術後、買っておいて良かった!という品が「ヘソまで綿パンツ(5枚組)」!

私はセシールさんのものを通販しました。

 

知人で同じように腹腔鏡手術をした女性から、あったほうがいいと聞いていたので、入院前に購入。

 

普段はユニクロとかの普通のショーツなので、届いたときはその布面積の広さに驚愕。で、でかい…Mサイズなのに…。

洗濯して入院用セットに追加しましたが、試し履きすることもなく、まぁ、これ、要らなかったかもなぁ笑!なんて思っていましたが…

 

手術直後、お尻の栓が抜けて紙おむつを卒業。

いよいよこのデカパンを恐る恐る装着してみると…

 

何この安心感!包まれ感!

 

その時はまだ傷口にはテープが貼っていたのですが、退院後、テープも取れると「ヘソまでパンツ」が傷口と衣服のこすれを防いでくれて、不快感を軽減してくれました!

今では手放せません。

教えてくれた知人に感謝です!

 

 

化学療法科を受診してきました。

 

予約時間から1時間ほど待たされ、その後に予約している消化器外科受診が大きくずれ込みましたが、化学療法科の先生の丁寧なご説明に納得。

前の患者さんも診察時間が長めだったので、一人一人にしっかりと向き合ってくれている結果。待つのは致し方ないことだなと思いました。

 

私が受ける治療は「CAPOX療法(=XELOX療法)」。

2週間後から初回スタートです。

 

カペシタビン(飲み薬)とオキサリプラチン(点滴)の2薬を併用します。

 

カペシタビン錠は、朝・夕食後の1日2回、14日間毎日続けて服用し7日間休みます。オキサリプラチンを1日目に点滴します。

この3週間が1サイクル。これを半年間続けるものです。

 

副作用についても諸々あります。

 

末梢神経症状:手・足・口・のどのまわりのしびれや痛み
手足症候群:手足の皮膚炎
色素沈着:皮膚や爪が褐色や黒色になる
下痢、吐き気、嘔吐、食欲不振、骨髄抑制(感染症・貧血・出血)、倦怠感etc

 

個人差があるので、私がどう症状が出るのかはやってみないと分かりません。

 

特にオキサリプラチンの副作用である末梢神経症状は後遺障害として残る可能性も。

医師曰く、半年間最後までこのオキサリプラチン点滴を完遂する人は少ないそうで、後遺症と再発率を天秤にかけ、患者の状態を見ながら、減薬・休止を調整していくようです。

 

末梢神経症状はまず冷やさないようにすること。

手足症候群はしっかり保湿で皮膚炎予防。

その他、副作用は常に医師や看護師と相談しながら、薬で調節したり、無理しすぎないよう、スキップするなど柔軟な対応で、この抗がん剤治療マラソンを細く長く続けていくことが大切だと理解しました。

 

オットには色々と日常生活面でお願いすることが増えそうで、申し訳ないですが、何でも頑張ってやってくれる人なので、心強いです。感謝。

 

化学療法の先生はこれまた気さくで相談しやすい雰囲気の方。

診察後に丁寧に説明してくれた看護師さんも優しく、今後の治療も頑張っていけそうな気がします。

 

その後、大幅に遅れた消化器外科受診ですが、担当医は「化学療法診察で遅れるのも分かっていたから大丈夫!」と、もう他の患者の診察が終わっていたのにもかかわらず、待っていてくれました。

 

傷口周辺のチリチリした痛みについては先生も「?」。

帯状疱疹でもないので、しばらくは様子見となりました。

 

排便コントロールは酸化マグネシウムを服用しなくても出るのは出るのですが、出が少ないと、翌日下したり…となかなか調整が難しいまま。

ただ担当医は、切除部位自体は排便障害が残る箇所ではない上に、元々私が便秘体質でもないので、少し経てば落ち着いてくるはずだと。

 

また、抗がん剤治療が始まれば、下痢の副作用でツラくなるかもしれないので、この辺は神経質になりすぎずに過ごそうと思います。

 

次回の消化器外科受診は8月。

その頃、順調にいけば4サイクル目がスタートする頃。

8月の私はどうなっているかなぁ…

 

ひとまず、また2週間、時間が空くので、その間に体力増進・体重増加に努めます!

さて、心の揺れ動きは如何ともし難いことですが、それに加えて術後、苦心している身体的事柄をいくつか。

 

まず、排便コントロール。

結腸や、直腸などは特に、術後は変化に対応するのが大変だと聞いていました。

 

私の場合S状結腸を切除しましたが、術後、腸の動きは活発、ガスも出ていたものの、便秘気味となり、酸化マグネシウムとセンノシドを処方されました。

 

食後3回の酸化マグネシウムで便は出るものの、少々固め。

お腹が張ってきたなと思ったら寝る前のセンノシドで排便。

 

ただ1日3回の酸化マグネシウムだと、常に便意があって、一日に何回もトイレに行くハメに。

退院後、一旦、下剤を飲むのを止めてみましたが、そうすると今度はなかなかスッキリは出ない。

結局、酸化マグネシウムを寝る前だけにしてみたり、朝昼だけにしてみたり…と未だに試行錯誤中です。

 

術後数ヶ月で排便リズムはおおよそ安定し、1年くらいかけてゆっくり改善するものの、それ以上は変わらないとのこと。

 

まだ術後1ヶ月も経っていませんので、うまく下剤を使いながら、日常生活に不便のないようにコントロールしていけたらと思っています。

 

とにかく今はウォシュレットを開発した方に深く感謝。

日に10回もトイレに行く日もありましたので、ウォシュレットが無かったら、お尻が地獄だったと思います。

 

 

それから、手術の傷まわりの違和感も気になります。

傷口は順調に治癒し、腹腔鏡手術の小さいほうの傷は赤い線を残すのみ。

ドレーンが出ていた穴もカサブタがちょこっとあるだけ。

一番大きなヘソ周辺の傷も医療用ステープラーの跡が消えれば、かなり目立たなくなる程度までとなりました。

 

が、不思議なことに、ヘソ下。

全く傷のない下腹が終始チクチクする感覚があるのです。

また傷口周辺は下着などの布がこすれると、我慢できないほどではないのですが、不快感があります。

これも仕方の無い術後の弊害でしょうかね。

次回の診察で担当医に聞いてみようと思っています。

外来日でもないのに時間を割いて、部屋も空き部屋を借りて担当医が診察してくれました。

本当にありがたいことです。

 

担当医曰く、自分はメンタルの専門ではないので、薬の処方箋は出せるけれど、やはり専門に診てもらうべきとおっしゃり、その日の午後は運良く「精神腫瘍科」の医師がいるから予約を入れてみようと動いてくださり、30分も待たずに「精神腫瘍科」の診察を受けることができました。

 

診察室では、精神腫瘍科の医師の他に面談してくださった臨床心理士さんも同席、プラス看護師さんの3人のチームで待っていて、こんなに手厚いものかと驚きました。

 

これまでの経緯や不安に感じたこと、仕事や家族のことなどの話に丁寧に耳を傾けてもらっていくうちに、たくさんの人が自分を見守ってくれているんだと実感がわいてきました。

 

私の経過としては所謂「ストレス反応」。

 

性格上、ついつい色々ネットで調べてしまう質なのですが、ここ最近は心が不安定になるので、あまり調べずにいたことを伝えました。

医師も、今、まだ抗がん剤治療の方針も決定していない中で、調べ過ぎも良くない。特に個人のサイトやブログは自分に当てはまらないケースが多いので、病院やがんセンターなどの偏りのない情報を取ることを継続してくださいとのこと。

自分でブログ書いてて何ですね…(^_^;)

 

それから夫や叔母などに色々相談できているのは良い傾向。

またこれからの治療に向けて体調を整えることに目を向けているのもOK。

 

それに加えて、薬を上手に使って日中・夜の不安感を取り除いていく方針で、以下を処方してもらいました。

 

<抗不安薬>日中の不安感を抑える

ロラゼパム

 

<睡眠導入剤>寝付きをよくする

ゾルピデム

 

睡眠導入剤は夫から貰っていたお薬がよく効いたので、そちらと同じものにしました。

薬が効きやすいため半欠けで十分眠れたので、量は自分で調整して服用。

どちらの薬も常用ではなく、症状が出た時に飲む頓服として出して貰いました。

 

遺伝子分析の結果が出る週に次回の診察予約を入れてくださり、継続的に寄り添ってくださることとなりました。

 

ガンになったことは不運ですが、親身な医師・看護師・スタッフの方々に恵まれたことは本当にラッキーだったと感じています。

予約を取って伺った「がん相談」。

事前に受診している科を伝えていたので、臨床心理士さんは私のカルテを見ながら話を聞いてくれました。

 

睡眠がうまく取れず、夫の薬を飲むのもあまり良いことではないので、やはり担当医に話をして、薬を処方してもらうか、がん患者に特化したケアを専門とする「精神腫瘍科」の外来が当病院にあるので、そちらを受診するのも良いとのこと。

 

「精神腫瘍科」なるものがあるのを初めて知りました。

まだ全国的にも新しい分野の科のようで、精神腫瘍科の医師もそう多くはないそうです。

私の病院は公立ですが、地域のがん治療の基幹病院となっているおかげで、このような科もあるんですね。ありがたいことです。

 

臨床心理士さんのアドバイスによれば、このような不安・落ち込みが起こる心理状態はがん告知を受ける患者さんは誰しも通る道。

通常は数日から2週間程度で徐々に回復するそうです。

 

もちろんそこから回復が難しいと日常生活に支障を来す状況となり「適応障害」「うつ病」になってしまうことも。

でも必ずケアをすれば立ち直っていけると励まされ、今、自分が一番どん底で、でも時間が自分を回復させてくれる…と思えて、心が少し落ち着きました。

ゲンキンなもので、その日の夜は、気持ちはフワフワしていたものの、薬無しで眠れることができました。

 

翌日、担当医の外来の日ではないのですが、眠れない心理状況を電話で伝えてみようと思っていたところ、逆に臨床心理士さんからお電話をもらいました。

消化器外科の担当医に私が昨日、相談に来たことを伝えてくれたそうで、今日、科に電話してみてくださいと。

 

背中を押され、すぐに担当の科に連絡すると、状況を分かってくださっている看護師さんが話を聞いてくれ、これからすぐ来られるなら担当医が時間を作ってくれるとのことで、取るものも取りあえず、急いで病院に向かいました。

 

本当、徒歩15分の病院。この近さに救われています。