5月に食べよ | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も明日葉食べたけど

 

 

この日は今年初めて食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苦味と香りのむこうに感じるあまみ。

 

それが大好き。

 

 

 

 

「摘み取っても翌朝にはもう残った葉がすっかり成長している。」

 

 

そうまで言われる生命力の強さも

 

もちろん「すごいなあ。」と憧れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれとはちがった自分らしいスピードで

 

じっくりと花を咲かせるにいたった

 

セージ。

 

 

 

 

 

その開花は、

 

2016年の秋に苗を迎えてから2回目の春・・

 

の、今年はじめて見ることができ、

 

 

 

 

その頃から、

 

その鉢の周りの香の立ち方が、葉だけだった時よりも

 

飛び抜けて芳しいのに気づきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

 

ちょうどその開花の頃・・・(なんて言ってもつい先日の

 

ことなのですが)の4月16日(月)の朝ごはんには

 

たけのこご飯を食べました。

 

 

 

 

 

 

 

今年は同時に作った煮物の方に鰹節をたっぷり使ったので、

 

ご飯の方は精進出汁と塩でシンプルにいさぎよく炊きました。

 

 

 

 

 

 

さてさてこの朝の献立は、

 

 

お味噌汁と、きゅうりの「かくやこうこ」、

 

鮭缶と豆腐、ハーブ3種類を使ったバーグを温めたのを

 

レモン汁少々で食べて・・・

 

 

 

 

最後は日向夏でごちそうさま。

 

 

 

 

 

 

のみものはここのところ訳あって麦茶の温かいのをのんでいます。

 

でも、こうして食べる時にフレッシュな葉が茂ってきた

 

レモンバームの摘みたてのを使ったりすることも

 

あるので、これで「ちょうど」いいのかな?

 

とも思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日葉はお味噌汁に茹でたのをちょこんと入れました。

 

 

 

明日葉だけをどっさりと入れると、

 

たけのこご飯の香りよりも強くなりすぎる気がして、

 

 

この日は

 

煮干し君(煮干しの粉)、手前味噌の汁に

 

かぼちゃと半々になるように入れました。

 

 

 

 

 

 

 

おかげで

 

たけのこご飯の香り、堪能できた。

 

 

 

(土曜日に炊いた時、土鍋の底にお焦げが

 

 できすぎちゃったけれど、

 

 それを温め直して食べている朝だけれど、

 

 

 それでも今年最初のたけのこ。美味しかったあ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなふうにやっぱりどうしても主役のたけのこを

 

引き立てるべく、すこし香りに気をつけて、

 

あちこちで「ちょうど」の量を探りつつの

 

雨降り春の日。

 

 

 

この日すでに、

 

セージは初めての記念の花が開いていたのだけれど・・・

 

こういう理由もあって摘まずに(食卓に飾らずに)

 

いたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして昨日はまたもうひとつ、

 

ハーブの強すぎる香りには気をつけたい出来事があって・・・

 

 

今朝はまた朝ごはんで明日葉の香りをそこないたくなくて・・・

 

 

 

 

ベランダでもその香りの存在感を

 

ひときわ放っていたセージを、

 

食卓に飾るために摘みに出るのは結局、

 

今日がはじめて。

 

 

 

朝食後の雨の中に、でした。

 

 

 

 

 

 

 

(調べたら、花がとくに香り高いハーブだと書いてありました。)

 

 

 

 

 

 

 

薄暗い光、湿った空気の中で花に手で触れた瞬間、

 

それまで思っていたよりもさらに強い香りが立って

 

本当に驚いた!

 

 

 

 

 

 

でも、

 

この香りも私に必要なものなのでしょう。

 

 

ほかの多くの植物たちと同様に

 

何年も熟慮に熟慮を重ねた結果(!)、やっと

 

狭いベランダに仲間入りしてもらったくらいだから

 

 

私にとって感激するくらい良い香りなのは当然・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虹には今年はまだ出会っていないけれど、

 

「雨が降る空」、「降りそうな空」には

 

慣れてきた。

 

 

 

 

 

この「 虹始めて見る(にじはじめてあらわる) 」

 

           (『 晴明 』末候 )

 

が終われば『 穀雨 』ですね。

 

 

 

 

その雨が

 

「葭」や「稲の苗」をしっかりと育てあげた最後には

 

「牡丹」の花を咲かせて、

 

その頃には急に寒さが戻ることもあるそうだけれど、

 

 

 

(『 日本の七十二候を楽しむ ー旧暦のある暮らしー 』

                   

     を書いてくれた白井明大さん。今日もありがとう。) 

 

 

その次はもう夏。

 

「立夏」だなんて早いなあ。

 

 

 

(たしかにその頃5月のゴールデンウィーク終わりには、

 

 たしかに半袖でなくてはいられないような気温の高い日が

 

 毎年あるものです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芳しく、かつ清々しい香りが

 

湿り気の多い空気の中に

 

立ち込めたり・・・

 

 

春の始まりの黄色の花に代わって

 

しっとりとした大人の魅力の青い花が増えてきたり・・・

 

 

 

と、

 

 

季節の移り変わる直前の

 

今とこれからもう少し、

 

その雨の日々の中に

 

豊かな変化がたくさん見られることにも

 

年を重ねていくうちにだんだんと気づいてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

(たけのこさん。

 

 あなたも、感じるか感じないかの

 

 かすかでちょうどなえぐみのむこうに魅力があると、

 

 私は思うんだ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の子供の時、その季節の変わり目の雨の時期には大体、

 

喘息の小さな発作が起きるのがお約束だったけれど、

 

 

あれも新しい日々の前に毒を出し切ろうとする

 

私の身体の力だったと思うから、

 

 

(こういう形で定期的に小さな症状のうちに出し切れたのは

 

 まだ幸いだったと思います。)

 

 

それはそれでやっぱり「たくましかった、えらかったね。」と、

 

今はもう「懐かしく」なった過去の出来事を思い出す時、

 

 

その「苦味」と「香り」のむこうにある『今』という未来に

 

「微かな甘み」が待っていることを子どもだった自分に

 

教えてあげたくなります。

 

 

(「いろいろ経験して、考えて、感じて、長い時間をかけて

 

  自分なりの方法を見つけていく旅の始まりだよ。」と。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ。

 

より元気になれるといいね、

 

「5月にセージ」で。

 

今年はどうやって食べましょう。

 

 

 

 

 

 

やはりお肉やお魚を食べ過ぎる日々がつづくと

 

いろいろな症状がでてくることにはかわりない。

 

 

(いろいろの事、外側の条件がゆるせば、本当はあのまま・・・

 

 続けてもいたかった。ぷん。)

 

 

 

 

 

 

 

でも、そんな気分にも「セージ」です!

 

 

 

 

鮭バーグにいろいろハーブを混ぜ込んだのが

 

楽しかった経験から、

 

たぶんこれがベーシックな使い方

 

(動物性のもののくさみをおさえる・・・)

 

の1つだと思う「ソーセージ」を作る時などに

 

使うことも、

 

 

 

(周りの人がことさら喜ぶだろうモノならば

 

 それはそれで私の大事な「ちょうど」のひとつ!)

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりすこしだけ気になってもいます。