小豆一粒 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

春の日の

 

曇り続きの空にも「明るさ」。

 

冬とはそこが異なります。

 

 

 

 

雨でも、曇りでも、

 

灯りを点さない(ともさない)と

 

手元の仕事には不便でも、

 

 

 

 

 

それでも窓の外、霞(かすみ)が

 

全体を、いたく平らに

 

滑らかにしている景色には

 

「中庸」が広がるようで

 

ほの明るく感じられる不思議。

 

 

 

工事のためにカーテンをひいている

 

今年は、それもほとんどの時間

 

「経験からの空想」に過ぎないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(寒天が固まる時に蓋をせずいた。

 今回はそれで水分が飛び過ぎて

 ぷるぷるにならず、クラッシュ。)

 

 

 

大きな人も私も

 

圧倒的に家にいる時間が長い中で

 

やはり作ったバラゼリー。

 

 

運動量が少ない中で

 

日に2、3回の「お茶やおやつ」の

 

内の1回はこれを食べようか。

 

 

 

 

 

これにも初めて『ヤマシークニン』を。

 

普段買っているレモン果汁よりも

 

もっとずっと爽やかで強い香り。

 

 

なので量を減らして、

 

(その分水を増やすべき、でした。)

 

てんさい糖も減らしてみた。

 

(柑橘果汁を控えれば糖分も少なくて可。)

 

 

 

 

 

 

2人の微細な体調不良から始まった

 

2週間ばかりの「お籠り生活」を経て

 

そういう今週末です。

 

 

 

 

 



そして、その土曜日。昨日。

 

少しだけ外に出たら

 

こんな水仙に出会いました。

 

 

 

真っ白。

 

 

 

 

 

 

中庭(工事の期間中の鉢置き場)で

 

ムスカリの様子も見てきました。

 

 

出てた!

 

 

 

 

 

黄色一色の水仙も咲いてました。

 

 

 

冬には高さ30cmくらいに

 

剪定するバラからも紅い芽が出てます。

 

 

あとは水仙がもう1種類か2種類

 

咲くと嬉しいなあ。

 

 

 

(室内、なんですよ。こちら、

 香りはあまり感じられなかった?

 食品のお店にはそれが良いのかも。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(クールにしたくて薄紫の生地の

 端にジグザクミシンをかけて

 地のセーターと同じ黒の糸で

 まつっただけの状態で着てました。)

 

 

 

その昨日は、

 

セーターに対して肘当てのように

 

実際の穴よりかなり大きく繕っていた

 

この部分の「アレンジ」も。

 

 

 

ダーニングの「ハニカム」と

 

同じ方法、でも向きが反対(?)

 

・・・のブランケットステッチで。

 

 

「クール」から、結局は

 

「あえて目立たせる」方向に方針転換。

 

 

 

(そうそう!昨日はこんな水仙も

 見ました。お掃除のSさんが植えて

 くれたと思う。今度聞いてみよう。)

 

 

でも、これも「気分転換」で・・

 

 

 

 

 

 

 

 

木・金・土。

 

この3日間の「繕い」の

 

大半の時間は

 

この黄色い靴下に費やしました。

 

 

 

 

(あちこちの「繕い」に手を出して

 気分転換しつつ、この3日間は

 「食住」の家事以外これに注力。

 昔の姿と比べて随分ポップに!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このソファ(本当はマッサージチェア)

 

のカバーの繕いをした時、

 

こうして途中まで繕った時点で

 

 

「裏に当て布をした方がいい。」

 

と気づいちゃった。

 

 

(真ん中には「ハニカム」だけでは

 

 隠しきれないだろう明らかな穴アリ!)

 

 

 

 

(グレーっぽく見える厚いリネンは

 以前繕ったところ。地の生地は

 薄手の木綿だから擦れたらすぐ穴に。)

 

 

 

 

 

 

今日の写真をさかのぼって

 

見てもらうとわかるのだけど、

 

 

黄色い靴下のこの3日間での繕いは

 

単なる「ハニカム」ではなく、

 

 

「オモテ面」に様々な生地を重ねて

 

「ハニカム」してます。

 

(逆ブランケットステッチみたいに。)

 

 

 

 

 

 

「ハニカム」構造の強さは

 

中心部分まで網目をめぐらせてのもの。

 

それはわかってるけど、途中まででも


それなりの強さはあると思うので


見た目の楽しさを優先して、

 

 

 

切りっ放しの小さな端切れを

 

挟み込むようにしてステッチ。

 

 

当て布は「裏面」でなくても


いいんだ!

 

 

 




楽しいダーニングの日々、でも


 

木・金 の夜は不眠。

 

それは部屋の中でばかり過ごしたから。

 

 

 

ただ、毎年春には

 

そういう日がありますし、

 

おそろしくぐっすり眠れる日もある。

 

 

 

 

 

 

それで私

 

「本当のところ」を考えるよりも

 

「ああ、私、寝ている時間が

 

 惜しいくらいに繕いを楽しんでる。」

 

と思うことにしました。

 

それで、まだ真っ暗なうちに布団から

 

出て繕いを開始したりもしました。

 

 

(冷えとりではこれ、カバーソックス。

 下着ではないのです。)

 

 




 

「小豆一粒包めるくらいの大きさの

 

 布も無駄にしてはいけない。」

 

 

 

見えますか?

 

いびつな臙脂色の丸に使った布は

 

金時豆くらいの大きさ。

 

リボン状の細長い端切れが生きた。

 

「小豆を包む」にも小さいのを

 

端の始末無しに使えるという事に

 

気付いてしまいました!

 

ブラボー!私!!

 

(薄い色の靴下や私が使っている

 

 光沢のない刺繍糸の場合、

 

 発色のいい物はこうして

 

 なんでも利用したいのです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霞(かすみ)の日々の中にも

 

沢山の価値が眠っています。

 

 

たとえば『ダーニング』はきっと

 

思い切り陽性の行為では無いと

 

思うのです。

 

 

でもそれは

 

「自由無人」「特権」などとも

 

対照的な行為で、ささやかで。

 

 

 

 

 

 

 

 

小さい頃に皆がこぞって握っていた

 

クレヨンを、刺繍糸や端切れに

 

持ち替えて

 

 

黒いサンダルから

 

この模様を堂々と見せながら

 

履くことが出来る本当の春を

 

待つ日々に無駄など無い。

 


お腹は不安定だけど


心はほかほかし続けてました私たち。

 

その私たちだけではなく

 

ダーニングを楽しむ人皆んなの

 

空想の翼も今は

 

そういう春に向かっているかな。