森下、最近、打たれ過ぎだからなあ | 明日通信

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 カープ対オリックス第二戦は森下と田嶋の投げ合い。でも、スンマセン、田嶋投手と言っても全くと言って知らない。早速調べさせてもらったら2017年のドラフトでオリの一位指名選手。18年から先発一本で投げ18年6勝、22年9勝しているサウスポー。栃木の佐野日大出身。

 

 僕が駆け出し記者の頃、一時担当したエリアの出身の人。60年ほど前だから当時の栃木の高校野球といえば作新学院しか頭になかった。でもその後、頭角を現した佐野日大高校、田嶋はその佐野日大のエースだったんだね。他人に思えんね。でも、今日は我がカープの森下と投げ合い、カープの打者をひとひねりしようと考えてんじゃろ。

 

 アンタは他人と思えんけど、今日はそうはいかんぞ。昨日のエスピノーザ、山崎、古田島のリレーに4安打と抑えられ、辛くも1回の2点で逃げ切って勝たせてもらったけど、今日は打って打ちまくり勝たせてもらうからね。

 

 でも、田嶋さん、アンタどんな投手やろか。それに投手は女房役のエエ捕手がおって変わるもんね。今日の捕手、森やろか若月やろか。いずれにしろDH制のパは打者に遠慮容赦なしに懐へズバッと投げてくるもんね。

 

 その点、カープの捕手は優し過ぎ。昨日の坂倉なんか、左打者に対し外主体の組み立てだからね。左の床田とはいえクロスの外だと左打者にレフトへ狙い打ちされる。7回だったかね、ピンチに2番二安打の福田を胸元のストレートで三振をとって切り抜けた。あのインコースの厳しい球を主体にピッチングを組み立てないと打たれるわねえ。

 

 パはDH制で打ち合いゲーム。投手は投げても投げられることがないから打者の打ち合いに厳しく立ち向かえる。田嶋も捕手の森も若月もその度胸と覚悟ができているから強い。そのオリのチームプレーにカープの選手が勇敢に戦えるかだね。腰が引けたら敗け。

 

 ただ、今日は投げる森下に対し受けるのは右の石原貴か会澤。かなり打者のインコースを使う。最近、調子がもう一つの森下をそのインコースを使って立ち直らせるか、でき次第で勝負は決まりそうだね。