午後の近所へのお散歩、
それだけが唯一の外出となった昨日の日曜日。
朝ご飯は冷蔵庫にほんのすこしずつ残っている
あり合わせの「素材」で食べました。
鶏胸肉は漬けてあった塩水ごと
火にかけて冷蔵庫に入れてありました。
塩水に漬ける時にぼんやり抱いていたイメージは
「焼いて食べる」というものだったけど。
自らの濃い出汁ごと数日氷温室で寝ていたお肉は、
予定より（夕飯か昼ごはんにでも食べようかと）数時間早く
朝ご飯で食べました。
（なので、
２日続けて朝ご飯でお肉（それも鶏胸肉）を
食べることになりました。）
それは
”センレック”（パッタイ用に買った太めのビーフン麺）も
残っているのを思い出したから。
そして、
刻んだキャベツ、ねぎ（お味噌汁用）、
蒸した薄切りにんじん、パプリカのぬか漬けが、
それぞれ冷蔵庫に・・。
胸肉とスープを鍋にあけ、
水と酒と塩とキャベツ、最後に花椒を入れて。
それを茹でたセンレックにかけて、ねぎ、パプリカ、
塩レモン、イタリアンパセリをのせて・・・、
さっぱり麺のご飯で、「冷蔵庫すっきり」です。
（レモン汁と花椒は食べる時にそれぞれお好みで。）
それからこちらは
お味噌汁の残りをリメイクしたものなのだけれど・・・
見た目はちょっと（？？？）
でも味はよかった。美味しかった。
煮干しの粉、さつまいものお味噌汁。
最後に具だけが残ってしまっていたのですりごまとてんさい糖を入れて、
少なかった水分をさらにすこし飛ばしました。
デザートまたは箸休めで
これまた「台所すっきり」です。
ご飯を終え、
『大きな人』（だんな君）がテレビを観ながら
うたた寝をしかけた頃、
uguisuさんが教えてくださったこちらのイベントに送るために
久しぶりにかぎ針と毛糸を手にしました。
（繋げて、ガーラントになるそうです！）
（黄色の靴下をはいて、あぐらをかいて。）
涼しくて、静かな時間。
そして大きな人があちらの世界から
一瞬だけこちらの世界に戻ってきた時、
「おー！すごいね！」と。
編み物はかぎ針で少し・・それしかできないのだけど、
ひさしぶりにやってみたら楽しかった！
（１０年ぶりくらいかな？）
記号の意味をひとつだけ当時の本で調べて、
編み図を見ながらおそるおそるやり始める。
でもすこしすると法則がわかってきて・・・、
編み図を見なくても出来るようになると
楽しい。落ち着く。
夏らしい・・・例えば「ラスタカラー」のような元気なものが
できたら尚よかったけれど、手もちの毛糸は淡い色ばかり。
（編むという目的のためには本当に何年も触っていない毛糸です。）
それでも「あり合わせ」でやり始めるのが
この時期の編み物にはいいような気がしました。
夏だから、
一応「エスニックな献立」と思って用意した朝ご飯から、
飲み物もずっと
爽やかさ重視でした。
緑茶とジャスミンの花をブレンドしての
「なんちゃって ”さんぴん茶” 」です。
それから
やはりどうしても遊びに出かける気持ちにはなれない中での
心の落ち着き先として、
手先を手軽に動かせることがありがたかった。
夏だけど毛糸に触れました。
毛糸やかぎ針の持ち方も、
忘れてしまっているところからのスタートでも、
久しぶりに乗る自転車にも
一度乗ることができた人ならわけなく乗れるのと同じように、
得意ではないながらもちゃんと編み物
完成させることができました。
（この色の組み合わせ、この編み方で、自分のものも作りたく
なりました。ダイソーで大昔に買ったウール。まだ売ってるかな？）
「うたた寝」から「大きな人」がしっかりと帰ってきて
その前に宣言した通り散歩に出ようと言いながら
完成しているモチーフを持つ私の手元をを見て驚いていた。
アイロンをかけたら郵送します。
でも楽しかったので締め切りまでにもうひとつくらい
やってみたい気もしてきました。
苦手ながらも、ペースがつかめれば
やはり心が落ち着きます。
今年の秋に冬に始めようと思う「久しぶり」の人は
今からこれくらいの大きさのものを
始めてみるのもいいかもしれません。