バレエ・タンゴ | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

すっかり勘違いしていたようで

 

私の ” ドキュメンタリー祭り " は

 

まだ続いていました。

 

 

 

 

 

レンタルDVD。

 

 

①『バレエボーイズ』

 

 

 

 

 

 

②『白夜のタンゴ』

 

 

 

 

 

 

 

共に陽気でいて叙情的。

 

「音楽のある風景」と人々の人生。

 

 

 

 

 

 ①の

 

バレエのレッスンシーンには

 

自ずと音楽は流れて、でもそれが

 

背景の音であるというのが

 

ドキュメンタリーの良いところ。

 

部分を切り取る・・と言えばいいかな。


音楽って人の脳の原始的な部分にも


働きかけるけど、言語を獲得した


大人の私たちには時折、言葉という


ピースまで運んでしまうこと


ありませんか?


(私は特にかな?)


はっきり存在感のある曲が


ある程度の長さ流れるとそうなっちゃう。




だから音楽が場面を彩りはすれど


部分に過ぎないから影響し過ぎなくて


いいなあ、と。

 

作り手の思惑で全てが支配されない

 

ところがいいなあ、と。

 

 



実際にはそういう風に

 

感じさせるという巧みさがあり、


(いやいや、ドキュメンタリーって


 大概は勝手に音楽が流れても


 尻切れとんぼになるんですけどね。)

 

監督がある程度場面を演出しても


してないフリして


支配する・・なんて事も出来ちゃうけど

 


でもやっぱりその部分での控え目さ


(やり過ぎだと自分で気付ける力?)を


自然に兼ね備えていないとこうはならない。

 

かな。

 

 

実存するものから

 

「感じた・受け取った」モノを

 

咀嚼して自然に・・・ですね。

 

 

(でも楽しいだろうなあ。

 

 それが無理なく自然に

 

 呼吸するように出来る人が

 

 こうした仕事を選ぶのでしょう。)

 

 

 

 

 

 

 

 

②の タンゴの方は①と違って


プロを目指す人の姿で無く、

 

市井の人々の生活に根ざした

 

音楽と舞踊の様子です。

 

それって淡々となりすぎる


きらいもあるのでは?

 

と思われるかもしれないけど、

 

実はこういうものは物語が

 

ドラマチックになりづらいだけで

 

監督さんがその「思惑」を沢山


散りばめられるのよね、と思ったり、


私はそれをうんと受け取ったり、


受け流したり。


(どっちかい?)

 

 

 


 

意識に上るか上がらないかぐらいの

 

呼吸のような「思惑」。


 

 そうそう私、この②は全編


音楽をかけ流すようにしてしか


観ていません。


一曲の音楽を家事をしながら


力を抜いてかけ流すように。





既に目を休ませようと決めた時でも


あったけど、感じ取る事も休みたい。


そういう時期でもあるみたいで、


返却したけどまた借りようと思っています。



我慢も多いけれどそれ以上に


お家時間の密度の濃さ、


凄かったからなあ。



 

 

 

(“水の外に出ると鴨より華奢さ!”)