流れを待っていたら長い船旅になりました。 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。









今日の夜ご飯は、


「かます」を買ったので塩焼きにします。








『日本の七十二候を楽しむ ー旧暦のある暮らしー』


を見ていたら、



『鰯の塩いり』



という金沢の郷土料理の作り方がのっていて、






私は「いわしラバー」なもので・・・・




「これはちょっと重い腰をあげて挑戦してみようかな?!!」




という気持ちに。






ところが今日、帰りにお店で見てみると、




鰯よりもお買い得だった「かます」・・・。









あらららら・・・。





予定変更!(笑)










流れにのってみよう。


おいしいといいな。























時はさかのぼって、

先々週。





お願いしていたこたつを、

ついに作ってもらいました。















奥(写真上方)にチラッと見える赤茶色の格子。

こちらが元のこたつ。



正方形のこたつでした。






いろいろ考えて、

それを長方形のこたつにリメイクしてもらう事になりました。




















食卓さがしの旅。



ここまでの道のりは長かったなあ・・・。





15年・・・とも言えるし、


引っ越しが決まってからの2年くらいとも言えるし・・・なあ。













こたつで探したり、





こたつでない「座卓」などを、

こたつに改造する事を前提に




(どうしても、どうしてもこたつが好きなのです。)










アンティークを中心に探したり、



(好きな骨董のお店やアンティークのお店を

 ネットでこまめにチェックしていて、

 とても気に入ったものがあったので、


 素材感や実際の色味を知りたくて

 実際見に行ったけれど
 
 
 もう売れてしまっていたりしたことも

 ありました。)







全体を作る事も考えて、

パーツもいろいろな素材(木・金属)で

(古いもの・新しいものを問わずに)探したり、





長い時間がかかりました。











そうやっていろいろな方面から探していて、

サイズの合う、色味や経年変化の具合もよさそうな板を

今年に入って、ようやく見つけて。






静岡の「古道具 水無月」さんで見つけた、

(洋裁用の)裁ち板だったと思われる板。






(水無月さんは古道具以外にも

 小さめの家具や板の種類が豊富なお店です。)












裁ち板も和裁用のものは多く見ますが、

その場合、

このようなこたつに使うような縦横比のものではなくて、


細長い板になります。








ようやく琴線に触れるもの(天板)に1つ出会って、


そこから重い車輪がぐるりとまわりはじめました。












この時点では、

天板以外の部分は

既成のこたつをそのまま買って使う事になるかもしれない・・・と、







既成の長方形のこたつに近い大きさ

(80cm~90cm × 120cmくらい)


のものを探すようにしていたのでした。














結局、上の板の色味との兼ね合いから、

既成のこたつではぴったりのものは

見つけられなかったので、



作る事に。









こたつの熱の出る部分は、

何年か前に取り替えたものだったので、

とりはずして、まだ使える。





そう思っていました。



脚の部分など、こちらも何度もホームセンターで下見をしたりしたのですが、






もともと使っていたこたつの脚の安定感が、

その固定に使われている金具とともに、

頭から離れません。







なので、これもそのまま使って、


格子の部分だけを変えて、


長方形の大きなこたつの土台を・・・・




作ってもらえるようにお願いしていたのですが、



こんなにていねいに作ってくれましたー!!
















ずっと使っていたのは、赤っぽいこたつ。







天井が決して高いわけではない日本の建物で、

低い『禅スタイル』で住んだほうがよいだろう。


(私はそういう主張はゆずらないのです!!)






と、





だんな君が一人暮らしをする時に

実家から持ってきたこたつを、



ずーっと中心に据えて生活してきました。







いつかよい出会いがあるまでは・・・・、と。


そして15年。









天板の素材や塗装はずっと使って行けるものではなかったのだけれど、

紫壇風の色は、

団地で暮らすにも、



入居時には真新しく張り替えられてしまっていた壁紙に

視線が行く事をふせいでくれるような、

ポイントとなるような存在感があって。





なので、そのこたつを中心に、


他の物の色も、決めました。
















奥に見える、茶色い棚も、

結婚当時作ってもらったもの。





それから、前に写真を載せたましたが、


私が今夏、

白く塗り替えてしまった、

「なんちゃって和だんす」も赤でした。








座布団は、

銀座の松屋で、

その当時はびっくりするくらい高く感じたけれど

2枚だけ買ったカバーに入れて。





でも、

さらっとした肌触りで、

夏も冬も関係なく使えて、




15年間、何度洗ってもまったくいたむことはなくて、

決して高い買い物ではありませんでした。

















土台は


あの白い天板をのせて使う事も考えて、


そのサイズに合わせて、




茶色い天板よりは気持ち小さくつくってもらいました。







そう!白い天板も、

今までは細長い板を並べて使っていましたが、

ちゃんと裏に別の細い板を2枚うちつけてもらって、

つながりました。


これで一応完成。











冬には、(写真では少し見えづらいですが)

こうして白い天板をまず置いた後に、

上に茶色い天板を置いて、



こたつ布団は、この2枚の間にはさむようにしようと


思います。







でも、その前に・・・・と、










今週の月曜日、


この真新しい木材の部分にも

オイルステインを塗りこんで、







少し赤みがかった茶色のこたつができあがりました。








なんだか本当にちょっとほっとしてきて、

気が抜けてきたなあ。








出会いを待つ。



根気よく、よい流れがくるのを信じる。






























左手奥にこたつがあります。




夏も冬もそのまま。




冬は敷物もこたつ布団も白。





14回の冬の間使ってきた、

正方形のこたつ布団。




無印で買った白いカバーは、

毎年1、2回、

洗濯と漂白をしないといけなかったけれど、







こたつ布団は白のイメージでずっときたので、

やっぱりまた白を。









真っ白のカバーはなかなか見かけないので、

作らなくてはいけませんよー。



















昨日の風か、


今日の湿った空気と雨のせいか、





ベランダで咲いた4つのバラの花びらが

どれも少しいたんでいました。











水にさして飾るにはしのびない姿。



これはドライフラワーにしましょう。







風をある程度逃す事ができるように、


つぼみを持った梢(こずえ)の部分は、

30cmくらいは支柱に固定しないでおいて、



風や雨にゆれるにまかせて、

エネルギーをにがすようにしてみたりしているのですが、



それでも、本当に強い風雨は

にがしきることができません。











楽しみで育てる花ならば、

こうした手段でのりきろうと工夫したり、


もしだめでも、ちがう楽しみ方を見つける事もできるけれど、




「 二百十日 (にひゃくとうか)」の強い風と雨。





金色の穂を一面にたれた田んぼでは



神さまに祈ることしかできないですね。














お米も新米の時期がもうすぐやってくるけれど、





かますも今が旬なのですって!








秋になると、お魚の旬が次々に。










それから

今晩はもうひとつ主菜があります。

この間もらったピーマンと

少し残ったひき肉で、肉詰めも・・・。










これも・・・・







流れに乗ってみた!!