夏が過ぎて工事を終えた
ベランダに植物の姿が戻り
しばらくした頃から
種類は分からないのだけど
一匹の蜂が毎日訪れるように
なりました。
大きな人がその存在に気づいて、
いつも蜂が来てる、と。
私も既にその存在に気づいていて、
いつも同じ蜂だと思う、と。
先週はさすがにもうその蜂が
現れなくなっている事に気づいて、
同時に「あれはおじいちゃん？」
とも。
会ったことの無いけど
この家にはその気配がこれまでも
あったのです。
（私がここへ越して来てから読む
機会の増えた本の傾向を見ても
お祖父ちゃんが小さい頃にそれを
学んでいたからではないか、とか。）
今年はそのお祖父ちゃんの
生まれた地域にも旅する予定で。
もっとずっと遠くにも旅する予定で。
2020年。
それでも家で過ごした日々が
『３年の星占い』で読んだ
ここ20年取り組んで来た事の
総決算のラストの年・・・には
相応しい機会を与えてもくれた。
「良い年」と表立って言うのが
相応しくないのは分かっているけど
あえて言いたいと思う。
私にはこの１年が「必要」だった。
多分私以外の多くの人と同じように
不安があり、それでいて今
生かされている事の重さも噛み締め、
その中でこそ
ここまでひっそり
「生きて」、「続けて」きた事の
価値を確認出来ました。
（マイナスだったはずの事が
逆転・・・いや、それには
反対の立場の人もあるから・・
一番良い言葉を探すと
「平ら」とか「中庸」とか・・
大きな事のあった今年や
この先にはせめてそういった
未来があると思いたい・・。）
で、頑張ります。
もう、私に「頑張って」って
言ってもいいですよ。大丈夫。
今日の写真は９月の写真。
まあ、頑張っていても
こうして追いつかない事も
相変わらずあるけどねー。
緑色はオカン様の好きな色です。
身に付けるものは白と黒と金
ばかりなのに不思議でしょう？
ちなみにオトン様に買う服は
アースカラーの物が多いです。
お祖父ちゃんは何色が
好きだったかな？
セピア色の写真の中の
自転車と一緒のお祖父ちゃんの
シャツはなぜか臙脂色に見えた。
（戦後割とすぐの服。実際は？）
私が好きだけど、私の顔立ちでは
どうにも地味過ぎて似合わない色。