せいろの蓋を開けたら
湯気と一緒に広がる
肉まんのような香り。
作り置きのじゃがいものおかずと、
玄米とお豆を入れて
温めて。
だんな君の起きる時間に合わせて温め、
蓋を開けてから追加のものを入れます。
いそいで写真を撮って、
「朝だよー。」と起こしに行きます。
１１月３０日（木）
金時豆は土鍋で煮た分。
醤油をすこし入れた分です。
蒸しあがったあとに、「追加のもの」。
マヨネーズと蒸し置きのブロッコリー、
それから大根とわかめの和えものを入れます。
「和えもの」と言っても作りたてではなく、
定番の甘酢漬けとこの中華風のと、
あともう一種類を一度に作ってあるうち、
ちょっと中華風にした肉じゃがと合わせて、
この日は中華風の分を食べました。
ごま油と梅酢と黒酢で和えておいた中華風。
赤い大根は、今年も
トマトにばかりは頼れない冬の彩り要員です。
肉じゃがの材料は、
じゃがいも、玉ねぎ、ひき肉、しらたき・・・がなくて
春雨。
ひき肉も豚肉であることだし、
酒、醤油に、
ごま油、生姜で。
これでも十分だけどさらに
醤油の一部を山椒醤油に置き換えました。
せいろを開けたら、
いつものお茶を注いだら、
煮干し君のお味噌汁を器によそったら、
「ごはんだよー。」と呼びに行きます。
「はーーーーーい。」の返事の様子からその日の気分を感じます。
冷めたら香りはほとんどおしまい。
一瞬だけ洗面所に寄ったり、
トイレを経由したりすることもあるけれど
大概がお布団からこたつへ直行。
湯気の中でかきこむようにごはんを食べる様子を
また確認してから私も食べ始めます。
昨日から風邪気味のだんな君に、
今朝は生姜とカルダモンを。
明日は「鏡を開いて」お雑煮にしようかな。
でもそれには台湾土産の「あれ」を使って、
真っ暗な朝でなければ
写真で記録したいと思います。