３月２日から４日。旅先では、
私がふだん好んで食べているものに
たくさん出会いました。
１日目なんて道の駅への寄り道の度が過ぎて、
「大切な予定」の時間に間に合わなくなりそうだったくらい。
１月３０日の朝ごはんの雑炊にものせた菊芋もそう。
ただ、食べたいものはほかにもたくさんあるので、
生（なま）で売られていたこちらは１日目
ひとまず買わずにきました。
あちらでは菜の花が見頃の場所もたくさんあったなあ。
全県平均で言えばここよりすこし暖かいはずのそこで
この時期に見られるとは思っていなかったので、
長い長いドライブの間に明るいこの色が目に飛び込んでくると、
だんな君の方が先に声をあげたりしました。
（うちのこの『菜の花』は小松菜です。では、旅先の子たちは？）
さて、
今年のとてもとても寒かった１月の朝のパパッとごはん。
夕飯で、小松菜と豚肉と豆腐だけの
単純な具材で飽きのこない常夜鍋風のを
何度かしていた時期で、
（湯豆腐のように自分で味付けして食べます。）
この日はその汁（主な味は昆布や豚肉、塩をわずか）の残りを使って
玄米ごはんにかけて食べました。
その鍋との組み合わせは野菜のてんぷらにするのが簡単で、
菊芋もそうやって食べたりしましたが、
この日のは素揚げにしたもの。
前夜揚げた時ひとりで食べきらないで、
こうするために、すこし残しておきました。
寒いけれど、トマト味が恋しくて
スープには野菜ジュースを足しました。
そしてあとは冷凍庫すっきり作戦。
むきえびとしめじを使って、
この朝包丁を使ったのは玉ねぎを切った時だけ。
油で揚げた菊芋でコクを補っています。
切り干し大根、干し菊芋、干し椎茸。
この３つを買えばよかったかな？
でもまだ干したのは使ったことがないのです。
だから今回は週に何度も使うからいくらあっても困らない
前後の２つをまず買ってきました。
今まで私が買っていた菊芋はヨガの帰りによっていた
産直の野菜を売るお店で。
それは千葉県産のものだったと思います。
私はその「菜の花」がシンボルの県で生まれ育ちました。
私の育った場所は埋立地だけど、
南に行けば、海からの温かい風と
畑が多く、棚田だってある。
それが１日目の最後の目的地によく似ているし、
飛行機から降りてレンタカーから見たまだ途中の景色も、
ちょうどその千葉で「南」に向かう途中のあの風景によく似ていたな。
（ちなみにだんな君も千葉県育ち。
ちょうどその「途中」の風景のあたりで育ちました。）
２０１１年に熊本に行ったのが最初、
今回、２度目の九州は宮崎に行ってきましたよ。
目的はいくつかあるけれど、
そのうちのひとつ「大切な予定」は
前回熊本に行ったのと同じ。
２０歳くらいまで、
菜の花の県で一緒に生まれ育った
Kちゃんに会うことです。