箴言「善く人を用うる者は……」
今日は朝から真面目な一日。浄土真宗の小本、その一分の中の指摘を確かめるための歎異抄に始まり中国の古典、老子、孫子……。
きっかけと真宗の話は後日まとめて紹介させていただくとして、老子の話の中にわがカープの監督の新井さんを彷彿させる一文がありましたので紹介することにしました。
「善(よ)く人を用うる者はこれが下(しも)となる」
人使いに長けた人は下手にふるまう。指揮官だからと言って力づくなことはしない。感情まかせに言いたいことを言わない。責任を自ら被り、人々を気持ちよく押し上げていくと言う。「責任は僕がとる。思い切ってやりなさい」と言いながら、選手の失敗も責めない新井さんに相応しい言葉かもね。