川上から川下へ
流れるのがよいのでしょうが、
右へ行ったり、左へ行ったり。
朝、カーテンを開けるとそこには
大きな白い筏（いかだ）があった金曜日。
前日、朝のお花見散歩を終えた私は、
縫い物を終わらせて、
金曜日には、そのアイロン掛けや荷造り。
宮崎への
お菓子の箱を３つ収めた大きな段ボール箱と、
また別に以前から
ちょこちょこ詰め始めていた小さな小箱に、
縫いあげたものもそれぞれ詰めて
郵便局から２点発送。
宮崎のKちゃんへは、
着替えを入れたり、バッグインバッグ、
お弁当を入れたり、と、
何にでも使えるあずま袋を縫いました。
最終的にはそれぞれあちらで
４人好きな物を選んでもらえばいいとは
思いながらも、
白地に水色の木の刺繍の生地のは私とおそろい。
Kちゃんへのイメージで、
花の模様はKちゃんのお母さんのイメージ。
緑と薄紫の麻の生地のものは
残っていた生地で作ったので小さめで、
生地が厚すぎるために
小さく結び目を作るような使い方は
難しい。
ぎりぎり、
お弁当箱を入れたりするくらいは
できるけれど、
どうやら宮崎のほかのお2人の女性たちは
お弁当をもつような生活は
してないそうなので・・・
久しぶりにアイピローを作ることにしました。
（こんな時、小豆を買い置きしてあるのは
助かりますね。）
今ベランダで育てているラベンダーは、
効能はそんなに期待できるものでは
ないのだけど・・・
香りはそれなりに・・・！
４つ作り、
左の２色を小ぶりになってしまった
麻のあずま袋の代わりに
宮崎への荷物に混ぜ、
ツートンカラーのすこしだけ
モダンな感じにしたものを、
小箱に詰めました。
（無事に届いたかな・・・？？？）
大きな小包と、
小さな郵便物。
簡単なものしか作れません。
宮崎の箱にはまだ小さなすきまがあったので、
近所に走りすこしお菓子を追加。
その作業の合間に外をのぞくと、
本来、川上も川下もない水路であった
小さな川で
朝方に右へ左へと揺れていた花筏、
昼過ぎには解けて、
どこかに消えていました。
（ひとつめの大きな筏は消えても
夕方の風でまた散っていました。
たしかに『 散りどき 』が
いちばんいいかな。）
この頃になって
ようやく小学生くらいの働きには
戻ってきているような気がしている私の頭。
それだけに、
これくらいでもやりとげた達成感が
すごいです。
宮崎のKちゃんとKちゃんのお母さん、
そして、
先月初めの旅行でKちゃんの嫁ぎ先に
たまたまお手伝いに来ていたので運良く
２０年ぶりくらいで会うことができた
妹のHちゃん、
そしてKちゃんの義理のお母さん。
そして同じタイミングで小箱に詰めて送った
もうおひとり。
それぞれに使ってもらえそうなものを
その方たちの顔を思い浮かべながら
作りました。
Kちゃんたち、喜んでくれてよかった。
また宮崎に
エネルギーを分けてもらいに行くから、
よろしくね！