みなさんとこ、雨風大丈夫ですか | 明日通信

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あすへ...

数分後に下のような風と大粒の雨が……

 

 台風10号、昨日、鹿児島から大分へ斜めに自転車速度で抜け、昼前、国東半島沖に出たと言うことです。

 鹿児島に上陸した時は猛烈な雨風をともなう大型台風といわれていましたが、上陸によって勢力はずいぶん衰え、最大風速も30m程度、強風圏も小さくなっているようです。と言っても、風速30mをかつて体感したことがありましたが大の大人でも時に飛ばされる強さです。それに加えて雨が……

 

 それにしても台風10号の雨風の影響はとんでもないところに出ています。関西でも大阪は時折りの強い雨で済んでますが、昨夜は徳島から淡路島、神戸当たりに線状降水帯が発生したとのこと。

 それ以上に驚くのは、10号に直接かかわりがあるかどうかわかりませんが東海から関東に大雨、東京は各地で街中が冠水したり川が増水、氾濫したりで被害が出ています。

 

 10号が昼前、豊後水道に出て東へ向かっているとの予報に、我が故郷広島の、愛媛が望める島はどんな状況か実家の兄に電話しました。まだ、雨風はさほどでなく心配していないが交通機関がすべてストップし、車の運転免許を返上した身に予定していた医者へ行くことができず、これがいつまで続くのか、その方を心配しているとのことだった。

 

 一方、僕の、大阪の郊外は空も、雨風も、まさに猫の目。台風の進路予想の中にあって風雲急を告げる雰囲気はまだないけれど、空の雲の流れは速く黒雲に蔽われたと思えば青空が覗き陽が差す。差したかと思うと数分後には日が翳り、強めの風とともに大粒の雨が窓を叩く、そんな繰り返しです。

 

 予報を繰り返し見ていると勢力は確実に弱まってきている。しかし進路は豊後水道に出て東に向きを変え、四国を横切り太平洋に出て再び近畿へ向かう予想は変わっていない。

 

 6年前の関空が被害を受けた台風は我が家一帯も大きな被害をもたらした。家が大きく揺すられ丸ごと飛ばされるのではないかと心配したほどで、隣近所揃ってベランダやガレージの屋根を根こそぎ飛ばされる被害に遭った。周辺は屋根や家そのものの被害に遭われ、その後の修復に業者の手が間に合わず年越しされたところも珍しくなかった。

 

 そんな被害に遭っているだけに台風接近に敏感で、刻々の報道に注視し「どうぞ、四国沖、洋上へお立ち去り願えれば」と“台風10号様”に手を合わせている。

 でも、どうなるじゃろうね……