少し濃い内容、残暑が増すような(笑)内容が続いたんで、今日は風通し良くいきたい。
ボクは音楽好きで、生活にはかかせないし、一時期は中途半端ながらも世界を放浪するアバンギャルドなミュージシャンを目指していた。
音楽好きな人なら、好きなアルバム、そして好きなジャケットが何枚かあるとおもう。
映画もそうだが、良質な映画は音楽も良質。中身が良いアルバムはジャケットも良い場合が多い。
そんなボクのアルバムジャケットランキングで、常にトップ3に入っているジャケットがある。
※クリックして大きくして見てくださいね
オリジナル・ラブ の5thアルバム「RAINBOW RACE 」
ボクがオリジナル・ラブが好きなのは先日も書いた が、このアルバムというかジャケットは出た当初から単体で大好きだった。宣伝用のPOP写真が欲しくて、レコードショップを回った記憶があるが、確か手に入らなかった。
いつ見ても美しすぎるし、ココロが澄んで、大地へと想いが膨らんでくる、写真の少女のように飛び立ちたい気持ちになる。やさしい躍動感、生命の美しさ。
テクノロジー、競争社会、政治、芸能界、怒りや嫉妬、比較や競争。。。
余分なモノが何もない。
あるのはただ大地と生命だけだ。
笑ってしまう。。。
あれも欲しいこれも欲しいと、あくせく働いているボクが夢見る楽園は何も無いところだ。
じゃ、今あるものを全て手放せば、楽園になるんじゃないのか。。。?
もう自分の中に楽園はあるんじゃないのか。。。?
この写真を見るたび、そんなことを考えるんだ。
そして、壁一面にこの絵が描いてあるスタジオを持つことが夢の計画の一つである。
ちなみにこの作品 、もちろん中身も素晴らしいです。
ファンの中では初期の最高傑作と言われたり、単に最高傑作と言われたり。
ボクも出た当初は耳がお子チャマでわからなかったですが、今聞くとメチャメチャかっこいいです。
写真のようにアコースティックで、余分な音がなく、何より躍動感に溢れています。
ボクがオリジナル・ラブの中で一番好きな曲「夢を見る人 」も入っています。
最後に、先日紹介した オリジナル・ラブの現在のところ最新アルバムである「東京 飛行 」にも入っている、岡本太郎氏の作品に捧げた曲、
「明日の神話 」の映像を見つけたのでご紹介しときます。
曲の素晴らしさもさることながら、このシンプルなアコースティックバージョンが最高なんです。
初めて見たとき、すさまじい鳥肌が立ちました。その後も何度か。。。
田島貴男さんの圧倒的なエネルギー、力量(技量、声量)、おもい、存在。。。圧倒されるとはこのこと。
そして音楽への強い強い愛情、敬意。。。
最初ザワついている会場も、圧倒され静かになっていく。。。
作品に向かって歌を捧げ、
最後振り返って、あんなすごいパフォーマンスをしたのに、軽くハニカミながら会釈をするところが、
大人の男充満で、死ぬほどカッコイイ!
本物って、スゴイね
本物って、圧倒的だね
他と比較などしようがない
どんなに流行が変わっても
本物って、絶対消えないんだね
それではみなさん、
虹の向こうで
また会いましょう。。。