2月12日(月)
出張帰りのだんな君とイクスピアリで待ち合わせして、
ストップモーションアニメの
『 ぼくの名前はズッキーニ 』を観てきました。
そして代休をとっていた翌13日(火)にも
観たい映画があるようなので・・・
「電車に乗って散歩に出かけ映画の時間前に解散!」しようと、
まずは日暮里へ。
『 ゆうやけだんだん 』を抜けて、商店街の途中で左折。
HAGISO
「 辰巳雄基 ジャパニーズチップ展 」
【 ジャパニーズチップ 】
「飲食店で食事をしながら、会話をしながら、
お客さんが生みだした箸袋の造作物。・・・」
こちらでは
宿泊スペースのある2階への階段も上がってみました。
カヤバ珈琲
昔、両親と行った時に見た
「オレンヂジュース」と書かれた看板はもうないけれど、
営業の担い手が移ってからの新しいお店にも、
ずっと行ってみたくて。
(新しくなる前には、だんな君とも行ったはずだけど
記憶にないようです。)
こちらは2階の座敷をのぞきに行けず残念!でした。
上野桜木あたり
お休みのお店が多かったけれど、
ちょっと足りなかったお腹の具合を
肉まんで補充中。
スカイザバスハウス
ヴァジコ・チャッキアーニ
” Moment in and of time ”
私は、緑色の古く大きな鉄の扉の存在感に心をつかまれたところで、
紹介文を読みました。
(紹介文より)
「『 監禁用の独房から引き剥がされた金属製の扉 』・・・(略)
・・・「状況に直接手を下すことなく、ある種の抵抗を生み出すこと」が、
制作の目的である。」
このあと芸大の門のあたりで、上野方面へ行く人と別れました。
私は日暮里の繊維街まで行ったけれど、
リュックを背負っていったのにお買い物は小さなボタンだけでした。
私が「観に行きたい!」と迷わず思った
『 ぼくの名前はズッキーニ 』。
もしも人が演じていたら切なくなりすぎてしまいそうなストーリーです。
(原作については、大人向け、と書いてあります。)
上映時間はすこし短めの、66分。
話の流れもシンプルですが、
小さなこの子たちひとりひとりの存在が大きくて、
それがかたまりになってこちらにぶつかってくるので、
物足りなさはまるでなかったです。
「スカイザバスハウス」で観たあの重そうな扉を
そこへ置くことの「抵抗」と、
この子ども達の幼いのにすでに全てを見尽くしてきたかのような
大きな瞳が心に焼きついた2日間でした。
(昨日は1日家にいたから今日はお買い物に行かなくちゃ。)
短時間であることと、色彩の美しい絵の連続でできていることは
子どもが観るのにもよいでしょうが、
そのひとつひとつの場面の余韻を
あとからでも
受け身でなくふくらませるのだったら、
おとなでも子どもに負けずにいられるはずかと
思います。
(スカイザバスハウスのこの展示は今日まで。映画はもうすこしやっていそうです。)