予約を取って伺った「がん相談」。
事前に受診している科を伝えていたので、臨床心理士さんは私のカルテを見ながら話を聞いてくれました。
睡眠がうまく取れず、夫の薬を飲むのもあまり良いことではないので、やはり担当医に話をして、薬を処方してもらうか、がん患者に特化したケアを専門とする「精神腫瘍科」の外来が当病院にあるので、そちらを受診するのも良いとのこと。
「精神腫瘍科」なるものがあるのを初めて知りました。
まだ全国的にも新しい分野の科のようで、精神腫瘍科の医師もそう多くはないそうです。
私の病院は公立ですが、地域のがん治療の基幹病院となっているおかげで、このような科もあるんですね。ありがたいことです。
臨床心理士さんのアドバイスによれば、このような不安・落ち込みが起こる心理状態はがん告知を受ける患者さんは誰しも通る道。
通常は数日から2週間程度で徐々に回復するそうです。
もちろんそこから回復が難しいと日常生活に支障を来す状況となり「適応障害」「うつ病」になってしまうことも。
でも必ずケアをすれば立ち直っていけると励まされ、今、自分が一番どん底で、でも時間が自分を回復させてくれる…と思えて、心が少し落ち着きました。
ゲンキンなもので、その日の夜は、気持ちはフワフワしていたものの、薬無しで眠れることができました。
翌日、担当医の外来の日ではないのですが、眠れない心理状況を電話で伝えてみようと思っていたところ、逆に臨床心理士さんからお電話をもらいました。
消化器外科の担当医に私が昨日、相談に来たことを伝えてくれたそうで、今日、科に電話してみてくださいと。
背中を押され、すぐに担当の科に連絡すると、状況を分かってくださっている看護師さんが話を聞いてくれ、これからすぐ来られるなら担当医が時間を作ってくれるとのことで、取るものも取りあえず、急いで病院に向かいました。
本当、徒歩15分の病院。この近さに救われています。