私が赤い靴下編んでいた先週の
朝ドラ『 おちょやん 』
撮影所の廊下で
「アンソニー」のような彼と
「テリー」のような彼の２人の間に
ちよちゃんが立つシーンがあった。
「アンソニー」にプロポーズを
受けた後だったかな？
（「アンソニー」と「テリー」
・・・『キャンディキャンディ』
より。ちょいワル「テリー」とも
結ばれず・・・で、涙・・だった。）
靴下は完成しました。
バブーシュを履く時はこの糸でも
やはりきつく感じるけど
履けない事はありません。
（並太）
艶の無い麻と綿の混紡糸で
「理想の赤」ではなかったけど
風呂上がりから翌朝まで履く
カバーソックスにしてます。
この２５gの糸、ほぼ5つで完成。
「テリー」と決めた訳でないけど
「アンソニー」で無い事は決めてた。
（いやまだ
「テリー」に求婚された訳では無し、
でも全国のおばちゃんは皆！！
そう思ってる！・・・ハズ。
いずれそうなる・・・・って！）
あの「アンソニー」
（穏やかで、優しいから・・・
ついこのあだ名・・・。）
との撮影所の廊下でのやり取りと
直後に廊下の反対側から来た
「テリー」とのやり取りが楽しくて。
ちよちゃんの内面から
話す相手によって
全く別の人間が引き出されるのが
可愛くて。
（穏やかな「アンソニー」には
穏やかなちよちゃん。
口のきつい「テリー」には
それ以上かもしれないくらいの
きつい口ぶりで。）
廊下のあっちとこっちを向いて、
時間を置かずに２人と話す、
っていうのも実に「演劇的」で
２人に対する対応の違いが
はっきり見えて面白かったな。
本当に手にしたい物はどこにある？
タイミングの問題も感じるね。
「アンソニー」が嫌いなのではなくて、
今ちょうどわかっちゃった。
お芝居をやり続けたいという
自分の気持ちがわかっちゃったね。
ちよちゃん。
着物の時に足袋の上に重ねて履いて
暖をとってもいいような、
ちよちゃんくらいの歳の頃の
女の子が履くような赤い靴下。
まさしくそんなイメージで編んだ。
麻や綿だけど
隙間の多い編み方だけど
右と左で形も少し異なるけど
暖かいです。