寒露。
天気予報によると、
これから一週間で
最高気温も２０度くらいに落ち着き
だい秋が深まるそうです。
さてさて、今日は３度目になる
９月２日の焼き海苔サンドの昼ごはんの事。
これで最後
「付け合わせ」についてです。
まずは茄子。
いつものように
私の基本調味料のうちの２種類を
使いました。
それは、味噌と塩レモン。
途中まで調理してある茄子を
冷蔵庫から取り出して
このふたつでパンに合うように味付けです。
こちらも、刻んで軽く塩だけして
下ごしらえしてあった大根を使って。
冷凍庫から、
オリーブとしらす・・・。
しらすも常備したい基本の材料だけど、
これを、
そのオイルに入れて熱し、
熱くなったところを
大根やオリーブにまわしかけました。
そのオイルには、
チリ少々と、ローズマリー、タイムなどが
入っていて
にんにくはひとつ口に入れると満足度と
個性がすごい！
日本に育った私では
普段たくさん使うのには躊躇してしまう
特にツーンとした個性のあるハーブたち。
その香りが
さらに常温のオイルで
長い時間かけて抽出されているのです。
ローズマリーとタイム、
家で育てているものなのにな。
にんにくのように
ぱくぱくとたくさん食べるものではなければ、
個性いっぱいにしてみてもいいのだと
教えられました。
自分自身は好きなのに
今まですこし遠慮気味だったよ。
お肉やお魚の調味料にするのが
たくさん使うにはきっと一番。
でも野菜の料理でもこうして
（オイルまで大切に）使いきろうと思います。
そういう事もあって
茄子は味がしみ込まないように。
オリーブオイルと水少しで蒸し煮した時に
ほんの少しだけ塩はしているけれど、
その段階ではまだ茄子の甘さが
すこし際立つようなくらいの塩の量。
そうしてオリーブオイルと水分を
しっかりたくわえて
冷蔵庫で冷たくなっているところに、
ドレッシングとして、
味噌と塩レモンを纏わせた（まとわせた）
だけ。
中心は茄子そのものの甘い味です。
サンドイッチ自体に塩を使っているので、
ご飯の時のおかずや付け合わせよりも
塩味ではない方向・・・へ
つれていくのがいいのかな？と
大根のほうが存在感がすごくて
主役級になったから、
せめて茄子のほうは素材の味重視で
味噌がしみ込まないように使った。
これでちょうどよかったな。
温かかったものは
その温度が下がっていく中で
味をしみ込ませる事が出来るけど、
時にはそこは我慢で・・・
馴染ませはしても
しみ込ませないようにして
内と外の味の対比を際立たせたり。
あっち（サンドウィッチ）も
こっち（大根）も
そっち（茄子）も
それぞれちゃんと立つように考えたり。
続けようと思えば、これがずっと続く。
それが「毎日」。
家の「屋根」の下に「母」がいる姿で
「毎」なんですけど、
この３日間は食べ物の事は
ほとんどすべて投げ出して、
ほかの家仕事を満喫しています。
こちらもキリがないのだけどね！