一昨日、
着物を解いて縫った
新しいワイドパンツ。
昨日の朝、
履いてみたら心地よくて
そのまま１日。
今日もまた
それを履いて過ごしました。
朝はお墓参りの時に買って来た
葛餅で簡単に食べました。
知人から私の実家を経由して
私の元にやって来た
赤いウールの着物。
こちらの松下純子さんの
着物のリメイクの本の型は
自分の身体に合っていそうです。
まず２冊借りて吟味。
手応えがあったのでさらにもう１冊。
「袖が（既に切り取られていて）無い」
「赤の色味から（私の場合は）
顔まわりに来る服で無い方がいい」
本を開く時には決めてなかったけど
最初にこの着物をもらって来た時
考えていた通り
ワイドパンツにする事に。
（今までの
型紙だと反物の幅では足りなくて
これまでその手が止まっていた。
今月この前にもうお一方の本も
借りて考えた結果です。）
同じ方の本を３冊なので
ネックだった着物の反物の
布幅の問題の考え方が同じで
「なるほど！」と思うと同時に、
表紙の写真をはじめとする作品例
って大事だ・・・という事も再確認。
これまでも何冊も着物を服に
リメイクするための本を見て来たけど
こちらで紹介されるワイドパンツは
布の使い方がコム・デ・ギャルソン
みたいに前衛的で大胆だー。
（奥の白い表紙の本のワイドパンツ
１着だけを縫いました。）
今日は掃除と洗濯と
自宅勤務だった大きな人との
三食のご飯の合間に、
でもいつものように近所に
少しだけ買い物に。
その帰りに見ると
「裏側の桜」はくるくる回転
しながら花の形を保ったまま
風に吹かれてまさに今また
降りてくるところ。
去年までと同じに
花びらのスカート広げて
道に沢山着地しているのを見て
今週ずっと考えている事を確認。
久しぶりに会った近所の人と
立ち話をした後だったので、
遅めのお昼ご飯の材料と
夜ご飯の材料を持って急いで
帰りました。
幸せは自分の中にある。
幸せかどうかは自分が
そう思えるかどうか。
私の身体の真ん中には今、
表面がおおよそ滑らかで
空豆のような形の大きな石・・・
その中心部は艶やかで重々しく
体温と同じくらいの温度のある
大きな石・・・があるような
どっしりとした感覚がしています。
『 春分 次候 桜始めて開く 』
掃除を半分までやったところで
昨日は結局手をつけられなかった
もう１つの着物を解き始める。
今度は骨董市で初めて買った
木綿の着物。夏向きの生地。
繕い跡が既に沢山！・・・
でもそれも大丈夫という自信が
あり、むしろ楽しんで進めます。
ご飯を毎日作って食べられる事と
その合間に「衣」と「住」の仕事を
自分の手で少しずつ進められる事。
（今回のパンツなら大きな人のも
丈を変えるだけで作れそう！
大きな人もこの新作に
興味を持ってるみたい。）
動きを損なう事のない
ふっくらと空気を取り入れる形が
お尻を包んで暖かい新しい
ワイドパンツのおかげもあるかな。
自分の中にある「暖かい石」が
その存在感を増しています。