スリランカから帰国後、私は

間髪入れずに、就職活動に入った。


就職活動中は、看護学校時代の年下の

同級生達が、本当に励まし、助けてくれた。

私は彼女たちに足を向けて寝ることは

できない。


そして、その中の一人の同級生が

紹介してくれた病院の面接を

受けることになった。


面接日、私の頭はスリランカボケして

いるとはいいつつも、やはり、面接日。


面接室前で、自分の順番を待ちつつ、

あまりの緊張と不安で、隣で同じように

順番を待ちながら座っている女性に、


私「私、大丈夫でしょうか?どう思います?」


と、聞いていた。


すると、


女性「さぁ~、大丈夫じゃないかも

          知れませんねぇ」


彼女は正直者だった。


そりゃそうだろうな。


その時の私は、傍目に見ても

大丈夫ではなかっただろう。


果たして面接試験の結果は!?