バンコクから車で4時間くらい北へ行くとペッチャブーン県があります。山に囲まれたエリアで県名の由来は「豊富な作物」から来ているようです。Wikipediaによると肥沃な大地なため昔から農産物の生産性が高かったとのこと。
確かにバンコクからドライブしてくると途中から土の色が東南アジアの一般的な赤土(ラテライト)から色が黒に変わります。高い山に囲まれているため夜の気温が下がる所もポイントかと思います。平均気温が26度以上ですと微生物に分解され過ぎてしまい腐植が土に残りません。
ピッサヌローク県との間にある山「カオコー」。標高1,000メートル前後。ここで食べたイチゴがタイの中で一番甘くておいしかったです。農家から直接イチゴを買っても日本のイチゴより値段が高いですが、品質は日本ほどではないです。
この辺は比較的涼しくリゾート地になっており土地は安くないです。イチゴのシーズン中には道沿いにたくさんのイチゴ屋台が出ます。
カオコーにあるお寺「ワットプラタートパーソーンゲオ」です。なかなか他では見れないユニークなお寺です。観光客は長袖着てる人が多いですね。
カオコーの山のてっぺんにはタイ共産党の展示品などがあります。管理しているタイの軍人さん達は塹壕に住んでました。
中国製のロシア機関銃と戯れることもできます。
ペッチャブーンの街の手前あたりにカムナンチュルファームというのがあります。タイシルクを作るためのカイコの餌となる桑を栽培している農園だと思います。マルベリー(桑の実)のジュース、アイスクリーム、ジャムなどのオリジナル商品があり、レストラン、カフェもあります。売店ではローカルの農産品なども一緒に販売しています。農園ツアーもありタイの田舎でこんなにしっかりと6次産業化された所があるなんてびっくり。