ベランダ考 5 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

窓サッシの調整のおかげで

 

居間からベランダへの

 

掃き出し窓の開け閉めも、

 

左右ともに容易になりました。

 

 

(現状、ここだけ古いサッシのまま。)

 

 

 

 

古いお家の宿命。

 

サッシなどの立て付けは

 

たとえ建物がコンクリートでも

 

スムーズには行かなくなるのが常。

 

 

で、これまでは明らめてた。

 

 

(こういう時に「明らめる」の

 

 漢字がいいなあ、と心底思う。

 

 ただ今回は「慣れてた」の方が

 

 正しい表現かもしれません。

 

 ずっとそんな感じで生きてきたから。)

 

 

(リノベーションで丸っと全て

 取り替えたとしても、「サッシ」

 「玄関ドアの外側」は『共有部』で

 いじる事は出来ません。今回は

 マンション全体で、古いサッシに

 新しいサッシを被せる工法の工事。)

 

 

 

便利さを取るか、面白さを取るか。

 

ですね。

 

片方しか開かないとなると

 

自分の思い通りの「物の配置」が

 

出来なかったりするのだけど、

 

 

 

ちなみに引っ越してくる前に

 

施工してくれた「りっきー」

 

(とご本人を直接そう呼んだ事は

 

 ないけれど私たちの心の中で

 

 呼んでいます。)

 

・・・等々の好意で

 

 

古いサッシのままレールを転がる

 

部品を交換するなどのメンテナンスは

 

済ませてもらっていて。

 

 

それでも片方の窓は開けづらくて、

 

でもそれは当たり前の事。


古くなるってね、そういう事。

 

どちらか開けば生きていけます。

 

 

(何よりもその窓から見える

 変えがたい景色を取ったのだ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、その明らめてた古いサッシの

 

開閉までスムーズになってウキウキの

 

28日(金)のお昼ご飯。

 

 

 

工事の間にその様子を見ながら準備、

 

職人さんの「試してみてください!」

 

という誇りに満ちた声に応えて

 

2人でそれぞれ開け閉めして、歓声!

 

 

 

(窓を外し1時間調整してました。)

 

 



ウキウキのご飯の割に地味ですが、


もち麦入りご飯に、

 

 

濃い目の味に煮てあった

 

美味しい揚げと玉ねぎ、

 

豆腐、の餡をかけて食べました。

 

 

豆腐と片栗粉で「卵」のイメージ。

 

全体で「きつね丼」のイメージです。

 

 

 

(3種の具材を入れてまた酒、醤油を

 足して、でも薄味。美味しい揚げ

 だから潔く「出汁」は無しです。

 煮ても、揚げだけが少し濃い目の

 味のまま。今、思うに「七味」を

 添えても良かったかな・・・と。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吉野ヶ里から届いた紫の小なすは

 

舘野真知子さんの

 

『きちんとおいしく作れる漬け物』

 

p118の「小なすの塩漬け」に。

 

 

お味噌汁にはエリンギと一緒に

 

茄子と同じ吉野ヶ里の肉厚ピーマン。

 

 

(いつものようにヘタだけ取って 

 種などはそのまま。あまり煮ないで。)

 

 

 

そして1つ。大事な事。

 

出汁は一切使わなくても

 

豆腐の甘さで美味しいのだけど

 

味のアクセントに「塩漬け生胡椒」。

 

 

 

 

旨みの強いものにある臭みを

 

これで和らげると

 

よりその旨みが生きる。

 

 

なんて風に普段は使っているけど

 

今回は胡椒そのものを味わう感じ。

 

胡椒が主役って、考えたら楽しい。

 

 

 

台湾素食に使われているスパイスに

 

私が感じたように、

 

旨みの強い物(お肉とかお魚とか)が

 

あたかも入っているような、そんな


『錯覚』も楽しめるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どちらかが開けばいい」と思ってた

 

窓が左右両方開くようになったら

 

やはりベランダの自由度は上がるなあ。

 


ところが

 

新しいサッシになった他の場所の

 

窓の開閉の便利さも、一月経った今は

 

もう感動が薄れて来ています。

 

 

 

 

 

 

 

これからは

 

居間に面した南側のベランダは、

 

「お布団が干しやすい事」重視。

 

だからこそ今回のサッシの件は

 

控えめに言っても

 

「かなり嬉しい〜!」はず。

 

「欲」も湧いてきました。

 

 

もちろん

 

「楽しむ事」や「欲」は大切だけど

 

あれやこれやと何でも食べ過ぎる

 

今の私の食にも通ずることがあります。

 

 

(鼻や喉から「お知らせ」があって

 

 少し気をつけてるところ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前に素敵な物が沢山あるからと

 

両手をいっぱいに広げて

 

沢山抱えようとしても腕の間から

 

ほとんどの物がすり抜けちゃう。

 

 

何でも思い通りになるがゆえの

 

不自由さはこんな風に私の心の

 

すぐ隣にももちろんあるから

 

 

「あって当たり前」と思う心に

 

足をすくわれないようにしよう。

 

 

 

 

 

窓の開閉にストレスが無いのは

 

明日には「当たり前」になって

 

見えなくなってしまう

 

「今だから見られる夢」もあって。

 

 

 

暑いから土の仕事は出来ないけど

 

今日はその夢を存分に見ます。