１０月４日（木）に
「かっぱ橋」に行きました。
帰りには歩いて
「ペリカン」まで行けたら
とも思っていました。
飾り気はないけれど
しっかりとした・・・
そういう食感の食パンが
食べたかったから。
でも、家を出たのが遅くて
休憩なしで数時間。
ちょっと疲れちゃった。
「ペリカン」方向に歩くなら
その先の蔵前の店々も歩きまわりたいので、
そこまでの体力はもうないかなあ、と。
そう思いながらふと気づけば
以前に買って美味しかった覚えのある
お店の前。
「ボワ ブローニュ」
そう！ここ！
見覚えのあるおばあちゃんが
中にいるのが見えます。
この日、道具街では、
いつもぼんやりと頭の隅っこに置いては
ゆるく探し続けている幾つかの物のうち、
「お鍋」に出会うことができました。
（実家の物とお揃いのような気がする！）
この、
今はもう手間がかかるから
（叩いてあると丈夫。）
廃盤になってしまったという
お鍋をリュックに背負って、
あと数分足をのばせば
たどり着くはずの店には行かずに
買った食パンが、
美味しかったあ。
以前通りがかった時の記憶も蘇りました。
それにやっとお鍋を買う決心ができた事も
嬉しくて、幸せだー。
銅かアルミに絞って探していたお鍋。
あの日食べたかった食パンと一緒、
質実剛健。
合羽橋で新品を買うのだととしたら・・と
メーカーも既に幾つかに絞っていました。
なのに
銅かアルミにする事に決めた後も
実は最後まで迷いがありましたよ。
方向性を決めたと言っても「仮」。
物を選ぶ時考える事って
なんて多いのでしょう！
「 霜降 」も 「 末候 」
昨日の晩はうんと寒くてびっくり。
お鍋の、その迷いの理由には
またいずれ触れるとして、
そういう私の背中を後押ししたのは
やはりその「姿形」と、
・・・値段の兼ね合いでした。
その後、１０月は、
骨董市でも長年の探し物との
出会いがあって・・・
こちらは銅。
今はピカピカです。
これも合羽橋で気に入ったものがあって
いつも眺めてきたけれど、
それは私が使うには
あまりにも値段が高すぎたのです。
（値段も、何事も、納得出来れば・・です。）
今まではその日に
わざわざ行くことはなかった
「かっぱ橋道具まつり」に
お休みの日を避けて行ったけれど
それでも人がすごく多くて
いつも見るお店の幾つかを
スルーしてしまった。
骨董市も
段々と人が増えている気がします。
１０月は気候がいいせいもあって
ご夫婦で散歩がてら
来られているような方々など、
また一段と人が多いのですが。
バザーなんかも人が多いのでしょうね？
子供がいないと機会がないのだけど、
この時期は夏の道具と冬の道具の
入れ替えをするから
小学校のバザーに寄付する物を探すのも
好都合のように思うし、
建物の外と中と両方使うような
そういうイベントに足を運ぶのは
きっと気持ちがいいでしょう。
だからいい出会いがあるかどうかは
そのおまけみたいなものかもしれません。
かっぱ橋で
予定の店に入れなかったのは残念だけど
その代わりに
長く心に描いていたものに
納得する形でたまに出会えたから
すごーーーく嬉しい！
まあ、
今は人の波の中にに立ち向かって行く
感じでの私はないので
ほどほどの人出なら尚よろし・・
なんだけど。
（合羽橋に行く度にショーケースに
貼り付くように眺めたなあ。）
１１月４日（日）
そんな私も今日は骨董市には出かけずに
マンションの周りのお掃除に行ってきました。
咳がなかなかなくならない大きな人には
ゆっくり休んでもらいます。
今年はきっといつもより少ない。
でも、落ち葉の感触はやっぱり好きだなあ。
そして最後にそれらを植え込みのところに
撒く様子を見て一層気持ちが
満たされました。
それから私も、
バザーではないけれど
それとほぼ同じ形で人の手を借りて
物を少し手放せそうです。
寄付型のリサイクルショップに
持って行くことにしました。
（お店の人とお話だけしてきました。）
その循環もまた気持ちが良さそうです。
今週はそれでワクワク出来る予定ですよ。