花束 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともとお酒をたくさんのんでいたからか、

 

旨味の濃いもの、

 

くせの強いものも大好きです。

 

 

 

 

たとえば酸っぱいものだったら、

 

すごーく酸っぱいのも

 

平気で食べられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもそうでないものの美味しさにも

 

興味をもつ、

 

そういう食いしん坊でもいたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月4日(木)の朝ごはんは、

 

黒豆をクリームチーズと一緒にパンに

 

挟んでサンドイッチに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の米水飴と醤油ちょろりだけの

 

今までのよりさらに甘さ控えめの黒豆は

 

保ちがよくないかと思いきや、

 

冷蔵庫でまだ今日も平気。

 

 

煮汁は(保存のために)なるべく長く

 

残しておいて、

 

ここ最近になって

 

どろっとした濃い蕎麦湯をすこし足して

 

のみきりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好きだから

 

日々ちゃちゃっと煮てきた黒豆や、

 

ちゃちゃっと作ってきたなます。

 

 

 

正月用のこの分も

 

単純な材料で作ることにはかわりなく、

 

生活を支えてくれることには

 

なんらかわりないけれど、

 

 

今回のは(調味料をふくめ)使われている

 

すべての材料が

 

自分の力を発揮しながらほかのものと

 

手をつなぐことによって

 

自分に足りないものがあっても

 

それも強みに変えるような、

 

 

奥ゆかしいのに

 

はっと目を覚まさせられるような

 

美味しさでした。

 

 

 

 

 

 

 

大根は大根のみずみずしさを、

 

大きな力を借りることなく

 

塩の力をほんの少し借りるだけで発揮して、

 

 

柚子は柚子で普段の姿より

 

もう少しだけ前に出て主役級。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は

 

伊達巻も卵や魚(はんぺん)を

 

使わないものにしましたよ。

 

 

 

 

 

家にあるものを使って、です。

 

かぼちゃ、米粉、そして

 

(台湾で買ってきた分の)蓮根粉。

 

 

蓮根粉は葛粉のような塊があるので、

 

それを崩すようにしながら水で溶いて、

 

蒸して皮をのぞいたかぼちゃと、

 

米粉と混ぜて、

 

フライパンで焼いて作ってみました。

 

 

 

 

(これだけは3日になってやりました。

 

 それまではかまぼこなんかと一緒に

 

 買ってしまってあった

 

 市販の伊達巻を食べた今年でした。)

 

 

 

 

なぜだろう。こちらは塩さえ入れないで。

 

それでも蓮根の味と

 

かぼちゃとお米のどっしりとした甘さが

 

たまらない。

 

 

 

(来年からは作る場合にもこちらのほうを

 

 主にいたしましょう!)

 

 

 

 

 

 

 

なますにはこの朝、りんごを足しました。

 

 

 

柚子(果汁・皮)、柿、りんご、

 

濃い色のカロチンいっぱいのにんじん。

 

 

 

 

 

 

さらにこの夜には貝割れ大根を入れて

 

食べきった。

 

味がぼやけるかと心配したのも杞憂。

 

 

 

作ってから時間が経過して

 

甘さと柚子のかすかな酸味を

 

しっかりたくわえた柿が

 

しゃきっとした貝割れにからんで

 

 

これが本当に

 

調味料といわれるものは塩だけなのかと

 

不思議に思うくらいに美味しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年もお正月のお花、

 

いつものところで

 

いつもの小さい方の包みを買ってきました。

 

 

 

 

それも去年までと似た色目のもの。

 

 

 

 

 

いつかは値上がりすることもあるだろうけど

 

今は数百円、横並び。

 

 

たくさん並んだバケツの中から、

 

またおなじような色目のものを

 

選んじゃったよー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小寒 

 

もうそろそろ水泉も動き出しそうな

 

晴天の今日。

 

 

 

 

 

 

 

紅白。録画したのをまた何日日かけて

 

見返しています。

 

 

 

 

『 Superfly  』の「愛をこめて花束を」

 

その歌の紹介へと続く

 

黒柳徹子さんの衣装には

 

たくさんの花がちりばめられていました。

 

 

 

 

 

 

 

歌が始まったらそこには

 

黄色引き立つ若々しい

 

鮮やかな色彩の衣装で歌い、

 

彼女の「再出発」や春の世界を印象付ける

 

生き生きとした世界が広がるから、

 

 

それを支えるように徹子さんが語る

 

話の内容はあたたかく、

 

衣装や色彩は控えめ。

 

 

「際立つ何かをあえて抑えて

 

 自分のあとに来た時代の若い人に捧ぐ。」

 

なのだな。

 

 

 

 

何十年も

 

対談する相手の人を立てる衣装選びを

 

積み重ねてきた姿を

 

大晦日のその日にも私たちは

 

見ていたのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(着物をリメイクしたものなのかな?)

 

藤や牡丹も見られるけれど、

 

大小さまざまな種類の菊をあしらった

 

ボリュームのあるシルエットのドレスは、

 

花束のようにも見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

29日に「花束」を買って帰り

 

水揚げし直し、

 

30日にこの場所へ。

 

 

花瓶も去年までと一緒、

 

黒いつや消しの硝子の花瓶に挿しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(こちらで

 

 日々お花に触れて暮らされている方に

 

 たくさん出会ってしまったので

 

 なおさらおこがましくて

 

 「生ける」なんて

 

 とても言えないけれど・・・)

 

 

 

 

エビのヒゲのような補足長い枝が

 

金色に塗られているのを

 

向かって左に大きく垂らし、

 

 

花の挿し方もできあがってみれば

 

これまた笑ってしまうくらい、

 

 

 

去年までとなにひとつ変わらず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、

 

小さいけれど積み上げた、

 

こちらでの記録のおかげですね。

 

 

ただ春の光と空気の清々しさが

 

毎年かわらず嬉しい自分に気づくことは

 

できました。