切干し大根を食べていました。
その日のものは、
ちょっと変化球の材料でしたが、それでも
「いつも家にある食材で」「少ない材料で」というのはかわりなし。
さて写真の、今年の９月１３日（火）の朝ごはんは、
じゃがいもと玉ねぎ、煮干くん（煮干しの粉）、わかめ、のお味噌汁、
玄米、
それからみじん切りの玉ねぎと、梅とその重さにたいして２０%の塩だけで
漬けてから干した梅干しのみじん切りと、納豆、
切り干し大根の煮物、
ケツメイシとレモンバームのいつものお茶。
ここまでは２人の生活の中で見つけ出した「ケ」のご飯。
それに足したのは、れんこんを厚めに切ってさっと湯通ししたのを、
ほんの少し残してしまったジェノベーゼソースで和えておいたものだけ。
ケの日のご飯だから
切り干し大根は、
戻し汁が大根にひたひたになるようにして、
その上に人参を広げて、小さな火でコトコト煮て、
醤油を垂らして混ぜて、コトコト。
味見をして甘みがうまく引き出されていたら、そこでおしまい。
でも、ちょっと足りなければ、まずはオリーブオイルを回し入れて。
それでも十分でなければ「弓田ごはん」風に足りないうま味を、
栄養素をしっかりもった素材で足し算。
最初から決めてかからないで、様子を見て足りないものを見極めていけたら
いいですね。
・・・なーんて、
実はこの日もここまで最低限ではない作り方でした。
本当は、切り干し大根、にんじん、醤油に、
お酒も油揚げも入れて、
甘みを２ポイントとコクを２ポイント足した
オカン様の作るタイプ。
私自身も一番長く作ってきたものです。
それでもここまでシンプルなら
飽きることはまずないのですけどね。
主菜に近づけたい時や、
瞬時に出し切るような力が欲しい時は、
またちがう栄養素や旨味や甘みのある
ほかの素材を組み合わせて楽しめたらいいな。
そして、
食事で整える機会を増や何度も食べ続けたい時は、
２つの野菜で、とびきり甘く、
おひさまのおかげで旨味も増えた
飽きのこないこんなふうなのをお膳に出しますよ。
先週は体調のせいで
予定していたことを２つキャンセルしてしまいました。
木曜日には外を１日歩き回ることができたくらいなので、
これはもう、ただただ秋の毒出し。
それにしても今日は昼頃から見た目にも寒い空。
今、ベランダの前の大きな木にはひよどりが暮らしているらしく、
その空の下、木のてっぺんあたりから葉の間に入っていく姿が見えました。
その可愛い声だけが明るい日。
明日は木枯らしが吹く予報とか。