積極的感受 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

ドリアン助川さんが

 

 

『こころの時代』の中で

 

「積極的感受」と言う言葉を

 

口にしていました。

 

 

 

 

 

それを聞いて

 

「ああやっぱり」と思う。

 

 

 

 

 

彼も

 

「”私の好きな人”ネットワーク」

 

の一員です。

 

そのネットワークというのは

 

私が「好きだなあ。」と思っている

 

著名人同士が異分野で活躍する

 

人同士なのになぜか繋がっている

 

事から(たった今!)

 

名付けました。

 

 

 

ひと言で言えば「類は友を呼ぶ」。

 

なのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

そのネットワークに入る条件が

 

彼の言うところの

 

「積極的感受」をしている人たち

 

なのだという事は

 

私自身既に感覚的に気づいていたの

 

ですがこの言葉は本当に

 

うまいこと言って下さっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、「積極的」ってどこか

 

「努力してそうする」とか

 

「意識してそうする」という

 

ニュアンスがあるのでそこは

 

少し勘違いされそう。

 

 

 

 

 

ワイドパンツにする為にと

 

鋏を入れられそうだった着物の声を

 

ものすごく「努力して」聴いたわけ

 

ではないのだから。

 

 

 

他の着物はいいけれど

 

これはどうしても全てを

 

余す事なく使った方がいいと。

 

(とんでもなく高価だとかでは

 

 ないのでしょうけどね。)

 

 

 

本当はすごく「受身」。

 

感じ取ってそれを「返す」。

 

毎日はその繰り返し。

 

 

(この生地のパンツに未練がない

 わけではないのだけど。身に着ける

 ものとして一番いいのは顔まわりに

 持ってこれる物かな?だから、

 ストールに転用できるように、と。)

 

 

 

 

アラーキー

樹木希林

田中裕子

橋爪功

ビヨーク

YOU

是枝監督

北野武監督

 

 

 

 

 

 

ああなんて、

 

鋏や(生きる為の)刃の付いた道具の

 

似合いそうな方達。

 

 

(YOUちゃんは髪は自分で切る

 

 って言ってました。)

 

 

だけど誰よりも切る瞬間の

 

覚悟と怖さを知っている。

 

 

 

「どこを使ってどこを捨てるかの

 

 選択をする事が

 

 潔く出来ている限り私はそれで

 

 ご飯を食べさせてもらおう。」

 

 

(ふふふ。そういう声が

 

 私の耳には聞こえてくるな。)

 

 

 

そうそう。

 

その表現の形式はハードでも

 

どなたからも不思議と謙虚さを

 

感じます。

 

 

 

(人より「多く」感じている事の

 

 ”孤独”と”恥ずかしさ”・・かな。)

 

 

(あとは受け取る側の問題。

 私はがっちり受け取りたい。)

 

 

 

 

 

今日はどうしてもお布団が

 

干したくて

 

太陽が顔を見せるか

 

せめて湿度が下がるのを

 

昼過ぎまで待っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『寒露』

 

 

つい先日までの夏日と

 

今朝の気温差。

 

昨日と今日、今日と明日の

 

昼間の気温差。

 

もしかしてドリアンさんも

 

一時は苦しまれたのかな。

 

 

し過ぎなほどの「感受」を

 

「積極的」と捉える事で

 

歩き出せたからこその

 

小説「あん」の誕生かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを感じ合い語り合い

 

「気をつけてね。」と言葉を

 

掛け合う事で

 

ネットワークの結びつきや

 

人と人の仲が深まるような

 

社会がまず理想だなあ。

 

 

 

 

そして私は

 

今夜も硬い畳の上に布団を敷き

 

眠ります。

 

明日の朝も、今日のように

 

ごろごろと畳いっぱい転がって

 

「受身」や「寝返り」の末に

 

くるりと立ち上がる動物のように

 

自然に起き上がり、明日

 

自分の属するコミュニティーに

 

少しでも何かを返せたら幸せだなあ。