看護師として働き出したものの、精神的に追い詰められていった私に、夫はすぐに病院を辞めたほうがいいと助言してくれていた。


しかし、私が看護師になろうと決心したのは、夫と人生を歩むためだ。


さらに、昭和世代の根性気質が、「あきらめる」「中途半端」「逃げる」という言葉の烙印を自分に押してはいけないと、自分を追い詰めた。


3ヶ月もすると、体重は6キロ落ち、眠ることができなくなっていた。アンプルからシリンジで薬剤を吸う手が震え出した時に、思いきって看護主任に


私「最近、眠ることができなくて、安全に仕事をする自信がなくなってきました」


心の悲鳴をあげてみた。


看護主任「はぁ!?甘えてるんじゃないわよ。人間、5日間ぐらい寝なくても死なないから。仕事サボりたいだけなんじゃないの!?」


この一言で、私は看護師を諦める決心がついた。


この時、優しい言葉をかけられていたら、私はこの病院にしがみつき完全に病んでしまっていただろう。


ここまで、夫との遠距離は4年経過していたが、振り出しに戻った😭😭😭😭😭