※この作文は2018年7月12日に、別ブログ「グルテンフリー日記」に書いたものを貼り付けました。

 

先日、駆除したアシナガバチに情がうつってしまい、我が家のベランダに移住させた話を書きました。おかげさまで現在は15匹くらいの家族になってにぎやかです。

 

その後、私はアシナガバチがたくさんのアオムシ・イモムシ類を捕らえる働きにすっかり感心し、移住させることにハマってしまいました。なにしろ、5群れの駆除依頼があったのです。それらは巣ごと、無農薬野菜を定期購入している友人の「はしもと農園」の畑に移住させました。

 

 

生け捕りして移設させる仕掛けも、初回はプラスチック水槽で大掛かりにしていましたが、現在はザラ板で作った木箱に巣を固定して、木箱を蜂の入ったビニール袋の中に入れて認識させ、その木箱を畑に設置して、翌朝ビニール袋をはずす方法でやっています。アシナガバチの性格もわかってきたので、10匹以上の群れも移住させることができました。もう少し様子をみないと、本当に定住してくれるかはわかりませんが。

 

 

予定では、一ヶ月も経てば大家族になって、農園のアオムシ・イモムシ類をどんどん捕ってくれる予定ですが、はたして目当ての虫を捕ってくれるかどうか。

 

そういえば、農園の橋本君は、トマトにつく「ヨトウムシ」を捕らえてくれたら助かると言ってました。Wikipediaで調べてみたら、蛾の幼虫で年に2〜3回発生。土の中で蛹(さなぎ)になるそうです。大きくなると、4〜5cmにもなると。写真を見ると、見たことあるようなちょっとグロテスクなイモムシです。

 

           wikipediaより抜粋

 

ということは、畑に設置した中では、キアシナガバチの10匹の群れは即戦力としてすぐに活躍しそうです。体格も大きいので大きなイモムシ類を捕るらしいです。ほかはまだ小家族なので、次世代のヨトウムシの時に期待します。まあ、それ以前に、定住してくれればの話ですが^^;

 

 

 

でも、このアシナガバチ移住がアオムシ・イモムシ駆除に本当に役立つことになれば、全国で無農薬を頑張っている農家さんの助っ人になれます。移設を誰でも簡単にできるよう、仕掛けをあれこれ工夫しているところです。

 

近頃は、アシナガバチを求めてすっかりよそ様の軒下も物色してしまうようになりました^^;

またご報告いたします。今後にご期待ください^^