５月４日（木）
大磯駅で電車を降りてすぐに
私の左の靴の裏のゴムがきれいにそっくりはがれたのを
接着剤で直してもらってから、坂道の住宅街を抜けていきます。
急な坂道が一区切りしたところにあったモッコウバラの垣根には
誰かがその名を書いてさげた札。
私たちも抜いたり抜かれたりしながら
なんとなく一緒に進んでいった
３人の家族連れ。
こちらのお宅の門脇のネモフィラも
その小学生の男の子が元気に行くのを楽しく聞いていたことだろうなあ。
どんどん登っていきます。
住宅がいったん途切れたところで
たぶん昔はこどももたくさん遊んでいたのだろう古びた公園。
そこをぬけるとアスファルトの道は終わります。
靴を直してもらってすぐに駅前の『パンの蔵』で買った
あんぱん、栗あんぱん、春巻きぱんと、
コンビニで買ったナッツやチーかま。
リュックで行った私が背負っているのでおいてけぼりには
しないほうがいいよー。
このあたりは
ご近所の方も犬の散歩で行くくらいの遊歩道で、
それでもすぐに見かける
とっても小さな花。
この花より1枚1枚がずっと大きな紫の花びらが散らばる足元に気づいて、
ふと上を見上げるとずーっと高いところにある藤の花に出会いました。
子どもの頃から大人になるまで、
なんどもなんども同じ経験をしてる。
ほかの何かの梢もちらちらと見えたり見えなかったりするような
まぶしい中にあるのをたぶん私はいつも口を開けて見上げてきたことでしょう。
ヒメシャガ。
今年初めて家の前の川沿いにシャガが咲くのを見つけたので、
このあと歩いているうちにちゃんと名前が
天から降りてきました！
ふふふ。
大きいのと小さいのの違いだけなのかな？
ほんとによく似た花。
時々地面に手をつきたくなるような場所もあるけれど、
湘南平（高麗山公園）までは1時間もかかりませんでしたよ。
ここまででもう、ほどよく汗もかきました。
朝ごはんは食べてきたけれど
１０時かそこらでもうしっかりお腹がすいていて
海を見ながらこちらでパンなどでおやつ休憩です。
車でここまで来た人たちがすでにたくさん。
パンもほかのおやつもしっかり食べて、頭上の藤の花の香りにも癒されて、
展望台にも行ってみたけれど風が冷たかったー。
この日は残念ながら富士山は見えませんでした。
この後の予定も確認して
十分休憩もしたので、高麗山（の一番高い場所）にむけてふたたびスタートです！
元来た道をすこし戻る時にはそちらを歩く人もずいぶん増えてきて、
すれちがう人との挨拶もとぎれることがありません。
また数十分で高麗山の一番高い場所に到着して
ここから先は下りばかりです。
倒木が遊歩道をさえぎっていたのを
切ってくれたのですね。
ありがとうございます。
女坂と男坂。
私たちは女坂を下りました。
高来神社に降りてきて、休憩を入れても数時間の短いハイキングは終わり。
寄り道しながら駅へ向かって歩きます。
『ビーンズマートオイコス』で
浅煎りの「鳥ブレンド」の焙煎を待つ間、
座って数分休憩。
たくさん種類がある中からそれを選んだのは
遊歩道を歩いている間、
ナッツを食べて元気になったから・・・と鳥の鳴き真似をさんざんしたから
・・・でもあるのかな？
でももうそれがどんなだったか忘れちゃったなー。
大磯町立図書館をすこしのぞいて大磯駅へ戻ると、
９時から１３時の短いこの土地での滞在も終わり。
でもこのあと午後も
まだまだ歩きます。
乗り換えもして電車で香川駅へ。
駅から２０分くらい歩いて・・・
熊澤酒造へ。
駐車場に車がたくさんでお腹が空いている私たちはすこし心配。
中に入ると人もたくさんです。
レストランもありますが・・・、
お外の気持ちよさに惹かれてまたパン！・・・・・を（笑）。
『 mokichi baker & sweets 』では
パン以外にカフェメニューもあったり、
ビールも一緒に買えます。
私はピルスナー、ダンナ君はシュバルツ（黒）をのみました。
蔦の絡まる建物は和食のお店。
トラットリアもありますよ。
でもお外でパン・・・がこの日の気分〜♫
このあと こちらでは最後にokeba gallery & shop をゆっくり見て、
そして
古家具、古道具の『そうすけ寒川店』へ向かいました。
鎌倉の店舗の方は・・・・行ったことがあったか・・・どうか？
寒川店は倉庫を兼ねているのかな？
住宅街の中にあるかなり広いお店でした。
そして最後の目的地『 寒川神社 』へ。
前日に行く場所を大磯の高麗山と決めた時
午後はこの寒川神社でご朱印をもらいたい、と。
私はそこにパン屋さんや、焙煎屋さんや・・・と
行きたい場所を肉付けして、
それを元に予定を組んでもらいました。
月曜日にも早朝から釣りに、
次の日からもゴルフでまた朝早く起きるのだから
あまり遅くならずに帰りましょうね。
午後にもまた私の・・・
今度は右の靴のゴムがきれいにはがれて
コンビニを探して接着剤を買って直してくれたけれど、
家で夜ご飯を食べながら「楽しかったねー。」という顔は
まるで小学生。
土の上とアスファルトの道を
１日よく歩きました。