実は、ずっとしっくりこない。
私の中の気持ちに、ずっと引っ掛かるものがある。
それは前に書いたプログでも話した妹との喧嘩のこと。
あれから、妹は普通に何もなかったように連絡がくる。
だから私は大したことじゃない、そう思うことにしていた。

なのに、時々、言われた言葉を思い出しては哀しくなる。
少なくとも傍で私を見ていた妹に言われるとは思ってもみなかったんだ。

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私はダメだな、そう繰り返し思ってしまう。
私は自分のことしか考えてなくて、大義名分の上で自由に暮らしていたんだ。
家族のため、生きるため、息子のため。
どれ一つとったって、実は自分のためなんだもんって開き直ってたかもしれない。
この年齢で大学に行ったって、自分のためにはなっても
誰かのために、果たしてなるだろうか?
実際は、その大学費用を家族のために使った方がいいんじゃないだろうか?

妹が言いたいのは、そういう事だったんだろうか。

だけども、それは違うんだ、とも思う。
働いて学費を稼いで、家事もして、息子の学校行事にも参加する。
空いた時間に勉強して、それの何処が楽なんだろう。
レポートの締め切りが迫った毎日と家事に追われる事は楽なことじゃない。
それでも私が続けるのは、
いつかこれが役に立つからと信じているから。
これで誰かを守れたらいいな、と信じたいから。

何度も何度も、相反する気持ちが反芻しては分からなくなる。
そしたら、誰も知らない何処かの遠いところに行きたくなる。
もう何もかもいらないから、逃げ出したくなる。
それが誰かを傷つけると解っていても、捨てたくなってしまう。


あぁ私は何て弱いんだろう、と。
この弱さが誰かを傷つけないように、
誰かを悲しませないように、
ただ時間だけがどうにか私を助けてくれるんだろうと思いたいのだ。


あたし、今日、歯医者に行った。
歯茎をレーザーで焼いたら、
すごくイヤな匂いが漂った。

あたしのオヤシラズは、真っ直ぐに生えるので
育てるそうです。
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今日会社で、ある女の子を連れ出した。
特に用も無く、ただ彼女に視線を向けた時から気になってしまって、
一度は会社から出たのに、なぜか引き戻って彼女に話しかけ外へ連れ出した。

私は正直、かなり慌てた。
彼女は私が声を掛けたときから、泣き出しそうな顔をしていたから。
そして案の定、外で泣き出してしまったから。

彼女の心はいつもいつも満杯で、それは楽しいことでも嬉しいことでもなくて、辛くて、悔しくて、哀しくて、傷ついた感情でいっぱいで、だから少しのことでも耐え切れないほど、心は涙を呑んでいるように思えた。
たった細い一本の糸だけが彼女が泣かないでいられる頼りの綱なんだな、と。

私は彼女に、会社を辞めてもいいと思う、そう告げた。
辞めることすら認めない上司なんだから、無断欠勤をしたっていい。
これからがあろう彼女に、私はもっと自分を守っていいと思う。


社会では、様々なことを様々な形で受け止め、それを乗り越えていく。
色んなことを経験し、色んな人に出会うことは、
いつかは自分の財産ともなるだろう。
だけども、自分の心を壊してまで会社にしがみつくことはない。
心は見えないからこそ、簡単には治らない。


私の会社は、たった60人規模だ。
彼女は笑うことすら許されない上司の下で働いている。

経営者に人の見る目が養われていないと、末端の社員は本当に辛い。
人を育てることより、潰すことに熱心なバカな上司の下で働かなければならない。
怒鳴られないように縮み上がりながら仕事をしたって、良い成果は出ない。
人の上に立つというのは、仕事ができる、だけではなく
人格者としても尊敬されるような人間でなくてはダメだと思う。



私は頭の中でグルグルと考えながら、彼女が泣いているのを黙って見ていた。
落ち着いてきた彼女が、ぽろぽろとこぼす言葉を拾いながら
一体これから私に何が出来るだろう?と思った。

フッともう1人女の子が入ってきて、彼女とランチに行く予定だと言ってた。
私は彼女を引き渡して、会社へ戻っていった。

会社は何のためにあるのか?
会社は誰のためにあるのか?
それは、それぞれがそれぞれの幸せを成す要素の一つに過ぎない。
だとすれば会社のために笑顔を失うのは本末転倒だ、と思う。