● 息子の長い一週間
こんにちは、寺田綾乃です。
この一週間、息子はプチ登校拒否でした。
朝6時には、布団の中で、必ず小さく泣いていた。
あたしは、なだめたり、怒ったり、向き合ってみたけど、明確な答えは彼から聴けず。
途中で突発熱も出たので、完璧なサボりではないのだけれど。
登校拒否児のお母さんの気持ちがよくわかりました。物凄く大変なんだと実感しました。
このまま、本当に、登校拒否になるんじゃないかと不安と、行きたくないなら、行けるために何をすればいいか。
ずっと、布団に入っている息子に、切なくなったり、してました。
でも、もう一人の私が、行きたくないなら、行かなんでいいよ、色々な道はあるから。
と思う自分もいました。
ご飯もあまり食べず、何を悩んでいるのか、彼の心は、今、どこに向いているのだろう。
私も涙が流れたりしていました。
昨日は担任の先生に家へ来てもらったけど、最初は布団から出て来ない様子。
私は、首根っこ掴んで、先生の前へ座らせた。
彼の不安をひとつづつ、ほぐしてもらい、彼の久々の笑顔を見られた。
眼鏡が合わなくなって、黒板の字が見えなくて、言っていることも分からなくて、どんどん、ついていけなくなった。
いっぱい休んだから、クラスの子に、どうして休んでたん?って聞かれるから行きたくない。
先生は席替えをする事、みんなは心配しているから、そう聴くんだよ。
分からないところは放課後やろう。
若い女性の先生だけど、本当にしっかり、息子に教科書を持って来てくれて、分からない所を付箋をペタペタたはってくれた。
うん、この先生なら大丈夫。私は、安心して託せると思いました。
息子も、なんとかご機嫌になり、遅れた分のページと分からない所を明確にしてくれて、ありがたかったです。
なので、先生に正直に言いました。
行きたくないなら行かないでいいと思いました。
そしたら、先生は、それでいいんです。クラスでは息子君は本当に頑張っています。
家庭で、甘える時間がないと、息子君がダウンしてしまいます。お母さんも大変ですよね。
と、厳しく優しい担任の先生です。その言葉に、フワッと肩の力が抜けました。
明日は行きます。息子が先生に言ってました。
今朝、ふつうの風景が目に入りました。
歯磨きして、朝ごはん食べて、着替えて、ランドセルを背負って、行ってきまーす!
これが当たり前、と思っていたけれど、ありがたい事だなぁとかんじました。
登校拒否のお子様を持つ、お母さん、私も今回、身に染みました。
無理は禁物です。なんとかなります。
無責任かもしれませんが、お母さんも、少し外へ出て気分転換をして下さい。
あたしも、2〜3時間ほど、お誘いのあった、近所のパーティコンシェルジュの葉子さんに、美味しい和食をいただき、気分転換しました^^
ある意味、子供のシェルターみたいな場所が家なら、お母さんも肩の力を抜いた方が、いいです。
悲しいお母さんを見続けたら、子供は家でも、いたたまれない気持ちになってしまいますから。
登校拒否児のおかあさん、いい母親にならなくていいですよ。
世間的には、いいお母さんじゃなくても、僕には最高のお母さんやから。
私は、息子に今回も教えられました。
学校に無理に行かせるのは、世間的には頑張ってるいいお母さんかもしれません。
私は、甘いのかもしれませんが、逃げ道は作ってやりたいと思いました。
賛否両論とは言え、やりたい事をやらしてみる親が居てもいいかな?と今回、勉強になりました。
不安やザワザワもいっぱい体験しました。
少しだけ登校拒否のお母さんの気持ちがわかった様な気がします。
子供は、思っているより、早く成長しています。
成人式ニブンノイチ、この1年が、結構大事な様です。
ますます、自分らしく生きて、背中を見せようと思っています^^