このたったひとつの廊下の風通しはよいけれど
それでも午後になると居間の気温がぐっとあがります。
昨日はさすがに暑くて、
「こもりべや」に行ってエアコンをつけました。
１時間くらいそこで雑誌を読んだりして休憩。
それから近所に買い物に。
「こもりべや」とは寝室のことです。
５０cmほど床をあげて（床下を収納にして）畳をしいてもらっているので、
戸を締め切ると室内の空気の体積が小さく
エアコンの効きがいいのです。
東向きの窓のあるこの部屋の戸の内側に、
今週、映画のちらしをたくさん貼りました。
２人で観に行く分の中から優先順位の高いものを貼っています。
昨日はそこで
それを眺めているうちにお昼寝してしまう予感がありましたが、
そうなる前に
涼しいこの部屋でシルシャアーサナ（逆立ちのポーズ）をやってみました。
通うのをやめてから４ヶ月ぶりにやった
ヨガらしいこと。
変わったのは、
股関節と足と腰に慢性的な痺れが戻ってきてしまっていること。
変わらないのは、
身体が触れることはなくても向こう側に壁がないとこわいことと、
これをすると（頭の血行がとってもよくなって）
ちょっと賢くなった気分になること。
今日は、
午前中いっぱい居間の拭き掃除をしてすごしました。
この場所で「掃除機をつかわなくなったぶん」・・・
そう思ってエアコンをゆるくかけています。
生活のリズムを作ろうと、４月からはせっせと
この納戸部屋から私のこまごまとしたものを居間に運んできて、
気が向いた時にすぐに手を伸ばせるようにしています。
前はミシン糸だとか、色糸だとか、りぼんだとかを
その都度「納戸部屋」に取りに行っていたので、
白い絹の冷えとり靴下を繕うにしても簡単にすませがちだったのが、
今は色糸を選んだりして楽しめるようになりました。
その収納のためにここで使う家具を、
色も形も（経年変化の具合も）イメージして
さがして、出会いを待っているのだけど、
今のところはとりあえず
大好きだからといつもついつい選んでしまうワームグレーのペンキを塗った
りんご箱で収納。
その中に収めている紙箱なども、
この場所に置くために順次色を塗りかえています。
そんなこんなで、
生活の中で使うものにかかりきりで、時間を取られて
まだ大したものは何も作れていないけれど、
いつか私も手仕事で何かできたらいいなあ。
行きたい場所もたくさんあるけれど、
こんなふうに
毎日すごしているんですよ。
（ね？これとドラマをはじから観ていく毎日・・・結構忙しいでしょう？）
茶色に朽ちたパクチーの茎が一番大きかったこの場所に、
今度はフェンネルの種も同じようにして干すのかな？
花を叩くようにして試みているフェンネルの受粉は、
たまに手のひらに蜜らしきものがべっとりつくので
驚きます。
その時はいつも忘れてしまっているんだけど、
今度味見してみようかな。
来月の初めには
暦の上ではもう秋。
この暑さの中で聞くと信じられないようにも思うけれど、
こうして種を作る植物が次々現れるのを見たら、
目では納得できるかもしれません。
それから、
梅雨明けまでが猛烈に暑くて、
それがすぎるとたまに涼しい朝が来たりするのを
ここ何年かちゃんと気づいている自分もいます。
その頃になると夕飯後に
ぐったり疲れて１〜２時間寝てしまうことがありますしね。
今の私の生活は理想的な形で、
無理なく身体を使えているのかも、ともちょっとだけ思ったりもします。
夜寝（よい）だけでは疲れがとれない。
小学生の頃はプールに行った日はお昼寝していた夏。
「シェスタ」よりももっとずっと遅い時間に
こんなふうに大人が
床に着くまでにとる夜の仮眠のことを
なんと呼べばいいかしら？