安倍続投は仕方がないが、これでいいのかな。 | 明日通信

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 自民党は9月に総裁選が行われる。が、残念なことに無投票で安倍さんの続投が決まりそうだ。

 中国へ3000人の政財界人を引き連れ乗り込んだり、韓国の朴さんと会ったり、今の自民党でうるさい存在の二階さんが、安倍政治への影響力を維持していくため? か一番に安倍支持を表明、副総理の麻生さん、幹事長の谷垣さん、額賀さん、石原さん、いうまでもなく細田さん、高村さんの流れを汲む山東さんも多分、それぞれ政策集団や研究会といった派の仲間を引き連れて支持を明らかに。

 前回、対立候補で地方票は安倍さんを上回っていた石破さんも支持表明。

 唯一、「『無投票でいいんじゃあないか』というのは国民に対して傲慢だ」と声をあげ、立候補の動きをしているのが野田聖子さんだ。

 そういう野田さんも対立候補になるのはためらっており、「言っていることは正しい」といっても結局声だけに終わってしまいそうだ。

 しかし憲法や安全保障法案でも経済政策でも、問題が多く、前回の総選挙による圧倒的支持の時からすると国民との乖離が大きくなり、それが支持率の低落にあらわれている。自民党が引き続き政権を担うのはいいとしても、自民党のみんなが勇気をなくして安倍さんに尻尾を振っていては、国民との乖離がどんなものでどの程度かさっぱりわからない。

 自民党の中で対立候補が立って声を上げ、その候補にどれだけの支持が集まるか、安倍さんの政治の姿勢を正すためにも必要なのに・・・。

 来夏までしばらく選挙がなく、今は「重要法案」を成立させるのが先、との思いで国民に背を向け、安倍さんばっかりに視線を当てているとしっぺ返しされるのではないだろうか。

 だれか勇気を出して声を上げるべきだと思うのだが・・・。小泉さんやるかな。