月台 ６

３月１３日。台湾旅行３日目は雨。

この前にもぽつぽつという降り方の雨はあったけれど、

この日は朝起きたらしっかりと雨でした。

朝食後はだんな君はホテルのジムへ行き、

私はベッドですこしごろごろ。

（体内に高性能のお天気センサーが内蔵されている私のことですから

　前日の背骨のねじれやそこからくる足の感覚がいつも以上になくなるつらさは

　きっとこの日のお天気を『予報』してのことだったのでしょうね。）

のんびりとホテルを出発してまた『　誠品生活　』へ向かいました。（敦南店）

広くておしゃれな書店部分では、日本の本をそのまま、または翻訳した本がたくさん。

（買っても読むことができないから見て回るだけなのだけど。何度見ても楽しい。）

映画『人生フルーツ』でつばたさんご夫妻が本の出版記念サイン会を行ったのは、

こちらの書店かな？と思う見覚えのあるアングルを見つけて立ち止まったり、

木の床のあちこちで座って本を読む姿が

森の中ですごす人みたいで面白かったり、

本だけでなく雑貨類も日本の感覚に近いように思いました。

こちらの地下のフードコートには「素食」のお店もありました。

３日目ですでに美味しいパンが恋しくて、

（粉そのものを味わうようなパンのほうはやはり見た目がすこし

　パサついている印象だったので）

「デニッシュならばきっと！」と。

（正解でした〜。美味しかったです。）

お茶の葉を売るお店に置いてあったこちらはお土産用に買いました。

もちろん五香粉の味です。

そしてまた町歩き。

２階のお部屋。かわいくリノベーションしているみたいですね。

上階のアクアブルーのひさしと、まだ割合に新しい建物の色で、

アディダスの店舗の清潔感が際立っていますね。

そういえば、このアクアブルーを使ったインテリアも、

印象に残っています。

ちょくちょく見かけたのか・・・・？

それともしっとりと水を含んだような色に染まる古いコンクリートの建物が多い中で

ひときわ涼しげで印象に残っているのか・・・・？？

いやや？

実は私自身が好きなのかな？？？

こちらは１階店舗のヴィンテージの木のドアと、

２階の住居部分の窓に取り付けられた鉄の柵が響き合っていて素敵。

台北の裏原宿と言われる東區。

お目当のVVG（好様）系列店３店舗のあるエリアに着きました。

ナビゲーターのだんな君によると、

『　好様喜歓　』（西洋のビンテージ雑貨）の場所のはずらしいのだけど・・・

『　好様餐庁　』 （レストラン）なのかな？

営業はしていなかったけれど、このテラス席がとても素敵でしたよ。

２店舗並ぶうち、まずは左の　『　好樣本事　』　（本屋）へ。

こちらの本はどれも本当に素敵でした！

１冊選べたらよかったけれど、本当にどれも素敵で・・・！

古道具類ももちろん。

日本のものが多く、

骨董市によく行く私は買いませんでしたが、

（私が持っているのと同じものもありました。）

小さなお店ですがコーヒーも飲めます。

店内の写真も、おことわりをしたらこうして撮らせていただくことができました。

一旦外に出て青いひさしの店舗のほうに。

『　好様喜歓　』　（西洋のビンテージ雑貨）　で見たいと思っていた

洋裁の道具のはさみなどをこちらで見つけました。

事前に見ていた店内写真とはずいぶん印象が違って

白とクリーム色を基調とした店内は清々しい雰囲気だけど、

道を挟んでお向かいのこちらに移転したのかな？

こちらでもおことわりをして店内の全体の写真を撮らせていただくことができました。

さあ。豆花へむかって歩きますよ〜！

午後（夕方）からの予定があるので無理せずのんびりスタートしたこの日も、

私があらかじめ行きたいと言っていた場所を考慮して、

だんな君がすべてコースを考え道案内してくれました。

ブーゲンビリアの咲く窓辺には雨が似合います。

月台・・・中国語でプラットホームの意味。

　　　　　台湾の地下鉄で「○月台」は「○番乗り場」。