黄色の王冠を戴いたように
太い茎のてっぺんの蕾が
ようやくしっかり開きました。
買って来たら少し取り分けて
上の写真に写る備前焼の花瓶にも
挿したかった。菜の花。
玄関に置いたりね。
ただそれは
まだだいぶ先になりそうだから
花瓶は一度片付けました。
（昨日の朝の「黄色」は
まだあんなに僅かで。）
黄色の菜の花が
しっかり開いた後にようやく
紅色の桃が咲くのが春。
だからこれが視界に入ると
嬉しいのかもね。
赤いリネン（手提げの残り）と
臙脂色のリネン（エプロンの残り）。
ミシンで縫いつなぎました。
ジグザグのステッチも入れました。
いくつか浮かんだイメージ、
そのどれもに向かえる方向に
進めたけれど
ここから先は「保留」。
（幾通りにも使えるよう仕上げるぞ。）
そういうわけで、今ミシンには
赤い糸がセットされてます。
（今ある生地、古い着物で
他に縫いたいものもあるけど
今日、予約した本を図書館で
借りてくるのでそれを読んで
研究してから。）
今朝はこの赤い糸のまま
冷えとり用の絹の靴下を
ざざざっと繕いました。
ジグザグに。
４時起きでグラノーラを食べて
送り出してから
室内干しの洗濯物を取り込んで
たたむついでに。手早く。
この臙脂色や赤い色が
少し視界に入る風景が今
とても好きです。
あとは紫。
そういう色味のクッションが
あったらいいとここのところ
悶々と思っています。
（紫は１つあるけどもう少し赤味のを）
必ず素敵なものが見つかる
大好きなお店がいくつもあり、
クッションカバーを
そちらで買うのは簡単で、実際
これまでにも何度となく心が動いたな。
だけど・・・他のものとの兼ね合いで
微妙な色合いにこだわりたい。
そして・・・今ここにあるものを
生かしきりたい。
菜の花が今の家の室温には丁度。
桃の花の開花は本来は
旧暦の桃の節句の頃だから。
なんて、
仕事の進みの遅い私は思う。
でも、
冷えとり靴下（絹）の
繕い方はこうして変えてみてます。
（「カバーソックス」の繕いに
燃える分そうしなくてはね。）
「５本指」の部分はミシンで
繕えなくなった時点で切り落とし
２枚を繋げて「先丸」にする。
（次に買う靴下も種類を変えます。
今の私に「必要十分」な物を
もう決めてます。）
溜める前にやってみた。
白い絹の靴下に
ジグザグの赤い糸での繕いも
なかなかいいかもしれません。