最初はショッピングモールとか行ったけど、そんなのすぐ飽きる。
ブラブラしながら、ロス郊外の公園に息子を連れて行った。
整備された砂場があり、3歳ぐらいの男の子がシャベルで遊んでいた。
2人が仲良く遊んでいると、男の子の祖母、40代後半の女性が話しかけてきた。
まずビックリしたのは、日本の公園に行っても日本人は同種類の人にしか交流を持たない。
同年代、服装などで見分けては話しかけて来ないし、私みたいな子供上がりの人間には関わらない、暗黙の法則があったから。
なのに彼女は躊躇せず、子供みたいな外国人の私に『ハ~イ!!』と云ってきた。
彼女は私にまず何処から来たの?と、尋ねた。
私が日本からと答えると、矢継ぎ早に質問してきた。
年はいくつか、あの子はあなたの子か、観光で来ているのか。
私は18歳で、あれは息子で、こっちには移住の予定だったけれど無理みたい、と答えた。
そしたら彼女は驚いて、
『若いのに偉い!!ちゃんと子供を育てるなんて、とても立派だわ!!』
と云ってくれた。
私は子供を産むことを責められても、誉められたことはなかった。
だから本当に嬉しかっ た。