諏訪大社の「下社春宮」から
近くの『万治の石仏』までは
歩いて行きました。
橋を渡る時、
まさにそこから川が二股に
別れようという迫り出した土地で
ブランケットを頭から被り
瞑想をする人の姿がありました。
雨の中での事なので
そこを通る人はどうしてもそちらを
チラっと見ずにはいられません。
石仏を目指す人の目には行きも
帰りもその人の姿が映ります。
川の水の流れる音と雨が
歩く人の足音などの気配を消す中では
土の上に敷物を敷いて
川に向かって座り続けるその存在は
大きすぎて
（岡本太郎が愛して止まず、と。）
私たちはどこか
自分たちの事だけに集中しようと
力が入りました。
そこにある「指示」の通りに
ぐるぐると石仏の周りを歩いて
祈りました。
9月21日（土）
雨だから寒かったのですよ。
大きな人の上着は薄手でも
保温効果が高いものです。
長い時間あそこに座って居たら
雨でずぶ濡れになりそう。
ブランケットで出来るのは
濡れた身体に当たる風を
かろうじて避ける事だけでしょう。
この後、車に乗りますが
上諏訪駅で車を返すまで
少し時間があります。
美術館や温泉など
いくつか調べてあるものの
のんびりするには中途半端な時間。
それで諏訪湖沿いを行き来する中で
見つけていた「味噌屋さん」と
足湯に寄りました。
（万治の石仏のあたり。いい場所。）
朝も早かった上に雨、
食事も軽めのものが続いて
血糖値も下がりすぎていたかな。
冷えて疲れていたので
足湯の気持ちよかった事！
屋根の下、雨で真っ白になった
諏訪湖を臨みながら
居合わせた他のご家族たちと一緒に
ゆっくりと浸かりました。