花ではなく緑果
『 大寒桜 』はさすがに早い。
もう今は赤い果の実る
『 河津桜 』の少し後かな?
果実になってから来た今年。
花の頃に来られる?来年。
時期も大事、それから時間も。
曇りのない青空に描かれた
飛行機雲のようだな。
濃い影にある水面の
その下に隠れる懸命。
白い飛沫が線になって走るよ。
影だけじゃなくって光の中の
色彩にも驚かされたよ。
虹に繋がる色を見つけて
歓声を、この小さな旅で
何度も何度も上げた私よ!
『 一葉 』
サトザクラの園芸品種。
(『 普賢象 』みたいに
葉化した雌しべが特徴だとか。)
初々しい。
舞妓さんみたい。
簪(かんざし)が
白い「お花紙」みたいな
衣装の可憐さを際立て。
” 可愛いくてもそれは
修行しての結果です。”
みたいな。
お山に行った時みたいに
すれ違う人は次々
挨拶してくれて、嬉しくて。
昼間の川と異なるのは
大概それは女性の声である事。
ただ、
「ラジオ体操」の解散直後に
この『 一葉 』を撮ってたら
目の前の家に牡丹の花。
「これも(撮りなさい)」
と、おじいさんが言いました。
私があちら側でもそうするだろう。
花を見ていると声をかけられるね。
大きな人ももう今はのんびり
2人に向けての言葉でしょう。
「来月もおいで」は嬉しいね。
4月15日(水)の朝です。