大下伸悦さんの本やブログなどを読み神谷成章さんが作られている好熱菌堆肥が気になり、タイの畑でもイチゴなどの栽培実験に使わせていただいた所、一定の効果がありました。そこでタイへの本格的導入なども考えて訪問させていただきました。
堆肥舎。好熱菌を使っているので、ヒーターなどの加温設備無しで堆肥の温度が80度に達します。堆肥の空気(蒸気)を吸引して分離した水分を液肥としています。
材料のヘイキューブやとうもろこし、大豆などが見えます。商社から飼料などを安く仕入れることができるとのこと。ニオイは大豆が発酵したような味噌っぽいニオイに近いかも。この堆肥の味噌は原材料のチョイスと割合にありそうです。
また、一度に大量に作成するので効率はいいですが、水分量などの感覚が熟練されてないと真似するのはだいぶ難しいと思います。東南アジアではフィリピンとカンボジアにて堆肥生産の実績があり、ベトナムなどからも引き合いがあるようです。
堆肥技術の根幹となる好熱菌培養施設。
きゅうり。
ほうれん草。つまみ食いさせてもらった所、今までに食べたことないくらいうまかったです。やはり野菜は畑で食うのが一番。農業資材はいろいろありますが、資材を作っている人自体が優れた農家であるかどうかは資材を選択する上で大きなポイントになると思います。
玄関のたぬきにはとっても癒されました。
神谷さんとのミーティングや畑見学を「せいしょーせんせいのでし」さんにご案内していただきました。誠にありがとうございました!