冬の終わりを告げる山野草。
厚みも強さもある花びらを携え、
土から飛び出してすぐに花を咲かせるスピード感はたくましい。
でも土から顔を出してすぐに咲こうとする小さな体です。
そのあわてんぼうぶりはかわいいな。
こんなふうに、
たまには人が「手を貸してあげようか」と、
思える程度に足りない部分もさらけ出して、
肩の力を抜いていきましょうね。
２月１６日（木）の朝ごはんは、
全部前の日のもの。
あちゃちゃ。
少し、力ぬきすぎ？？？
春菊だけ買ってくればすぐできる
いつものサラダは、お客さんがいらした時に、
ほかのことをいろいろやりながらで頭が大忙しでも
その場ですぐにも用意できて、
何束（なんわ）も買っておけば、
足りなくなったらすぐに追加もできます。
だけどもし余ったとしても、
大好きだから飽きずに２人でこうして食べられる。
そういう理由もありますよ。
昆布と一緒にゆでただけの大根も、前日のもの。
お酒をのむ人？
年齢は？
女性？男性？
アレルギーや食べものにたいしての想いは？
そしてもちろん好みも。
山野草が好き？
可憐な花が好き？
それともどの花もかわいく思うかな？
今回は食べ物の量は普段よりは少なめにしました。
全員がお酒が好きなのを知っていたので、
おかわりはできるようにしながらお皿にのる分だけまずはよそって。
年齢も私が下から２番目だったし、
皆さん長年自分でご飯を作ってきた方達ばかり。
なので普段のご飯でもちょっと目先の変わったもので、
昼間なのでフレッシュなものも・・・
ということを意識したくらい。
あとは生のお魚をくわえたら好みで、
好きなものを選んでもらえるかな？
その時の様子を見て途中でも近所にお刺身を買いに走って、
簡単にカルパッチョでもすればいいかしら？
足りない部分があって人の手を借りられることは
心地いいことですね。
家に来てくださる人は歳に関わらず、
みなさん優しくて大人なのがわかっていて、
なんやかんやと手を貸してくれるので、
「 ありがとう。」と言う準備だけして待てばいいです。
フラットでそう個性の強くない味にしたことと酒粕のおかげで、
翌日のこの日に、こうしてご飯にも合わせることができました。
残り物には福がある。
お客様がきた次の日は、こんなふうに「のこりもの」でご飯が食べられて
時間に余裕があるのでこうしてシャッターもたくさん押せますよ。
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