カープ、DeNAに三連続逆転負け、でもノープロブレム! | 明日通信

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 カープがDeNAに三連戦とも逆転負け。三試合とも「アレッ、どうしたの、どうなってるの」と叫んだ。出来過ぎたような、シナリオで準備されたような逆転負け。くやしかったけど、長いゲームの中にそういうケースもなくはない。

初戦は野村。久しぶりに見る野村らしいピッチング。いただきだなとほくそ笑んでいたら筒香にツーランで5対4で1点差。代わった今村にロペスが同点ホームラン。次いで宮崎が初球をレフトスタンドへ逆転サヨナラ。

二戦目もシナリオに書かれたような逆転劇。

そして昨夜の、セカンド前イレギラーを菊池が取り損ね、前夜に続いてセカンドのランナーを生還させ、カープはサヨナラ負け。

DeNAのホームランも求めるところで出てくる。対するカープのホームランは散発、最小点を積み重ねるだけのもの。ここぞのタイミングではホームランどころかヒットもでない。勝ちゲーム、負けゲームの典型的なパターンだった。

DeNAは粗削りだが個々いい選手が揃い、これからセ・リーグでもっともコワイチームになっていくのではないかな。

対するカープ、三連敗で2位タイガースと6・5ゲーム差に。優勝マジックも消滅。でもそんなの問題ない。どんなに頑張っても負けることはあるし、それがたまたま「逆転負け」という珍しい形になったが6連敗、13連敗なんてこともあるから三連敗「ノープロブレム」だよネ。これから残りゲームの中で連敗もあるかも。しかしカープらしい戦い方をして負け、結果、連覇を逃しても、悲しいけどそれも「ノープロブレム」。

それより何より痛手、心配なのが鈴木誠也のケガ。何とか元どうりに治ってくれればいいが。

DeNA戦でボコスコホームランを打たれ逆転負けのきっかけをつくった救援投手陣。これまで頑張って疲れてるんだよネ。ヘコむ必要なんかない。それより打ったDeNAの選手が二度と打てないまで、ウデを磨いて、磨いてやり返すことだ。それが勝負に生きる世界の人間の仕事と思うネ。