揚げとケールのご飯 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

ひとつところに集まり重なった

 

落ち葉の中に「赤」を見つけました。

 

水溜りの中で黒くなりつつあるのに

 

その中に「赤」を見つけました。

 

 

 

 

木にまだ残る葉の方は

 

霧から晴天へと1日の中で

 

大きく変化した自分の周りの景色に

 

戸惑いつつも

 

 

 

 

冷たい雨の続いた前日との

 

気温差には

 

「ほうらごらん。まだ早い。」

 

とでも言いたかっただろうな。

 

 

昨日の川沿いの桜はそんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼間は

 

これから夏を目指すのかとさえ

 

思うような気温の上昇を見て驚いた。

 

 

 

そして今日も気温は高いままなので

 

色々考えながら

 

10月までが旬だという珍しい野菜の

 

下ごしらえをしました。

 

 

(赤毛瓜ーモーウィ。インドから

 中国、沖縄に伝えられた野菜。)

 

 

 

 

さて他の写真は

 

6月19日の朝ごはんの物です。

 

 

好物の真竹のおかずや

 

きゅうりの和え物やご飯を

 

よそるだけで

 

 

 

揚げとケールの葉と

 

酒と塩だけで炊いたご飯は

 

春菊なんかをご飯に

 

混ぜ込む時と同じように

 

 

濃い緑の葉の濃い味に

 

全幅の信頼を寄せてやってみた。

 

 

(揚げの量が少なかったら油を

 足したかな。でもこの時は多い。

 油抜きもしないでそのまま。)

 

ケールは

 

火をしっかり通してこうして

 

ぎゅーっと丸まった風なのだって

 

美味しいな。

 

 

 

そして

 

出来上がりの味をイメージして

 

そこに向かい調理するのは

 

 

茗荷や紫蘇と一緒に食べた

 

こちらのきゅうりも同じです。

 

 

 

 

 

個性の強い2つに負けないように

 

きゅうりだけは少し大き目に

 

 

「白い断面が柔らかく

 

 口にあたるように」と

 

 

「その内部にある水の甘味を

 

 存分に」と

 

 

だけ、気をつけて切りました。

 

 

 

 

私がしたのはたったそれだけ。

 

ケールもきゅうりも「揚げ」も

 

足りない物があれば少し補うだけで

 

あとは頼りきり。

 

 

これからの季節だったら

 

この日のご飯のどこをどう

 

変えたらいいか、とか

 

どんな野菜がここに来るか、とかは

 

考えつつ。

 

 

(味付けの事は忘れちゃったー。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜日のイベントで

 

味見させてもらったモーウィは

 

明らかに「梨」に似ていた。

 

 

 

でも、今日食べてみると味は

 

圧倒的にきゅうり。

 

歯ごたえに少し梨っぽさ。

 

 

あの時は

 

甘酸っぱくしてあったから

 

もともと持っている甘さが際立って

 

「より」梨に近く感じたのね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとところに集まり重なった

 

落ち葉のその形はすでに崩れ始め

 

弱々しくあったはず。

 

 

火曜日の雨でそこに集められた後

 

地面に張り付き、時に人に踏まれ

 

なのに、

 

 

 

 

そこに私は「赤」を見ました。

 

 

 

 

それが桜の木の幹に実は

 

たっぷりと潜む「桜色」の素となる

 

「赤」なのか

 

 

 

紅葉するどんな種類の木の葉にも

 

潜んでいる「赤」なのかは

 

わからないけど

 

 

(人参。この日は精進出汁と

 葛粉、塩だけですり流し。)

 

 

 

 

 

水に浸り崩れ、黒々とした中に

 

密やかに見えた「赤」は

 

これから土に還り出番を待ちます。

 

 

 

 

私もモーウィの半分には


エネルギーを注入。

 

しっかりと火を通しました。