あおくんときいろちゃん | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

黄色の方のチラシは

 

「黄色電気ネズミ」の映画の

 

(2019・5)

 

チラシの隣に貼りました。

 

 

 

(これはまだ貼る前。この写真の

 左上の方に貼りました。)

 

 

ここ数年の映画や

 

展覧会のチラシの一部を

 

トイレの壁一面に貼っていて、

 

 

上の黄色のチラシの中の

 

灰色ネズミ君たちの視線の先に、

 

(写真の中にちらりと見える紺色の)

 

「黄色電気ネズミ」のチラシが

 

くるように貼って遊んでみたのです。

 

 

 

 

(ヤヤコシー話だけど

 

 どちらのネズミさんも2019年

 

 の私に起きた重要な出来事!)

 

 

 

(水色の方はスペースが無く貼れず。

 でも可愛いから貼りたいな。)

 

 

 

 

 

 

『 READING     AGAIN  』

 

 

 

自分が子どもの頃に出会った

 

物語(絵本)に

 

もう一度出会えるチャンス。

 

そんな感じかな?

 

 

9月に行った

 

”  みんなのレオ・レオーニ展 ”

 

 

 

 

 

 

 

 

会場には大人だけで来ている人の

 

姿も当然あったけれど

 

やはり子どもの姿が多かった。

 

そのお父さんやお母さんの姿も

 

本当はもっとジーーーーッと

 

見たかった。

 

 

(もちろんしなかったけれど。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(こちらはこれからパパ・ママに

 なる人へのプレゼント。

 自分の来た道で出会った?かな

 と思ったのだけど。ふふふ。)

 

 

 

 

私自身はある部分では

 

小さい時からの絵本などと

 

触れ合った経験を

 

そのまま雪玉の核にして

 

その小さな”雪の玉”が転がる事で

 

まるで雪の服を纏い続けるように

 

着膨れして「えへへ」と笑う大人に

 

なったような部分もあり、

 

 

そしてその雪の服をそのまま

 

その後の人生の随所で

 

あれやこれやと使う機会もあった。

 

 

 

だからたったの一度も

 

この世界から離れた感覚は

 

ないけれど

 

 

ここ(絵本)から離れて

 

違う(大人の)世界に羽ばたいて

 

そして今度は親になって

 

戻って来たって人がやはり


多いのでしょう。

 

 

 

 

 

それでこちらは大人の人への

 

プレゼントで買いました。

 

布巾。

 

 

 

 

私からの

 

「人生最初の誕生日プレゼント」

 

として『あおくんときいろちゃん』

 

の絵本を既に手渡した赤ちゃん

 

(双子ちゃんたちは9月に1歳に。)

 

・・・のママへ絵本とお揃いの

 

布巾。

 

 

 

(レオ・レオーニが孫のために

 即興で作ったものから生まれた

 初めての絵本。2色の丸2つだけ

 で進むページのこれ以上ない

 シンプルさはデザイナーならでは。

 でも子供にも大人にもその人自身に

 想像や創造を委ねるようで哲学的。

 是非大人も絵本の世界を楽しんで!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場には私が既に持っていたのとは

 

違う青いチラシが置かれていました。

 

どちらも納得のデザインだし、

 

よく見るとその中に

 

「あおくんときいろちゃん」の

 

丸もちょこんと隠れている。

 

 

 

そういう遊び心がある展覧会。

 

これは大人が大人の視点で


楽しめる仕掛けです。

 

 

(これは「大きな人」が欲しいと

 買った『フレドリック』英語版。

 顔が本人にそっくり。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は私は

 

(そしてもしかしたら

 

 そういう人割といるかな?)

 

 

子どもの時に触れ合ったのを

 

はっきり覚えている

 

レオ・レオーニの作品って

 

『スイミー』だけかもしれません。

 

(それは国語の教科書の中で。)

 

 

 

 

 

でも今、他の作品も

 

ほとんど知っています。

 

 

何歳の時点で知ったのかは

 

覚えていないけれど知っている。

 

すごいな。

 

 

 

(会場階からは入場前に

 東京モード学園の校舎が

 目の前に見えました。)

 

 

 

 

それというのも

 

レオレオーニの絵本は日本では

 

詩人の谷川俊太郎さんが

 

訳していて。


 

 

この絵本が絵本であると共に

 

詩(ポエム)の本としても魅力があり

 

浸透したのではないかと思うのです。

 






 

詩は時として哲学。

 

本屋さんで絵本の棚の前に立ち

 

そこに期待して手に取る大人も

 

多かったと思うのです。

 

 

 

 

(絵本それぞれの表現手法の紹介も

 楽しい。吹き流し、スタンプ、

 切り絵・・・etc。)

 

 



 

青と黄色の2色の円。

 

手でちぎったような不完全な形。


 

透明感があるから

 

「色セロファン」かな?

 

「あおくんときいろちゃん」達、

 

その2つの丸を見ているだけで

 

懐かしさを感じ

 

そこから溢れる安らぎ。

 

 

 

 

 

 

 

人間の目の生まれて「一番はじめ」は

 

丸(人の顔は丸に近い)を

 

追い求めるところから。

 

(色だと赤や黄が最初。)

 

 

でも

 

その頃の「記憶」の無い大人にとっては

 

絵でも字でも

 

たっぷりすぎるくらいの余白が

 

そのまま自分の想像力に委ねられる

 

モノの大きさであるように感じて

 

一瞬尻込みするかもなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

大人はつい癖でこんな風に

 

「ああでもない」「こうでもない」

 

と理由や理屈を求める事があるけれど

 

 

(特に今私は頭の体操として

 

 意識的に・・あえて・・頑張って

 

 そうしてみたりするけれど。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美しいから手に取る」でいいし

 

「余白がきれい!」と唸るだけでもいい。

 

 

 

でももしもうちょっとチャレンジ

 

するのなら

 

 

” 出来るだけ小さな声で朗読して

 

  なのに耳ではなく身体全体に響く ”

 

  

 のを味わったり

 

 

” 思わず絵本に手を伸ばして

 

 円を指で辿る ”

 

 

なんていうのもきっと楽しいです。