10万円というと結構大金です。

 

日本刀の金額を見ていると感覚がマヒしてしまいますが、20代~30代でパっと使える金額の上限ってこの位の金額ではないでしょうか?

 

 

 

 

しかし、一般的な刀剣店で「予算」を聞かれた時に「10万円」といったら、恐らく

 

「もっとお金を貯めてから来てください」

 

と返されると思います。

 

もし、あったとしても錆身の脇差か、刃切ありの刀位しか買えないのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

それは当然の話で、店を構えて、社員を数人使って営業していたら経費だけでも10万円前後は乗せないと店舗運営できません。

 
 
 
 
 
しかし、当店はネット専業で、更に副業なので経費率が低いため10万円台で刀が買えます。
 
右から左に流すだけで、工作費が10~20万円追加で掛かる刀を「10万円台」で売っても意味がありません。
 
 
 
 
 
 
 
ただ、10万円台で販売するとなると、仕入も色々考える必要があります。
 
 
 
 
 
基本的には2尺から2尺2寸の短めな刀が中心となります。
 
 
定寸(2尺3寸5分)から短くなると、美術鑑賞要素の「姿」の部分で基準より短くなるので仕入値も安価になっていきます。
 
とはいえ、数センチ短くても、刀としての迫力がないかと言えば、そんな事はないです。
 
また、軍刀で2尺2寸以下の刀が多い事からも分かる通り、その位の長さの方が振りやすいと思います。
 
 
 
偶然、安価に仕入れが出来れば、定寸近い刀も10万円台で販売する事があります。
 
 
 
 
また、合わせの外装が使えるように反りは1.2~2.0前後の刀しか仕入れません。
※良い刀でも、その範囲から外れたら仕入れません。
 
これは、安価で新品外装とセット販売する為です。
 
 
 
 
鑑定については、保存付きでも10万円台で販売する事もあります。
※特に5月、8月、10月といった保存の結果が出て鑑定書が発行される月とその翌月
 
その場合は、状態が悪いとかではなく、単に不人気な直刃の末古刀や新刀だからといった理由がほとんどです。
 
 
まるで現代刀のように状態の良い末古刀でも、その価格になる事があるのでご期待ください。
 
 
もちろん、コストを掛けないために、保存審査は自分で申請して取得して、刀も自分で日刀保に取りに行っています。

※保存審査の返却は梱包費が高いので自分で行きます・・・

 

 

 
 
そういった工夫があるので、安く販売できているのです。

 

 

 

 
 
 
 
 
今の時代、30万円、40万円がスタートラインだと、興味があったとしても、普通のサラリーマンでは入りづらい世界になってしまいます。
 
 
まずは10万円台で購入して頂いて、そこからどっぷりと趣味の沼に浸かって貰えれば、刀剣業界も活況が取り戻せるのではないかと思って商品化をしています。
 
 
 
 
 
 
【商品PR】
 
 
良業物 福本兼宗の刀です。
 
関の陸軍受命刀工で、良業物となっています。
実際に斬れるので有名で、武道をしているお客様が好んで買っていきます。
 
この刀も10万円台での販売です。