美容と健康・日常生活に欠かせない ”発酵食品”
自家製調味料・お味噌汁・お漬物・梅干し…、祖父母からもっとしっかり作り方を教わっておきたかった、とよく思い出す。
風邪をひいたときに甘酒を作ってもらったかすかな記憶が、いまでも大きな愛情で包んでくれているような気がします
甘酒の歴史は、思っているよりもずっと古く、奈良時代とのこと
江戸時代になると広く市民にも愛飲されるようになり、明治期には栄養や成分の化学的な解明もなされ、益々大人気に
現代も「飲む点滴」と呼ばれ、健康・美容効果が注目されていますね~
(疲労や二日酔いの回復、降圧効果、抗酸化効果、便通改善・腸内環境を整える、熱中症対策…等々)
※以下は、 マルコメ様 webサイト ~甘酒の歴史~ からの抜粋 ↓↓
__________________________
①麹をつかったもの~
「289年頃、吉野の民である国栖人(くずびと)が、応神天皇に醴酒を捧げて国栖奏を奏で、酒宴を行った」(※1)とあります。
※1 この国栖奏の儀式は、現在も奈良県の吉野町にある浄御原神社の祭りとして大事に受け継がれている。
②酒粕をつかったもの~
奈良時代に編纂された日本最古の和歌集「万葉集」に収められている、山上憶良が当時の人々の暮らしを歌った「貧窮問答歌(びんぐうもんどうか)」に登場する「粕湯酒」。
③広がりと文献~
・江戸時代に入って1643年(寛永20年)には、この時代を代表する料理書「料理物語」~(中略)甘酒とは麹を水に浸し、その絞り汁を米などの原材料と合わせて発酵させた物
・1689年(元禄2年)の料理書「合類日用料理抄(ごうるいにちようりょうりしょう)」には、醴(甘酒)の作り方として、米、麹、水、酒で作るレシピ
・1712年(正徳2年)の辞典「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)」には、米、麹、水で作るレシピ
・1867年(慶応3年)に完成した、江戸後期の三都(江戸・京都・大阪)の風俗などをまとめた「守貞謾稿(もりさだまんこう)」という書物
__________________________
この『守貞謾稿(もりさだまんこう)』は、江戸時代後期の文化・風習・民俗などが記されており、喜多川守貞氏が1867年に完成させた35巻からなる書物。
京都・大阪・江戸の特徴と比較とともに記された貴重資料として国会図書館で保管されています
お気に入りアレンジは、”生姜とレモン入り甘酒”
自然と大地の恵み 先代から受け継がれる知恵・食文化に感謝
※行ってみたい観光地☆~茂原市
※はずせない定番☆~魚沼市
※都内のお店でお世話になっています☆~金沢市