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木枯らしが吹いたあとは晴れるけど、もっと寒くなるんだって。
でも、風が春の風みたいで暖かくて、
冬が終わって春が来た時みたいな感覚だ。

昨日、ウチのマンション裏で
木枯らしに吹かれて、ススキ達は横に倒れてしまった。
たくさん、たくさん、ススキは立っていたはずなのに、
どのススキも強い風には耐えられず倒れてる。
その中で、ひとつだけ違うのを見つけた。
それは木枯らしの中で、赤い花をつけてた。
赤い花は目立つな。ちゃんと立ってるな。
っていうか、秋や冬の花ってもっと地味じゃない?
なんて思いながら、眺めてた。

なんで、赤いんだろう。
なんで、立っていられるんだろう。
たった1本なのになぁー
同じような花は咲いてないのになぁー
どっから来たんだろう。

そんなものに、答えは必要だろうか。
いや、答えなんて別に必要ないのだ。

先日、私はニット帽を被って通勤した。
職場からは、「なぜニット帽?」とみんなに言われた。
(仕事中には被ってないのよ、あしからず)
私はその問いに、「寒いから、寝癖だから」と返したが、
心の中では、
『なぜニット帽を被るのに、理由がいるんだ?』
と、意味も無く考えた。
世の中には、帽子を被るのに理由を必要とする人間がいる、
それが私の考えた末の結論だ。

秋冬だからって、花は地味じゃないといけないわけじゃない。
木枯らしに負けっぱなしの、たくさんのススキ達の弱さ。
帽子を被るのに理由のいる人、いらない人。
世の中は、そんな風に作られてるんだと思った。
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私が松子に出会ったのは、3年ほど前だろうか。
大した内容も気に留めず単に表紙が気に入ってしまった。
まさに一目惚れ、なのである。
新刊コーナーに置かれたばかりの本だったので、
私はそれから毎日のようにブックオフに通った。
新刊では高過ぎる、けれどブックオフでとうとう見つけたが
半額にしかなってない。
でもこれを逃したら、次に会えるのはいつだろう・・・・
そう思って奮発して買った本だった。

松子は正直、バカだ。
女のバカさをすべて持ったバカだ。
(あんまりバカって言ってると、バカって変な言葉に思えてくる)
松子は、不幸な人生・・・・だったんだろうか。
落ちぶれた自分に数奇な運命を呪ったんだろうか。
私には、そんな風に思えなかった。
人は、傷つくと簡単には忘れてしまえない。
大好きな男に捨てられたら、当分は男を憎むだろう。
自分の体を利用されたら、自分の体も愛せないだろう。
だけども、松子はお構いなしに沢山の男達を愛していく。

女は大抵、愛に縛られている。
この私もそうだ。
愛されたい、愛したい、は女のテーマだ。
もし、この世の女がそんなものと無縁の生き物だったなら
女が犯罪を犯すことはないだろう。

私は、だからこそ大バカな松子が好きだ。
どうしようもなくて、浅はかで、単純な松子が、
とっても愛おしい生き物に思えてくる。
「松子、それでも生きるんだ!!」
握りこぶしの演歌みたいな世界で、
私はブツブツ文句を云いながらも、
女の愚かさを楽しんでいた。


さて、この本は女のバイブル。
ぜひ読んでみて、友達に松子はいないか、
または自分がそうじゃないか、確かめてみて。
もし松子に似てるところがあったら、幸せになれないかも☆
3ヶ月も前からトイレの芳香剤を新しいのにした。
なかなか減らないもんだなぁーと思い、
あまり臭わないもんだなぁーと感じ、
ときどきはシャバシャバ振ってみたりして、
この芳香剤は節約上手♪って浮かれたりもした。
先日、買った時から全く減っていない異常事態に気付き、
上部を外してみると、中の蓋がしまったまんまだった。
そういう時もある。

ときどきは、ピアスを外して(年に1、2回の出来事)
ピアス穴をキレイにしてやろうかと
バックピンを外したのにピアスが取れない。
グイグイ引っ張っても取れない。
もしや、あんまりにも着けっぱなしだったから、
とうとうピアスも私の肉となり、ひとつになってしまったと、
鏡で恐る恐る覗いてみた。
もう一個、バックピンが着いてた。つまり二個着けてた。
いつからそんな重装備になったんだろう。
私に溜め息だ。

私はいつも、足の小指と薬指をぶつける。
ベランダから入る時、ちょっとした段差、部屋の中の扉。
私の中で小指と薬指分の感覚が足りない。
自分の体の大きさを把握していないときもあるのだ。

息子を困らせたくて、つい、
『チョイーンっ』と意味も無く絶叫してみた。
ただ息子は、もう四年生なわけで、ちょっと大人びてきたわけで
真顔で『ママ、うるさい』と叱られた。
私が困った。

日常には、多々小さな失敗が転がってる。