外ではありません。どんな人でも分け隔てなく音楽に触れられる貴重な日でもあります。私の留学中も、周りの音楽仲間は思い思いにこの日を楽しんでいました。誰にも文句を言われないから！と言いながら家で一人夜中まで練習をする人、古く美しいアーケードでパレードをする人（こういう時は持ち運べる楽器が羨ましい！）、バーでのライブを楽しむ人。私はパリ管弦楽団の演奏会がルーヴル美術館のガラスのピラミッドの下で行われるという話を聞きつけ（もちろん無料）、友人達と一緒に長蛇の列に並んだっけ。ぎゅうぎゅう詰めの熱気のある会場で、普段はクラシックのコンサートに馴染みのなさそうな人達も含めた老若男女とオーケストラの演奏を楽しんだことは本当に良い思い出です☺️夏のパリの写真とともにお届けしました♪
08Jun
- ベートーヴェンを聴く我が家の愛犬
  時折プルプル震えながらクロイツェルソナタに聴き入る我が家の愛犬ちょこ。しかもギトリスとアルゲリッチの別府でのライブ演奏。本物が分かる男🐶#ベートーヴェン #クラシックを嗜む犬 #犬との暮らし #ミックス犬 #11歳 #dog #withgoodmusicaltaste #dogstagram #beethoven別府アルゲリッチ音楽祭ライヴ『奇蹟のライヴ』Amazon（アマゾン）1,611〜2,018円