昨日の雨で
「 土脈潤い起こる（どみゃくうるいおこる） 」
今日までのこるわずかな湿り気で
「 霞始めて靆く（かすみはじめてたなびく） 」。
さて写真は２月１５日（水）の朝ごはんです。
今年のこの日でだんな君は本当に（笑）４３歳。
おめでとう。
今年はこの日の夜はお仕事で留守なので、
前の日１４日にお休みをとって、昼間はお出かけ、
夜はケーキを買って帰ってきて夕食の時に
お祝いしました。
そしてお誕生日当日の朝ごはんは、
お昼にうちにお客様たちがくることもあって、
その準備の中でうまれた「まかない」ごはんでした。
お昼からお客様たちがくるのに作ったサラダ。
２人のときだったら皮をむかないにんじんも、
この時は皮をむいて作って・・・、
レンズ豆も、サラダでは水煮した時の煮汁は使わない。
でもお豆の煮汁は甘みが出ていて美味しいのです。
それもたっぷりあるので
にんじんの皮と一緒にスープにしましたよ。
好きで、好きで、好きすぎて。
『札幌市時計台』の時計保守をされている方が
その仕事をひきついだ時に伝えられた「信条」に、
「ほれること」というのがありました（『サラメシ』より ）
けれど・・・
私がほれて、ほれて、ほれぬいているのは、
にんじん。
わーお！
火を通さない方法の時には、包丁を入れると
皮だけ色がかわってしまうこともあるのですが、
やっぱり全部食べちゃいたい。
葉っぱまで全部食べられるそんな季節も
はやく来て欲しいものだなあ・・・。
にんじんの皮と、レンズ豆と煮汁、
酒粕たくさんと、塩、胡椒。
そして最後にオリーブオイルで。
玄米酒粕だったら、もう少し酸味があって、
スープにしても粒がのこるところでしょうが、
この日は白米の酒粕なので、にんじん、豆の煮汁とタッグを組んで、
とても甘い仕上がりになりました。
さてさてだんな君のこと。
１２月にお友達が早めの誕生日プレゼントということで、
「誕生日月まで」と言ってジムに通う権利を
プレゼントしてくれました。
ちょっと遠い場所にあって続かないかもと思っていたのですが
朝1番に週に１度か２度、
トレーナーさんにみっちりしごかれに行き続けました。
そのようなこの冬です。
１４日に出社しないからと、
１１日ごろからいただき始めた様子の義理チョコも、
今年はせっせと持ち帰ってくれます。
なにもかも完璧に整えようと無理をすると、
反動がこわいけれど、
たとえば明日土曜日は、もう昨日のうちから早々と
（朝ごはんじゃなくて）「ブランチ」なんて言葉が飛び出す
『のんびり宣言』。
そのあと楽しみにしていた映画を観に出かけます。
今日は霞の代わりに雲がたなびく空模様でしたが、
明日は散歩が楽しめるといいですね。
週１、２度のほどほどの運動とそこで学んだ体の使い方のおかげで
すっかり心も体も元気そう。
毎朝ごきげんです。
ありがたいことですね。
中庸。
もともとそこがいいところ。
このままいけるといいよね。
こうしていぜんよりも多めに湧いてきた陽の気も
頭にのぼりすぎないように、
春の散歩に出てたなびく雲のように
空にのがしていきましょう。
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