みなさま、こんにちは!
あそびゴコロ鍼灸整骨院の榮です。
今回から睡眠をテーマにブログを書かせていただきます。
ヒトは人生の3分の1ぐらいの時間を睡眠に費やしています。
では睡眠をなぜとるのでしょうか?
いろいろな目的があると言われています。
①疲労回復
睡眠の代表的な効果は心身ともに疲労を回復させることです。
睡眠のリズムの中で深い睡眠が得られるほど、体内の修復・回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、体内での代謝活動が促進されます。
脳も休まり自律神経の働きが整うため、ストレスからの回復・耐性も向上します。
身体の一部だけを休ませるのではなく、全体を休養させることができるので、疲労の自覚症状がない部分に対してもアプローチすることができます。
②肥満防止
食欲をコントロールするホルモンを適切に分泌させることで、余分なカロリー摂取を防ぎ、身体の代謝を促します。
充分な睡眠がとれるとエネルギー代謝を促進するホルモンが働き、太りにくい体質づくりに役立ちます。
③ストレス解消
充分な睡眠をとることで脳内の疲労を解消し内分泌系のリズムを整えることでストレスの解消につながります。
ストレスによって発生するコルチゾールは過剰になると脳の海馬を委縮させ、
過剰な不安感に襲われるなど抑うつ状態につながるリスクを持っています。
④肌質の改善
睡眠中に分泌される成長ホルモンは肌のターンオーバーを向上させ美しい肌質を作るのに不可欠です。
入眠後20分~30分後に最も深い睡眠が訪れます。この時間帯に成長ホルモンが分泌され肌の修復や新陳代謝が行われます。
睡眠時間のうち定期的に深い睡眠と浅い睡眠が訪れますが、
深い睡眠の時間帯が多いほど成長ホルモンが分泌され、肌にも好影響を与えるとされています。
⑤記憶の定着
睡眠には覚醒時の体験を整理し記憶として脳に定着させる働きがあります。
深い眠りで体験から得た感情や事柄を整理し浅い眠りで記憶として定着させるリズムを作ります。
まとまった時間で睡眠のリズムを作ることは不要な感情や体験を取り除き記憶能力を十分に生かすことにつながります。
このように睡眠をとる目的はたくさんあります。
次の記事で深い睡眠と浅い睡眠のことを書かせていただきよろしくます。
よろしくお願い致します!!